福岡の天神で建設中の「(仮称)天神一丁目北14番街区ビル」(地上18階、高さ約88m)です。2023年11月21日に撮影しました。天神ビッグバンによって建設されるビルの一つで、天神ビッグバンボーナスの適用を受けており、商業施設も入るオフィスビルになります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
天神一丁目北14番街区ビルについて
イメージパース[出典：日本生命保険]
「(仮称)天神一丁目北14番街区ビル」は天神地区における新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」の一つで、規模は地上18階、塔屋2階、地下2階、高さ約88m、敷地面積約3,050�屐�延床面積約3万9300�屬箸覆辰討い泙后７�築主は日本生命保険と積水ハウス、設計者は久米設計、施工者は大林組で2025年3月の竣工予定です。
天神ビッグバンとは規制緩和などを活用して民間ビルの建替えを促進することによって、天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクトで、国家戦略特区を活用した天神エリアの航空法の高さ制限の特例承認も受けています。また、同再開発は容積率緩和制度の拡大やテナントの優先紹介など天神ビッグバンボーナスが適用されています。
イメージパース[出典：日本生命保険]
北側の昭和通り側には地上広場が整備されベンチ等も配置されます。
イメージパース[出典：日本生命保険]
東側の道路沿いの完成予想図です。ここには幅員8mのゆとりある歩行者空間（プロムナード）が整備され、道路も都市計画道路の天神通線として拡幅されます。
イメージパース[出典：日本生命保険]
南側の明治通り側は壁面緑化も行われます。
位置図
位置図[出典：日本生命保険]
建設地は天神交差点の東側で、昭和通りと明治通りに挟まれた敷地となっています。また、目の前の明治通りの地下にある福岡市地下鉄空港線「天神」駅のコンコースに直結します。
また、計画地の南側に幅の広い道路が描かれていますが、それに合わせた歩道も含めて幅員約20mとなる都市計画道路の天神通線も整備されます。
建設状況
2023年11月21日に北側を通る昭和通り側から撮影した「(仮称)天神一丁目北14番街区ビル」(地上18階、高さ約88m)の建設地です。現地では地上部の鉄骨が組まれ始めていました。
東側の道路沿いから撮影。建設地は「日本生命福岡ビル」と「福岡三栄ビル」の跡地です。
建設地は南北に細長い敷地で北側の方が高くなります。
南側を通る明治通り沿いとなる南東側から撮影。右側の細い路地側には鉄骨が組まれていませんが、これは歩道も含めて幅員約20mとなる都市計画道路の天神通線が整備されるためです。
南側から撮影。都市計画道路もあるため南側は間口の狭いビルとなります。
宿泊した「西鉄イン福岡」の13階レストランから撮影。
広角で撮影。奥には「ザ・リッツ・カールトン福岡」が入る「福岡大名ガーデンシティ」(地上25階、高さ約111m)も見えていますが、ここからは見えなくなります。また、中央で建設中のビルは昨日のブログに掲載した「福ビル街区建替プロジェクト」(地上19階、高さ約97m)です。天神エリアは天神ビッグバンにより超高層化が進んでいます。
地図
物件概要
事業名：(仮称)天神一丁目北14番街区ビル
所在地：福岡県福岡市中央区天神一丁目155番他
交通：福岡市地下鉄空港線「天神」駅
西鉄天神大牟田線「西鉄福岡（天神）」駅
用途：事務所、店舗他
階数：地上18階、塔屋2階、地下2階
高さ：約88m
敷地面積：約3,050��
建築面積：−
延床面積：約39,300��
建築主：日本生命保険・積水ハウス
設計者：久米設計
施工者：大林組
工期：2025年3月竣工予定
出典
▼日本生命保険：ニュースリリース(2021年12月13日)
日本生命福岡ビル・福岡三栄ビルの建替について 〜天神地区を南北に結ぶ新たな通りと緑豊かな複合施設を創造〜
▼福岡市：天神ビッグバン
天神明治通り地区（天神一丁目北ブロック14番街区）地区計画等の変更について
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