地上26階、高さ124.30m「グラングリーン大阪ノースタワー」の建設状況！高層部はキャノピーbyヒルトン大阪梅田（2023.10.23） : 超高層マンション・超高層ビル

　うめきたで建設中の「グラングリーン大阪ノースタワー」(地上26階、高さ124.30m)です。2023年10月23日に撮影しました。建設地は「グラングリーン大阪（うめきた2期）」の北街区で、高層部はホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」となる複合施設になります。また、背後の超高層ビル群は「グランフロント大阪」で同ビルとはデッキで接続します。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。

外観完成予想図[出典：公式HP]

　「グラングリーン大阪ノースタワー」は「グラングリーン大阪（うめきた2期）」の北街区の複合施設で、規模は地上26階、地下3階、高さ124.30m、敷地面積8,402.88㎡、建築面積5,350.00㎡、延床面積約6万4536.49㎡となっています。

　建築主は三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社、設計者は日建設計、竹中工務店、施工者はうめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組)で2024年4月下旬の竣工予定です。

外観完成予想図[出典：公式HP]

　「グラングリーン大阪」全体の完成予想図です。中央の緑地が「うめきた公園」で、左側が南街区、右側が北街区となっており、「グラングリーン大阪ノースタワー」は北街区に位置しています。

用途配置図[出典：公式HP]

　「グラングリーン大阪ノースタワー」のフロア構成はオレンジ色部分の1～9階が「JAM BASE」、紫色部分の10階～25階が日本初進出となるヒルトンのライフスタイルブランドのホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」になります。また、ピンク色部分は商業施設になります。

　「JAM BASE」は多様な人々が集い交わることで、アイデアやイノベーションが生まれることを目指す施設の総称で、セットアップオフィス、コワーキングスペースのほか、各種オープンスペースやイベントで利用できるさまざまな空間が用意されます。

外観完成予想図[出典：公式HP]

　低層部の完成予想図です。中央のガラス張りの部分は「JAM BASE」の会員交流スペースになります。

会員交流スペース完成予想図[出典：公式HP]

　会員交流スペース内の完成予想図です。

キャノピー・セントラル完成予想図[出典：三菱地所]

　10階～25階に入るホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の「キャノピー・セントラル」はフロントやラウンジ、レストラン、ルーフトップバーなどを兼ね備えた空間になります。客室は32㎡を中心とする308室となります。

　2023年10月23日に南西側から撮影した「グラングリーン大阪ノースタワー」(地上26階、高さ124.30m)の建設地です。外観はかなり完成に近付いています。

　左側では昨日のブログに掲載した「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」(地上46階、高さ172.55m)が建設中です。

　西側から撮影。10階～25階はホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」になります。

　北西側から撮影。複数の建物を重ねて配置したようなデザインとなっており、手前も同じビルの一部です。

　北東側から撮影。手前とは全く別のビルに見えますが同じビルとなっています。

　東側から撮影。このようにデザインが切り替わっているだけで同じビルです。

　南東側から撮影。東側にある「グランフロント大阪」には歩行者デッキで接続します。

　隣では「JAM BASE」の主要施設の一つ「VS.（ヴイエス）」が建設中です。設計・監理は日建設計、設計監修は安藤忠雄建築研究所が手がけるシンボリックな施設で、大部分が地下に配置される合計約1,400㎡の展示空間（スタジオ）となっています。

　この建物は「VS.（ヴイエス）」のスタジオAで天井高が15mあり、没入感のある映像体験やパフォーマンス、大型の作品などを展示することが可能となっています。

　同じ日に「ノースゲートビルディング」から撮影した「グラングリーン大阪ノースタワー」です。

　「グラングリーン大阪」の北街区全体です。2024年9月には「グラングリーン大阪ノースタワー」と公園の一部が先行開業します。

　建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称：グラングリーン大阪ノースタワー
事業名：(仮称)うめきた2期地区開発事業北街区賃貸棟
所在地：大阪府区大阪市大深町1番40、1番41の一部、1番18の一部
交通：JR各線「大阪」駅
　　　大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅
　　　阪急各線「大阪梅田」駅
用途：事務所、ホテル(キャノピーbyヒルトン大阪梅田)、商業施設等
総客室数：308室
階数：地上26階、地下3階
高さ：124.30m
構造：S造(一部RC造・SRC造)
敷地面積：8,402.88㎡
建築面積：5,350.00㎡
延床面積：64,536.49㎡
建築主：三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
設計者：日建設計、竹中工務店
施工者：うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組)
工期：2021年2月中旬着工～2024年4月下旬竣工予定

▼公式HP：グラングリーン大阪
https://umekita2.jp/

▼スーパーステーション：ニュースリリース（2023年10月23日）
うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」内に2024年9月オープン「（仮称）ネクストイノベーションミュージアム」の施設名称を「VS.（ヴイエス）」に決定

▼三菱地所：ニュースリリース（2023年9月27日）
「グラングリーン大阪」　先行まちびらき時期を2024年9月に決定！～「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画＆MIDORIパートナー制度を創設～

▼三菱地所：ニュースリリース（2021年11月24日）
米ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出！　「うめきた2期地区開発事業」３ホテルのオペレーター決定