地上21階、高さ約98m「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」の建設状況！低層部にテレビ大阪新本社が入る大阪城前のホテル（2023.10.23） : 超高層マンション・超高層ビル

　大阪城近くで建設中のホテル「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」(地上21階、高さ97.97m)です。2023年10月23日に大阪城天守閣から撮影しました。低層部はテレビ大阪の新本社、中高層部はホテルとなります。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。

外観イメージ[出典：大和ハウス工業]

　「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」は日本経済新聞社旧大阪本社跡地の複合施設で、規模は地上21階、地下1階、高さ97.97m、敷地面積4,372.56㎡、建築面積2,765.07㎡、延床面積3万8877.12㎡となっています。建築主は日本経済新聞社、大和ハウス工業、設計者と施工者は竹中工務店で2023年12月31日竣工、2024年春の開業予定です。

外観イメージ[出典：ヒルトン]

　低層部はテレビスタジオなどテレビ大阪の新本社となり、中高層部が総客室数377室のホテル「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」となります。

　外観デザインは「和模様」をコンセプトとし、隣接する大阪城の白壁や石垣、日本古来の市松模様など日本的な要素を取り入れています。

大阪・大手前一丁目プロジェクトテラス空間[出典：大和ハウス工業]

　目の前を流れる寝屋川沿いには水辺に桜を配した大阪城公園へと続くテラス空間が設けられます。また、敷地の東西には一般開放する多目的広場が整備されます。

テレビ大阪外観イメージ[出典：大和ハウス工業]

　1～4階は日本経済新聞社が区分所有し、日経グループの情報発信拠点としてテレビ大阪の新本社として利用されます。

ダブルツリーbyヒルトン大阪城外観イメージ[出典：大和ハウス工業]

　6～20階は大和ハウス工業が区分所有し、ヒルトンにおいて関西初のブランドとなる「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が出店します。

ダブルツリーbyヒルトン大阪城ホテルロビーイメージ[出典：大和ハウス工業]

　ホテルにはレストラン、カフェバー、ロビーラウンジ、フィットネス・プール、エグゼクティブラウンジ、宴会・会議室などを備えられます。

客室：スタンダードイメージ[出典：ヒルトン]

　スタンダート客室の完成イメージです。

大阪・大手前一丁目プロジェクト位置図

位置図[出典：大和ハウス工業]

　場所は京阪本線/中之島線・大阪メトロ谷町線「天満橋」駅の東側で、「大阪城公園」前の目の前の寝屋川沿い沿いに位置しています。

　2023年10月22日に北西側から撮影した「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」(地上21階、高さ97.97m)です。2023年12月31日竣工予定ということで、外観はほぼ完成しています。

　2023年10月23日に北東側にある大坂橋から撮影。低層部はテレビ大阪新本社となります。

　目の前を流れる寝屋川沿いにはテラス空間が設けられます。

　南東側から見上げた様子です。

　低層部は大阪テレビとなるため「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」の客室は一番下のフロアでもある程度の高さがあります。

　そのため一番下のフロアの客室でも眺望が楽しめるホテルになります。

　大阪城内から撮影。ホテルの南向き客室からは大阪城方面の景色が楽しめます。

　大阪城天守閣から撮影。南側の全客室が見えるということは、逆に南側の全客室から大阪城が見えるということになります。

　少し広角で撮影。このホテルから大阪城を眺めてみたいものです。

　建築計画のお知らせです。

■物件概要■
ホテル名：ダブルツリーbyヒルトン大阪城
事業名：(仮称)大手前一丁目プロジェクト
所在地：大阪府大阪市中央区大手前一丁目1番1・1番2・1番3・1番4
交通：大阪メトロ谷町線「天満橋」駅
　　　京阪本線・京阪中之島線「天満橋」駅
用途：ホテル・事務所・テレビスタジオ
総客室数：377室
階数：地上21階、地下1階
高さ：97.97m
構造：鉄骨造
敷地面積：4,372.56㎡
建築面積：2,765.07㎡
延床面積：38,877.12㎡
建築主：日本経済新聞社、大和ハウス工業
設計者：竹中工務店大阪一級建築士事務所
施工者：竹中工務店大阪本店
工期：2021年8月1日着工～2023年12月31日竣工予定
開業：2024年春予定

▼大和ハウス工業：ニュースリリース（2021年8月4日）
「大阪・大手前一丁目プロジェクト」着工

▼ヒルトン：ニュースリリース（2021年8月4日）
「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が2024年春に開業予定