名古屋の栄に建設された「中日ビル」(地上33階、高さ158.877m)です。2023年10月18日に撮影しました。商業施設、オフィス、ザ ロイヤルパークホテル アイコニック名古屋で構成される複合施設で、2023年8月1日に竣工式が行われました。今後は今後テナント内装工事が行われ、2024年春に全面開業予定となっています。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。
中日ビルについて
完成予想図[出典：公式HP]
「中日ビル」は「中部日本ビルディング」の建替えで、愛称だった「中日ビル」が新しいビル名になっています。規模は地上33階、塔屋1階、地下5階、高さ158.877m、敷地面積6,862.35�屐�建築面積5,927.07�屐�延床面積11万7293.1�屐�建築主は中部日本ビルディング、設計者と施工者は竹中工務店で2023年7月31日竣工、2024年春の全面開業予定となっています。
2023年8月1日に竣工式が行われ、定礎には「2023.7」の竣工年月が掘られたとのことなので、予定通り2023年7月31日に竣工したものと思われます。
ビル断面図[出典：公式HP]
フロア構成は地下1階〜地上5階が商業施設で、そのうち4〜5階はワーカーをサポートするサービス系テナントや、健康管理に欠かせないクリニックなどが揃います。6階が大小8室の会議室からなる「中日ホール＆カンファレンス」、7階が屋上広場とレストラン、8階が機械室で9〜22階がワンフロア約700坪のオフィスフロア、23階が機械室で24〜32階が三菱地所グループのロイヤルパークホテルズが運営する246室のホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」(2024年2月20日開業予定)となります。最上階の33階は設備スペースです。
屋上広場 完成予想図[出典：公式HP]
7階には栄の街並みを一望できるウッドデッキのある屋上広場が配置されます。また、屋内外一体となったルーフトップテラスダイニングも配置されます。
完成後の様子
2023年10月18日に北西側から撮影した「中日ビル」(地上33階、高さ158.877m)です。低層部が商業施設、一段セットバックした中層部がオフィス、さらにセットバック下高層部がホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」となっています。
南西側から撮影。
久屋大通公園内からもう1枚。ホテル部で大きくセットバックしていることがわかります。
さらに角度をつけて撮影。
南東側から撮影。久屋大通公園とは逆側なのでこちらが裏側になるかと思います。
下の方が見えていませんが北東側から撮影。
「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」の裏側は表側とはデザインが随分と変わります。
久屋大通公園のミズベヒロバから撮影。雨の日じゃなくても水に反射するビルを撮影できます。
「中部電力 MIRAI TOWER（名古屋テレビ塔）」の高さ90m地点の展望台「スカイデッキ MIRAI360」から撮影した「中日ビル」です。目の前が久屋大通公園となっていることがよくわかります。
高さ100m地点の金網で囲まれた屋外にある展望台「スカイバルコニー」から撮影。一眼では金網が入ってしまうのでスマホで撮影しています。
地図
物件概要
名称：中日ビル
計画名：(仮称)中日ビル建替計画
所在地：愛知県名古屋市中区栄４丁目1-1
交通：名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅
用途：事務所、ホテル、商業施設、多目的ホール、駐車場、地域冷暖房施設(DHC)
総客室数：246室
階数：地上33階、塔屋1階、地下5階
高さ：158.877m
構造：地上／S造、地下／SRC造、RC造
敷地面積：6,862.35��
建築面積：5,927.07��
延床面積：117,293.1��
建築主：中部日本ビルディング
設計者：竹中工務店
施工者：竹中工務店
工期：2021年2月1日着工〜2023年7月31日竣工予定
開業：2024年春全面開業予定（ホテルは2024年2月20日予定）
出典
▼公式HP：中日ビル
https://chunichi-building.jp/
▼公式HP：ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋
https://www.royalparkhotels.co.jp/ic/nagoya/
▼中部日本ビルディング：ニュースリリース（2023年8月3日）
中日ビル生まれ変わって竣工式
▼中部日本ビルディング：ニュースリリース（2021年1月30日）
(仮称)新中日ビル新築工事着工について
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