完成イメージ[出典：習志野市]
津田沼駅南口の大規模再開発「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」の都市計画に関する説明会が開催され、その説明会資料が習志野市のHPにて公開されました。習志野文化ホールも入るモリシア津田沼や津田沼公園等がある場所の再開発で、商業施設、文化ホール、オフィス、そして50程度のタワーマンションで構成される計画となっています。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
津田沼駅南口地区について
断面図[出典：習志野市]
「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」は津田沼駅南口の「モリシア津田沼」や「津田沼公園」等がある場所の大規模再開発で、規模は地上50階程度、地下2階、区域面積約3.5haで事業者は野村不動産となっています。地下2階に駐車場、地下1階〜4階に商業施設、5階〜8階にオフィス、5階〜9階に文化ホール、そして50階程度、1000戸程度の共同住宅で構成されます。
※ これらの図は2023年11月時点のもので、今後変更になる可能性があります。
今後は2023年12月から都市計画手続き、2024年10月に都市計画決定、2025年4月に事業認可、2025年11月に権利変換認可を経て、2027年中着工(目標)、2031年中竣工(目標)となっています。事業完了は2032年中(目標)です。
配置図[出典：習志野市]
JR津田沼駅の南口前の2階には約2,500�屬留愾姐�場デッキが整備され、そのデッキの先に約4,000�屬硫鮎綛�場もある商業施設が配置され、その上にオフィスと文化ホールが配置されます。そして敷地南東側に50階程度のタワーマンションが計画されています。
完成イメージ[出典：習志野市]
駅前広場デッキの1階はバス乗り場がある駅前広場として整備されます。
位置図
位置図[出典：習志野市]
計画地はJR総武線「津田沼」駅の南側一帯となっており、駅前広場デッキにより駅直結となります。また、この図の右側には新京成線「新津田沼」駅があります。
現況
JR津田沼駅のペデストリアンデッキから撮影した「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。中央奥は習志野市で最高層タワマンの「津田沼 ザ・タワー」(地上44階、最高高さ161.04m)です。その左手前にそれを越す高さとなる地上50程度のタワーマンションが計画されています。
北東側から撮影。手前の木々がある場所が「津田沼公園」で、その背後が「習志野文化ホール」やオフィス、商業施設で構成される「モリシア津田沼」です。これらがある場所に商業施設、オフィス、文化ホールで構成される大きなビルとタワーマンションが建設されます。
「津田沼公園」では同事業による地質調査のボーリングが行われていました。
南東側から撮影。この角地が地上50程度のタワーマンションの建設地になります。「津田沼 ザ・タワー」とはお見合い部屋にならないようずらした配置となっています。
南西側から撮影。こちらの5階〜8階がオフィスフロアとなります。そのオフィスフロアとタワーマンションの間の5階〜9階が文化ホールになります。現在は習志野文化ホールがあるので再び習志野文化ホールになるものと思われます。
北西側から撮影した「津田沼公園」と「モリシア津田沼」です。
「モリシア津田沼」から見た「津田沼公園」です。通路の奥にはJR津田沼駅の北口側で解体中の「津田沼パルコ」が見えており、規模は不明ですが三井不動産レジデンシャルによる商業・住宅の複合施設が計画されています。
西側から見た津田沼駅南口駅前広場です。再開発後もバス乗り場が配置されます。
北西側から撮影した「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」の計画地全体です。左に見えているのは「千葉工業大学 津田沼キャンパス」の1号館(地上20階、高さ93.65m)と2号館(地上20階、高さ98.5m)で、4棟の超高層が密集するエリアとなります。
地図
物件概要
事業名：津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業
所在地：千葉県習志野市谷津１丁目16
交通：JR総武線「津田沼」駅
新京成線「新津田沼」駅
用途：共同住宅、商業施設、事務所、文化ホール、駐車場、広場
総戸数：1000戸程度
階数：地上50階程度、地下2階
高さ：−
区域面積：約3.5ha
敷地面積：−
建築面積：−
延床面積：−
事業者：野村不動産
設計者：−
施工者：−
工期：2027年中着工〜2031年中竣工目標
出典
▼習志野市：JR津田沼駅周辺整備（2023年12月3日）
津田沼駅南口地区に係る都市計画に関する説明会
▼建設通信新聞（2023年12月4日）
12月内に都計手続き/住宅棟50階1000戸/習志野市の津田沼駅南口再開発
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