外観イメージパース[出典：広島市]
広島市中区の基町駐車場や旧広島朝日ビル跡地などの再開発「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」(地上31階、高さ約160m)の完成予想図です。中國新聞に掲載された記事により2023年12月14日から既存建物の解体工事が始まり、2024年10月に着工することが判明しました。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
基町相生通地区について
ゾーニング計画[出典：広島市]
「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」は広島電鉄の立町停留場の目の前の再開発で、高層棟、変電所棟、市営駐輪場棟に分かれています。高層棟の規模は地上31階、地下1階、高さ約160m、敷地面積約7,500�屐柄澗痢法�建築面積約5,900�屐柄澗痢法�延床面積約7万7900�屐聞眩愿錙法�建築主は都市再生機構(代表)、朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワークで2024年10月着工、2027年度竣工予定となっています。
高層棟の低層部には店舗や産業支援施設MICなどが配置され、中層部は事務所、高層部はホテルになります。また、低層部には広島商工会議所が入ります。
断面図[出典：広島市]
高層棟の断面図を見ると最上部2層の階高が高くなっているため、レストラン等が配置されることになりそうです。
配置図[出典：広島市]
計画地は広島市営基町駐車場、変電所、そして旧広島朝日ビル跡地で駐車場として利用されていた場所で、再開発後は高層棟、変電所棟、市営駐輪場棟の3棟が配置されます。
変電所棟の規模は地上5階、高さ30m、延床面積約2,800�屐∋埀鎮麥愍貪錣竜�模は地上5階、地下1階、高さ20m、延床面積約5,600�屬如�高層棟と変電所棟は2027年度の竣工予定となっていますが、市営駐輪場棟は2029年度の竣工予定です。
外観イメージパース[出典：広島市]
広島電鉄が通る相生通り側から見た低層部の完成予想図です。
外観イメージパース[出典：広島市]
相生通り沿いには大規模なピロティ空間が整備されます。
平面図
地下1階、1階平面図[出典：広島市]
1階部分には既存の道路があり、その道路は封鎖されることなく1階分は分断されます。
2階、3階平面図[出典：広島市]
その道路部分は2階以上で繋がります。3階にはオフィスエントランスが設けられます。
4階、5階平面図[出典：広島市]
4階からがメインのオフィスフロアとなります。
6〜8階平面図[出典：広島市]
M7階部分でセットバックします。
9〜20階平面図[出典：広島市]
19階までがオフィスフロアとなり、20階からがホテルフロアとなります。
21〜31階平面図[出典：広島市]
31階までホテルフロアとなりますが、30階と31階はレストラン等になるかと思います。
R階〜PH2階平面図[出典：広島市]
屋上階は機械室等になります。
位置図
位置図[出典：広島市]
計画地はJR広島駅の西側、広島県庁の東側、広島城の南東側、原爆ドームの東側に位置しています。
位置図[出典：広島市]
敷地の南側は広島電鉄も通る相生通りに面しており、立町停留所の目の前となっています。
現況
2023年11月20日に相生通り沿いから撮影した「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」(地上31階、高さ約160m)の計画地の一部となる「旧広島朝日ビル」跡地の駐車場です。
コインパーキングとして利用されていましたが、撮影時には閉鎖されていました。
その隣にある「広島市営基町駐車場」です。ここと「旧広島朝日ビル」跡地の駐車場の間にある道路は封鎖されずに、道路上空に建物が建設されます。
こちらの駐車場はまだ利用されているようでしたが、2023年12月14日から2024年9月末までに解体されるとのことです。
地図
物件概要（高層棟）
事業名：基町相生通地区第一種市街地再開発事業
所在地：広島県広島市中区基町
交通：広島電鉄「立町停留場」
アストラムライン「本通」駅
用途：ホテル、事務所、店舗、駐車場
階数：地上31階、地下1階
高さ：約160m
構造：鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積：約7,500�屐柄澗痢�
建築面積：約5,900�屐柄澗痢�
延床面積：約77,900�屐聞眩愿錙�
約86,300�屐柄澗痢�
建築主：都市再生機構(代表)、朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク
設計者：−
施工者：−
工期：2024年10月着工〜2027年度竣工予定
出典
▼中國新聞（2023年11月24日）
旧広島市営基町駐車場の再開発、高層ビル2024年10月着工へ 広島市中区
※ リンク先はYahooニュース
▼広島市：広島市の市街地再開発事業（2023年10月2日更新）
基町相生通地区市街地再開発事業
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