解体工事が始まった「東商センタービル」(地上10階)です。2023年11月25日に撮影しました。展示場の東商センターが入っていた隅田川沿いのマンションで、解体後の跡地は地上34階、最高高さ121.78mのタワーマンション「(仮称)東商センタービルマンション建替え事業」へ建替えられます。この記事では同タワマンの概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
東商センタービルマンション建替え事業について
地下1階、1階平面図
「(仮称)東商センタービルマンション建替え事業」は展示場の東商センターが入っていた「東商センタービル」の建替えで、規模は地上34階、地下1階、高さ119.38m、最高高さ121.78m、敷地面積2,366.65�屐�建築面積1,101.52�屐�延床面積2万7428.42�屐∩躙与�267戸となっています。建築主は東商センタービルマンション建替組合、設計者はIAO竹田設計で2024年2月1日着工、2026年10月31日の竣工予定です。
これは現地に設置されていた権利変換計画 配置設計図で、各階の平面図が掲載されていました。
2階、3階平面図
2階はラウンジや集会室といった共用施設が配置され、そして東側に描かれている階段から隅田川に行けるようになるようです。住宅フロアは3階からとなります。
4階、5、6階平面図
3階、4階の住宅フロアは隅田川側に配置され、5階からが東京都心方面となる西側にも住宅が配置されます。
7〜16階、17階平面図
17階の北東角に東京スカイツリービューとなるラウンジが配置されます。
18〜22階、23階平面図
住宅の配置されている方角からして、隅田川の花火大会は北向きの部屋しか見えなさそうです。
24〜32階、33、34階平面図
最上部の33階、34階はワンフロアに6戸だけとなります。
PH1階、PH2階平面図
屋上階の平面図です。
既存建物解体状況
2023年11月25日に隅田川越しに撮影した解体工事中の「東商センタービル」(地上10階)です。
左のマンションは「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」(地上20階、高さ66.1m)で、解体後の跡地はその倍くらいの高さとなるタワーマンション「(仮称)東商センタービルマンション建替え事業」(地上34階、最高高さ121.78m)が建設されます。
解体の施工者は田中建設工業で、地上部の解体工期は2024年4月30日までとなっています。新築工事の着工は2024年2月1日予定となっていますが多少遅れるのかもしれません。
現地に設置されていた作業予定は内装解体、足場組立、パネル貼りとなっていました。
目の前は隅田川となっているため、東側の部屋は低層階でも永久眺望となります。
隅田川の対岸は東京水辺ライン両国発着場がある両国リバーセンターとなっています。
西側から撮影。大きな通りからは離れているため静かな環境となっています。
東側は低層階でも開けた眺望が広がりますが、西側は中層階辺りにならないとあまり眺望はありません。
2023年4月27日に東京スカイツリーの天望回廊から撮影した「東商センタービル」です。解体工事が始まる前の状態です。
少し広角で撮影。矢印を入れた場所に「(仮称)東商センタービルマンション建替え事業」(地上34階、最高高さ121.78m、2026年10月31日竣工予定)が建設されます。
また、右下の白い大きめのビルは昨日のブログに掲載した「旧ライオン本社ビル」で、京浜急行電鉄によるタワーマンション「(仮称)隅田川沿川厩橋周辺地区」(地上26階、高さ約92.9m、2028年3月竣工予定)の建設地になります。
解体工事のお知らせです。
地図
計画地はJR総武線・都営浅草線「浅草橋」駅の東側で、隅田川に面した場所となっています。
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
計画名称：(仮称)東商センタービルマンション建替え事業
所在地：東京都台東区柳橋二丁目4番2
用途：共同住宅、駐車場、店舗
総戸数：267戸
階数：地上34階、地下1階
高さ：高さ119.38m（最高高さ121.78m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：2,366.65��
建築面積：1,101.52��
延床面積：27,428.42��
建築主：東商センタービルマンション建替組合
設計者：IAO竹田設計
施工者：未定
工期：2024年2月1日着工〜2026年10月31日竣工予定
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