
渋谷で解体中の「東急百貨店本店」です。2023年12月1日に渋谷スカイから撮影しました。解体後の跡地には「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト(Shibuya Upper West Project)」として地上34階、高さ155.8mの商業施設やホテル、賃貸レジデンスが入る複合施設が建設されます。この記事では同プロジェクトの概要や東急百貨店本店の解体状況、地図等を載せています。
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトについて

外観イメージ[出典:東急]
「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」は「東急百貨店本店」跡地に建設される複合施設で、規模は地上34階、地下4階、高さ155.8m、敷地面積1万3675�屐�Bunkamura含む)、建築面積1万2130�屐�Bunkamura含む)、延床面積11万9720�屐�Bunkamura含む)となっています。建築主は東急、設計者は日建設計で2024年7月上旬着工、2028年3月下旬の竣工予定です。
デザインはノルウェーの建築・デザイン事務所「Snohetta(スノヘッタ)」が起用されており、同プロジェクトは東急グループとLCRE(L Catterton Real Estate)とのパートナーシップにより推進されます。

用途配置図[出典:東急]
フロア構成は低層部がリテール(小売)、アート&カルチャー、中層部がホテル、そして高層部が賃貸レジデンスとなります。低層部にある「The Hive(ザ・ハイブ)」は光が降り注ぐアトリウム空間で、基壇部の「The Sanctuary(ザ・サンクチュアリ)」は緑豊かな空間になります。
ホテルは「Swire Hotels(スワイヤー・ホテルズ)」が展開するコンテンポラリーラグジュアリーブランドの「The House Collective(ザ・ハウス・コレクティブ)」が日本初進出します。

ザ・サンクチュアリイメージ[出典:東急]
上空から見た基壇部のザ・サンクチュアリの完成予想図です。左側にある同じ高さのビルが大型複合文化施設の「Bunkamura」で、2023年4月10日からオーチャードホールを除いて休館して大規模改修工事が行なわれ、「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」の開業と同時に営業再開する予定となっています。
位置図

計画地位置図[出典:東急]
計画地は渋谷駅から見て北西側徒歩約5分で、「SHIBUYA 109」の右側にある文化村通りの正面に位置しています。ここは松濤の住宅地がある奥渋エリアとの結節点となっています。

2020年12月18日にヘリから撮影した「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」の計画地です。赤い網掛けをしたのが「東急百貨店本店」で、そこに接しているアリーナのような形をした建物が大型複合文化施設の「Bunkamura」です。ここを境に松濤の住宅地が広がっていることがわかります。
東急百貨店本店の解体状況

2023年12月1日に東から撮影した解体工事中の「東急百貨店本店」です。建物本体の解体工事が始まっており低くなり始めています。
解体後の跡地には高層部が賃貸マンションとなる「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト(Shibuya Upper West Project)」(地上34階、高さ155.8m)が建設されます。

南西側から撮影。左が大規模改修工事が行なわれる「Bunkamura」、右が解体工事中の「東急百貨店本店」です。

北側から撮影。

「Bunkamura」と「東急百貨店本店」は接しているため、見た目的には部分解体といった感じになっています。

同じ日に「渋谷スカイ」から撮影した解体工事中の「東急百貨店本店」です。屋上に重機を載せて解体工事が行なわれています。

ここの解体工事がNHKの解体キングダムで放送されていましたが、解体工事を行っている重機は目の前の道路を封鎖して、深夜に大型クレーンで吊り上げていました。

番組では普通の重機が届かないビル最上部を、人力で解体する様子が放送されていました。

また、重機は大割解体用や電磁石で鉄筋など金属を集めるなど役割分担されていました。

解体キングダムは撮っている現場が出ることがあり、解体の裏側を知ることができるので面白いです。

渋谷のスクランブル交差点も入れて撮影。建設地は渋谷のスクランブル交差点から「渋谷109」に向かい、そこにあるY字型交差点の右側にある文化村通り正面に位置しています。デザイン的にも文化村通りから正面に見えるという位置的にも、渋谷のシンボルタワーの一つになりそうです。
地図
物件概要

建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名:渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト(Shibuya Upper West Project)
所在地:東京都渋谷区道玄坂二丁目24番1号
交通:JR・東急・東京メトロ・京王「渋谷」駅
用途:物販店、飲食店、ホテル、共同住宅、美術館、駐車場
階数:地上34階、地下4階
高さ:155.8m
構造:鉄骨造(地上)、鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)
基礎工法:べた基礎
敷地面積:13,675�屐�Bunkamura含む)
建築面積:12,130�屐�Bunkamura含む)
延床面積:119,720�屐�Bunkamura含む)
建築主:東急
設計者:日建設計、石本建築事務所
デザイン:Snohetta
施工者:未定
工期:2024年7月上旬着工〜2028年3月下竣工予定
出典
▼東急:ニュースリリース(2022年7月21日)
渋谷の新たなシンボル“Shibuya Upper West Project”が
2027年度竣工に向け始動!
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