西麻布で建設中の「パークウェルステイト西麻布」(地上36階、最高高さ128.43m)です。2023年11月27日に撮影しました。三井不動産レジデンシャルウェルネスが運営する超高層シニアレジデンスで、35階・36階の最上階2層は帝国ホテルによる調理・サービス提供が行われるダイニングが入ります。この記事では同シニアレジデンスの概要や建設状況、地図等を載せています。
パークウェルステイト西麻布について
外観完成予想CG[出典：公式HP]
「パークウェルステイト西麻布」は六本木と渋谷の中間地点となる西麻布の超高層シニアレジデンスで、規模は地上36階、地下1階、高さ124.80m、最高高さ128.43m、敷地面積7,018.51�屐�建築面積2,894.96�屐�延床面積4万5984.79�屐�一般居室344室、介護居室60室となっています。建築主は三井不動産レジデンシャル、運営は三井不動産レジデンシャルウェルネス、設計者と施工者は大林組で2024年6月30日竣工、2024年10月の開業予定です。
外観完成予想CG[出典：公式HP]
1階が医療法人社団 慶永会のクリニックや共用施設フロア、2〜3階が介護居室フロア、9階がスパ・フィットネスフロア、4〜8階と10〜34階が一般居室フロアとなり、そして最上階の35階・36階が帝国ホテルによるダイニングフロアになります。
敷地配置完成予想イラスト[出典：公式HP]
1階に配置される共用施設はラウンジ、ライブラリー、カラオケルーム、麻雀ルーム等があり、敷地南東角側には2つの池があるプライベートガーデンも整備されます。
ロビーラウンジ完成予想CG[出典：公式HP]
ロビーラウンジからはプライベートガーデンの風景を楽しむことができます。
外観・中庭完成予想CG[出典：公式HP]
中庭のプライベートガーデンにはティーパビリオンがあり、帝国ホテルによるコンチネンタルブレックファストやカフェサービスなどを楽しむことができます。
グランドエントランス完成予想CG[出典：公式HP]
グランドエントランスは西側の路地に面しており、植栽のある9階部分がスパ・フィットネスフロアになります。
9階概念図[出典：公式HP]
そのスパ・フィットネスフロアとなる9階の概念図です。ウェルネスプール、フィットネスジム、リラクゼーションラウンジ、そしてサウナや炭酸浴槽も備えた大浴場が配置されます。
ウェルネスプールは無理のない健康づくりを目的に開発されたプールで、医科学に基づき効果的に設定された体温に近い水温、シニアの運動に適した水深のプールとなっており、プール内を巡ることで様々な運動効果が得られるとのことです。
ダイニング完成予想CG[出典：公式HP]
最上階の35階・36階は帝国ホテルによるダイニングフロアで、日々のメニューは和洋中を入れ替えながら用意され、ディナーは好きな料理を組み合わせるプリフィックススタイルとなります。また、アラカルトやイベントメニューでは帝国ホテル人気のメニューを楽しむこともできます。
ダイニングフロアにはバーコーナーがありお酒を楽しむこともできます。また、36階には3つの個室が用意されており、コースメニュー等はもちろん、外部のシェフを呼んでパーティを開催することも可能となっています。
間取り・価格
47Aタイプ[出典：公式HP]
47Aタイプの間取り図です。間取りは1LDK、専有面積は46.94��(トランクルーム面積0.83�峇泙�)、バルコニー面積は13.60�屬箸覆辰討い泙后�
5階の同タイプの入居一時金は入居時の年齢で変動し、75歳では8802万円、82歳では5868万円で、二人入居の場合はさらに追加で2400万円が必要となります。これに加えて共益費と基本サービス料は1人入居の場合は月額24万2700円、2人入居の場合は月額41万8700円となっています。水道光熱費､ダイニングでのお食事代、各種放送受信料、新聞・雑誌台、医療費、駐車場代等は月額費用に含まれておらず、間取り図内にある家具・調度品も料金に含まれていません。
63Aタイプ[出典：公式HP]
63Aタイプの間取り図です。間取りは1LDK+WIC、専有面積は63.05��(トランクルーム面積0.95�峇泙�)、バルコニー面積は13.40�屬箸覆辰討い泙后�
13階の同タイプの入居一時金は75歳では1億1034万円、82歳では7356万円で、二人入居の場合は追加で2400万円が必要となります。共益費と基本サービス料は1人入居の場合は月額26万5630円、2人入居の場合は月額44万1630円となっています。
75Aタイプ[出典：公式HP]
75Aタイプの間取り図です。間取りは2LDK+N、専有面積は74.76��(トランクルーム面積1.43�峇泙�)、バルコニー面積は7.05�屬箸覆辰討い泙后�
