うめきたで建設中の「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」(地上39階、高さ181.50m)です。2023年10月23日に撮影しました。建設地は「グラングリーン大阪（うめきた2期）」の南街区で、高層部にウォルドーフ・アストリア大阪が入る地上39階建てのパークタワー、オフィスビルとなる地上18階建てのゲートタワー、ホテル阪急グランレスパイア大阪が入る地上28階建てのサウスタワーの3棟で構成される超大規模複合施設となっています。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟について
外観完成予想図[出典：公式HP]
「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」は「グラングリーン大阪（うめきた2期）」の南街区の超大規模複合施設で、規模は地上39階、地下3階、高さ181.50m、敷地面積2万5262.07�屐�建築面積1万6962.08�屐�延床面積31万6140.76�屬箸覆辰討い泙后７�築主は三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社、設計者はうめきた2期区域設計監理業務共同企業体（三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店）、施工者はうめきた2期共同企業体（竹中工務店、大林組）で2024年11月下旬の竣工予定です。
同ビルは地上39階、地下3階のパークタワー、地上18階、地下3階のゲートタワー、地上28階、地下3階のサウスタワーで構成されていますが、建築基準法上では1棟扱いとなるため延床面積が31万超という規模になっています。
外観完成予想図[出典：公式HP]
「グラングリーン大阪」全体の完成予想図です。中央の緑地が「うめきた公園」で、左側が南街区、右側が北街区となっています。左端のタワーマンションは南街区分譲棟で建設はまだ始まっていません。
用途配置図[出典：公式HP]
「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」のパークタワーは低中層部の6階〜27階が総貸室面積約9万3000�屬離�フィスフロア、高層部の28階〜38階がホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」になります。
ゲートタワーは低層部に商業施設が入り、5階〜17階が総貸室面積約2万�屬離�フィスフロアとなり、サウスタワーは低層部に商業施設が入り、5階〜28階がホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」になります。
位置図
位置図[出典：公式HP]
「グラングリーン大阪」はJR「大阪」駅の北西側の梅田貨物駅のコンテナヤード跡地が建設地で、同じエリアでは東海道線支線地下化が行われ、2023年3月18日にJR大阪駅（うめきたエリア）が開業しています。この駅は既存のJR「大阪」駅と改札内連絡通路で接続する「大阪」駅の一部となっているためJR大阪駅直結の再開発となっています。
建設状況
2023年10月23日に北東側から撮影した「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」(地上39階、高さ181.50m)です。複数の超高層ビルが密集した超高層ビル群に見えますが、建築基準法上では1棟扱いとなります。
JR大阪駅の中央北口前から撮影。左奥が「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が入る地上28階建てのサウスタワー、手前がオフィスビルとなる地上18階建てのゲートタワー、一番大きな棟が「ウォルドーフ・アストリア大阪」が入る地上39階建てのパークタワーとなっています。
JR大阪駅の駅ビル「ノースゲートビルディング」から撮影。「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」前では「うめきた公園」が整備中です。南街区側のサウスパークと、北街区側のノースパークの一部は2024年9月に開業予定となっています。
「うめきた公園」にはSANAA事務所の設計による大屋根イベントスペースも建設中です。
「グランフロント大阪 南館タワーA」の9階にある「南館テラスガーデン」から撮影した南街区です。
南東ではJR大阪駅（うめきたエリア）が建設中ですが、地下部分は既に開業しています。
SANAA事務所の設計による大屋根イベントスペースにズームです。
「グランフロント大阪 北館タワーB」の9階にある「北館テラスガーデン」から撮影した北街区です。
「うめきた公園」にズームです。公園の整備も着々と進んでいます。
東側から撮影。この辺りから見ると4棟の超高層ビル群に見えます。
南側から撮影した「グラングリーン大阪 サウスタワー」(地上28階)で「ホテル阪急グランレスパイア大阪」となります。
南側から撮影。将来的には手前に地上51階建ての分譲のタワーマンションが建設されます。北街区の分譲タワマン「グラングリーン大阪 ザ ノースレジデンス」(地上46階、高さ172.55m)は最高価格25億円ですが、こちらも同じような価格帯か超えてくるかと思います。
西側から撮影した「グラングリーン大阪 パークタワー」(地上39階)です。6階〜27階がオフィスフロア、28階〜38階がホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」になります。
北側から撮影。左奥には解体工事が始まった「大阪マルビル」(地上30階、高さ123.92m)が見えていますが、数日位以内には当ブログに載せる予定です。
同じ日に「梅田スカイビル」の空中庭園展望台から撮影した「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」です。
「ウォルドーフ・アストリア大阪」部にズームです。
「うめきた公園」のサウスパーク側にズームです。来年の9月に開園予定です。
「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」の夜景バージョンです。各フロアが全灯していてキレイでした。
「ウォルドーフ・アストリア大阪」はヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドのためかなり高額の宿泊費になります。
地上からも夜の「グラングリーン大阪 南街区賃貸棟」を撮影。左後ろのビルは建設中の「イノゲート大阪」(地上23階、高さ121.6m)です。
どのようなライトアップになるのかはわかりませんが、全灯している建設中が一番キレイかもしれません。
JR大阪駅の中央北口前から撮影。今回の大阪遠征は昼間のビル撮りで疲れ過ぎて夜景を撮りに行くか迷いましたが、撮りに行って良かったです。ただ、夜景を撮りに行ったのはここだけで、他の場所まで行く元気はありませんでした(^^;)
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名：(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
ホテル名：ウォルドーフ・アストリア大阪
ホテル阪急グランレスパイア大阪
所在地：大阪府区大阪市大深町1番39の一部、19番13の一部、19番7の一部
交通：JR各線「大阪」駅
JR東西線「北新地」駅
大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅
大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅
大阪メトロ谷町線「東梅田」駅
阪急各線「大阪梅田」駅
阪神本線「大阪梅田」駅
用途：事務所、ホテル、商業施設等
総客室数：252室（ウォルドーフ・アストリア大阪）
482室（ホテル阪急グランレスパイア大阪）
階数：地上39階、地下3階（パークタワー）
地上18階、地下3階（ゲートタワー）
地上28階、地下3階（サウスタワー）
高さ：181.50m
構造：S造(一部RC造・SRC造)
敷地面積：25,262.07��
建築面積：16,962.08��
延床面積：316,140.76��
建築主：三菱地所（代表企業）、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
設計者：うめきた2期区域設計監理業務共同企業体（三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店）
施工者：うめきた2期共同企業体（竹中工務店、大林組）
工期：2020年12月上旬着工〜2024年11月下旬竣工予定
出典
▼公式HP：グラングリーン大阪
https://umekita2.jp/
▼スーパーステーション：ニュースリリース（2023年10月23日）
うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」内に2024年9月オープン「（仮称）ネクストイノベーションミュージアム」の施設名称を「VS.（ヴイエス）」に決定
▼三菱地所：ニュースリリース（2023年9月27日）
「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定！ 〜「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画＆MIDORIパートナー制度を創設〜
▼三菱地所：ニュースリリース（2023年2月16日）
うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」アップスケールホテルブランドを阪急阪神ホテルズの「ホテル阪急グランレスパイア」に決定、2024年度下期開業
▼三菱地所：ニュースリリース（2021年11月24日）
米ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出！ 「うめきた2期地区開発事業」３ホテルのオペレーター決定
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