外観パース[出典：野村不動産]
石神井公園駅前で計画されているタワーマンション「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上26階、高さ99.90m)の完成予想図です。野村不動産が参加組合員として参画する再開発で、現地には建築計画のお知らせが設置され、2024年10月1日に着工予定となったことが判明しています。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。
石神井公園駅南口西地区について
断面イメージ[出典：東京都]
「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」は石神井公園駅の南口側の再開発で北街区と南街区に分かれています。北街区の規模は地上26階、塔屋1階、地下2階、高さ99.90m、敷地面積3,082.12�屐�建築面積2,137.97�屐�延床面積3万133.75�屐�建築主は石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合（参加組合員：野村不動産）、設計者はアール・アイ・エー、施工者は前田建設工業で2024年10月1日着工、2028年2月29日竣工予定となっています。
南街区の規模は地上9階、高さ34.96m、敷地面積525.76�屐�建築面積381.10�屐�延床面積2,694.54�屐∩躙与�約20戸、建築主は石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合（参加組合員：野村不動産）、設計者はアール・アイ・エー、施工者は前田建設工業で2024年10月1日着工、2028年2月29日竣工予定となっています。
断面図[出典：練馬区]
タワーマンションとなる北街区のフロア構成は、地下に駐車場や駐輪場、1階〜2階に店舗、3階〜5階に公益施設、そして6階〜26階が総戸数約210戸の共同住宅になります。
断面図[出典：練馬区]
小規模な南街区のフロア構成は、1階〜2階に店舗、3階〜5階に公益施設、そして6階〜9階が総戸数約20戸の共同住宅になります。
配置図[出典：東京都]
「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」は敷地中央に整備される幅員16mの都市計画道路を境に北街区と南街区に分かれており、駅に近い北街区に26階建てのタワーマンションが配置されます。
イメージパース[出典：練馬区]
少し古い2020年7月の原案説明資料に掲載された南西から見た北街区です。
イメージパース[出典：練馬区]
石神井公園駅の西口前の北側から見た様子です。建物内を貫く歩行者通路が整備されます。
イメージパース[出典：練馬区]
北街区の東端には広場が整備されます。
平面図
地下2階平面図[出典：練馬区]
「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」の平面図です。地下2階は機械式駐車ピットになります。
地下1階平面図[出典：練馬区]
地下1階に駐輪場が設置されます。
1階平面図[出典：練馬区]
1階は北街区も南街区も主に店舗となり、北街区には建物内を貫く歩行者通路が整備されます。
2階平面図[出典：練馬区]
2階も主に店舗となります。
3階平面図[出典：練馬区]
店舗は2階までとなっており、3階から5階は北街区が公益施設、南街区が事務所となります。
4階平面図[出典：練馬区]
5階平面図[出典：練馬区]
北街区6階、南街区6〜9階平面図[出典：練馬区]
北街区、南街区ともに6階からが住宅フロアとなります。
北街区7〜9階、南街区R階平面図[出典：練馬区]
北街区の7〜9階の西側には狭い住居も用意されていることがわかりますが、その部分は地権者住宅の可能性がありそうです。
北街区10〜23階平面図[出典：練馬区]
10〜12階の西側にも少し狭まい住居が用意されています。
北街区24〜26階・R階・PH階平面図[出典：練馬区]
24〜26階はプレミアムフロアといった感じでしょうか。他のフロアよりも広めの住戸が用意されています。
位置図
位置図[出典：東京都]
計画地は西武池袋線「石神井公園」駅西口の目の前で徒歩1分。駅前ロータリーのある南口からも近い場所となっています。
GoogleEarthに加筆
南側には駅名にもなっている「東京都立石神井公園」が徒歩圏にあります。ちなみに「石神井」と書いて「しゃくじい」と読みます。
GoogleEarthに加筆
「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」の計画地にズームです。駅前の都市計画道路が同再開発を貫くことになります。
また、計画地西側には「プラウドタワー石神井公園」(地上25階、高さ88.55m)があり、駅を挟んだ北東側には「石神井公園ピアレス」(地上33階、最高高さ103.07m)があり、石神井公園駅周辺では3棟目のタワーマンションとなります。
現況
2023年12月18日に東側から撮影した「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。ほとんどのビルがまだ普通に営業していました。この星乃珈琲が入るビルがある場所には都市計画道路が整備され、左側が地上9階、高さ34.96mの南街区となり、右側が地上26階、高さ99.90mのタワーマンションが建設される北街区になります。
南西側から撮影した南街区です。移転のお知らせが貼ってある店舗もありました。
東側から撮影した北街区です。松屋など稼働している店も多くありました。
稼働している店舗多く、これから再開発が始まるような雰囲気はまだありませんでした。
北西側から撮影。
敷地内を貫く細い路地を入ると閉鎖済みの駐車場がありました。この奥に大鷲神社がありましたが、神社に行く道は閉鎖されており、仮遷座したとのお知らせが出ていました。
ちなみに建築計画のお知らせと一緒に再開発見直しを訴える張り紙もありました。
練馬区役所の20階にある無料の展望ロビーから見た石神井公園駅方面です。矢印の背後のタワーマンションが「プラウドタワー石神井公園」(地上25階、高さ88.55m)で、それにちょうど重なるような位置が「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業 北街区」(地上26階、高さ99.90m)の建設地になります。
また、右端のタワーマンションは駅の北口側にある「石神井公園ピアレス」(地上33階、最高高さ103.07m)です。
少し広角で撮影。右後ろは大泉学園駅周辺のタワーマンションで、左端はひばりヶ丘駅前の「HIBARI TOWER」(地上33階、最高高さ108.77m)です。ここに新たなタワーマンションが加わることになります。
地図
物件概要(北街区)
南街区の建築計画のお知らせです。こちらは超高層ではないので物件概要の書き写しは省略します。
北街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要（北街区）■
事業名：石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 南街区
所在地：東京都練馬区石神井町三丁目24番〜25番の一部
交通：西武池袋線「石神井公園」駅 徒歩1分
用途：店舗、公営施設、共同住宅、駐車場、駐輪場
総戸数：約210戸
階数：地上26階、塔屋1階、地下2階
高さ：99.90m
敷地面積：3,082.12��
建築面積：2,137.97��
延床面積：30,133.75��
建築主：石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合
参加組合員：野村不動産
設計者：アール・アイ・エー
施工者：前田建設工業
工期：2024年10月1日着工〜2028年2月29日竣工予定
出典
▼練馬区：石神井公園駅周辺のまちづくり（2023年11月7日）
石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業（事業中）
▼練馬区：石神井公園駅周辺のまちづくり（2022年6月11日）
石神井公園駅南地区地区計画および石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業（令和2年12月都市計画決定）
▼野村不動産：ニュースリリース（2022年10月17日）
「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ
▼東京都：報道発表資料（2022年9月15日）
石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合の設立を認可します
- カテゴリ
- 練馬区