22階の同タイプの入居一時金は75歳では2億3868万円、82歳では1億5912万円で、二人入居の場合は追加で2400万円が必要となります。共益費と基本サービス料は1人入居の場合は月額28万2270円、2人入居の場合は月額45万8270円となっています。
104Bタイプ[出典：公式HP]
104Bタイプの間取り図です。間取りは2LDK+2WIC+N+P、専有面積は104.09��(トランクルーム面積2.47�峇泙�)、バルコニー面積は17.05�屬箸覆辰討い泙后�
この部屋は二人入居限定で、28階の同タイプの入居一時金は75歳では3億5844万円、82歳では2億4696万円で、共益費と基本サービス料は月額49万9960円となっています。
119Aタイプ[出典：公式HP]
119Aタイプの間取り図です。間取りは2LDK+2WIC+SIC+N、専有面積は119.14�屐淵肇薀鵐�ルーム面積3.31�峇泙燹法▲丱襯灰法写明僂�17.05�屬箸覆辰討い泙后�
この部屋は二人入居限定で、28階の同タイプの入居一時金は75歳では5億4132万円、82歳では3億6888万円で、共益費と基本サービス料は月額52万1530円となっています。
位置図
位置図[出典：公式HP]
「パークウェルステイト西麻布」の建設地は六本木と渋谷の中間地点の西麻布で都心の電車空白地帯に位置しており、東京メトロ日比谷線「広尾」駅からは徒歩12分(約950m)、東京メトロ日比谷線「六本木」駅からは徒歩12分(約950m)、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅からは徒歩15分(約1180m)、東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅からは徒歩13分となっています。
建設状況
2023年11月27日に北東側から撮影した「パークウェルステイト西麻布」(地上36階、最高高さ128.43m)です。目の前の高架は首都高渋谷線で、その両側の地上の道路は六本木通りとなっています。この道路を左に行くと六本木駅前、右に行くと渋谷駅前に繋がります。
北西側から撮影。左後ろは「リビオレジデンス西麻布」(地上32階、最高高さ116.00m)で、六本木方面の眺望を遮る賃貸のタワーマンションとなっています。
南西側から撮影。こちらの西側にグランドエントランスが設置されます。
南東側路地から撮影。建設地は「西麻布三井ビルディング」の跡地です。
同じ日に六本木ヒルズの展望台から撮影。手前が「リビオレジデンス西麻布」でその背後が「パークウェルステイト西麻布」です。
「パークウェルステイト西麻布」の最上部にズームです。最上階となる35階、36階の帝国ホテルによるダイニングフロアからは六本木ヒルズ方面の眺望が楽しめそうですが、東向きの居住のフロアの大部分は正面にタワーマンションといった眺望になりそうです。
12月1日に「渋谷スカイ」から撮影。
少し広角で撮影。この写真では東京タワーが見えていますが、「パークウェルステイト西麻布」からは「六本木ヒルズレジデンス」に重なってしまって、見えても東京タワーの先端だけになるようです。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：パークウェルステイト西麻布
計画名称：(仮称)港区西麻布四丁目計画
所在地：東京都港区西麻布四丁目168-1番地14筆
交通：東京メトロ日比谷線「広尾」駅より徒歩12分(約950m)
東京メトロ日比谷線「六本木」駅より徒歩12分(約950m)
都営地下鉄大江戸線「六本木」駅より徒歩15分(約1180m)
東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅より徒歩13分(約1000m)
用途：有料老人ホーム
総戸数：404室（一般居室344室、介護居室60室）
階数：地上36階、地下1階
高さ：124.80m(最高高さ128.43m)
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：7,018.51��
建築面積：2,894.96��
延床面積：45,984.79��
建築主：三井不動産レジデンシャル シニアレジデンス事業部
設計者：大林組 一級建築士事務所
施工者：大林組 東京本店
工期：2021年5月31日着工〜2024年6月30日竣工予定
開業：2024年10月予定
運営：三井不動産レジデンシャルウェルネス
医療連携：医療法人社団慶永会
介護・看護パートナー：東京海上日動ベターライフサービス
出典
▼公式HP：パークウェルステイト西麻布
https://www.mfrw.co.jp/parkwellstate/nishiazabu/
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