【天神ビッグバン】地上18階、高さ88.2m「天神ビジネスセンター2期計画」の建設状況（2023.11.21） : 超高層マンション・超高層ビル

南西側イメージ[出典：福岡地所]

　福岡の天神で建設中の「天神ビジネスセンター2期計画」(地上18階、高さ約88.2m)の完成予想図です。天神ビッグバンボーナスが認定されたビルで、福岡市役所北別館跡地を含む天神１丁目が建設地となっており、地下鉄天神駅や福岡市役所等につながる地下通路に接続します。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。

南西地上広場イメージ[出典：福岡地所]

　「天神ビジネスセンター2期計画」は福岡市役所北別館跡地を含む天神１丁目の再開発で、福岡市から「天神ビッグバンボーナス」の認定を受けています。規模は地上18階、塔屋2階、地下2階、高さ約88.2m、免震構造、敷地面積約4,085㎡、建築面積約3,514㎡、延床面積約6万2932㎡、事業主は天神一丁目761プロジェクト合同会社（福岡地所、九州電力、九電工）、福岡地所、設計者は前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体、施工者は前田・旭特定建設工事共同企業体で2026年6月頃の竣工予定となっています。

　デザインは一足先に竣工した隣の「天神ビジネスセンター」を担当した重松象平氏（OMAパートナー及びニューヨーク事務所代表）が監修することで、街区全体で統一感のあるビルとなります。両ビルとも建物の角を削りとったファサードデザインとすることで、シンボリックなデザインと広場空間を形成します。

天神ビジネスセンター2期計画「アクセラリウム」イメージ

「アクセラリウム」イメージ[出典：福岡地所]

　同ビルには地下広場から繋がる7層の吹抜け空間「アクセラリウム」が整備されます。この地下広場は地下鉄天神駅や福岡市役所等につながる地下通路と接続し、地下2階と地上2階では北側にある「天神ビジネスセンター」にも接続します。

天神ビジネスセンター2期計画基準階平面図

基準階平面図[出典：福岡地所]

　オフィスフロアは基準階面積約750坪以上(2,500㎡以上)のハイグレードオフィスとなります。

位置図[出典：福岡地所]

　建設地は福岡市地下鉄空港線「天神」駅の南東側で、地下通路に接続することによって駅まで繋がります。他にも西鉄天神大牟田線「西鉄福岡（天神）」駅、福岡市地下鉄七隈線「天神南」駅が徒歩圏にあります。

　2023年11月21日に南西側から撮影した「天神ビジネスセンター2期計画」(地上18階、高さ約88.2m)の建設地です。背後のビルは「天神ビジネスセンター」(地上19階、高さ89.525m)です。

　南東側から撮影。左側で建設中のビルは天神ビッグバンの一つ「福ビル街区建替プロジェクト」(地上19階、高さ約97m)です。

　北東側から撮影。東側は細い路地に面しています。

　北側に一足先に建設された「天神ビジネスセンター」(地上19階、高さ89.525m)です。角が削り取られたファサードデザインとなっており、「天神ビジネスセンター2期計画」も同じようなデザインになります。

　「天神ビジネスセンター」の夜景バージョンです。

　この角部分は夜になるとライトアップされ格好良さが増していました。「天神ビジネスセンター2期計画」も同じようなライトアップになると思われます。

　予定建築物についてのお知らせです。

■物件概要■
事業名：(仮称)天神ビジネスセンター2期計画
所在地：福岡県福岡市中央区天神１丁目76-1、76-2他
交通：福岡市地下鉄空港線「天神」駅
　　　福岡市地下鉄七隈線「天神南」駅
　　　西鉄天神大牟田線「西鉄福岡（天神）」駅
用途：事務所、店舗、駐車場
階数：地上18階、塔屋2階、地下2階
高さ：約88.2m
構造：鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
耐震性能：免震構造
敷地面積：約4,085㎡
建築面積：約3,514㎡
延床面積：約62,932㎡
建築主：天神一丁目761プロジェクト合同会社（福岡地所、九州電力、九電工）、福岡地所
設計者：前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体（前田建設工業、俊設計）
デザイン：重松象平／OMA
施工者：前田・旭特定建設工事共同企業体（前田建設工業、旭工務店）
工期：2023年10月頃着工～2026年6月頃竣工予定

▼福岡地所：ニュースリリース(2022年6月7日)
(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について