南西側パース[出典：小平市]
西武「小川」駅前に建設されるタワーマンション「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」(地上27階、高さ98.51m)の完成予想図です。旭化成不動産レジデンスが参加組合員として参画する再開発で、低層部は店舗や公共施設となり6階〜27階が住宅フロアとなります。現地では既存建物が解体がほぼ終わっており2023年12月1日に着工予定となっています。この記事では同タワマンの概要や既存建物解体状況（2023年10月13日時点）、地図等を載せています。
小川駅西口地区について
全体パース[出典：小平市]
「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」は西武国分寺線・拝島線「小川」駅の西口前の再開発で、規模は地上27階、地下1階、高さ98.51m、敷地面積5,045.35�屐�建築面積3,528.91�屐�延床面積4万300.03�屐∩躙与�219戸となっています。建築主は小川駅西口地区市街地再開発組合（参加組合員：旭化成不動産レジデンス）、設計者はINA新建築研究所、施工者は戸田建設で2023年12月1日着工、2026年6月1日の竣工予定です。
同再開発では敷地の北側にタワーマンションが配置され、南側には駅前ロータリーのある駅前広場が整備されます。
断面図[出典：小平市]
フロア構成は地下1階に駐輪場、1〜3階に店舗、4〜5階に公共施設、5階に住宅メインエントランス、そして6〜27階が総戸数219戸の住宅フロアになります。公共施設としては図書館が計画されており、店舗部にはスーパーマーケットの出店も予定されています。また、2階レベルで小川駅に直結するデッキも検討されています。
配置図[出典：小平市]
同再開発では敷地中央に27階建てのタワーマンション、北東側に駐車場棟、北西側に「(仮称)小川にぎわい広場」(約1,000��)、そして南側に駅前広場(約3,700��)が配置されます。
南西側低層部外観パース[出典：小平市]
南西側低層部の完成予想図です。図の右側に小川駅があります。
北西側低層部外観パース[出典：小平市]
「(仮称)小川にぎわい広場」(約1,000��)が整備される北西側の完成予想図です。左下が施設利用者用の立体駐車場で、マンション本体には住民用のタワーパーキングが設置されます。
1階貫通通路内観パース[出典：小平市]
1階にはにぎわい広場に通り抜けられる南北方向の貫通通路が整備されます。
平面図
地下1階平面図[出典：小平市]
地下1階は住宅用と施設用の駐輪場となります。
1階平面図[出典：小平市]
1階の南西側と南東側には店舗が配置され、その間にはにぎわい広場に通り抜けられる貫通通路が配置されます。
2階平面図[出典：小平市]
南西側の1、2階の店舗部にはスーパーマーケットが出店予定となっており、2階からは小川駅に接続するデッキが検討されています。
3階平面図[出典：小平市]
3階も店舗フロアとなります。
4階平面図[出典：小平市]
4階は公共施設となります。公共施設としては図書館が計画されています。
5階平面図[出典：小平市]
5階は公共施設と住宅メインエントランスとなります。
6〜10階平面図[出典：小平市]
11〜27階平面図[出典：小平市]
6階から27階までが住宅フロアになります。
位置図
位置図[出典：小川駅西口地区市街地再開発組合]
計画地は西武国分寺線・拝島線「小川」駅の西口の目の前に位置しており、2階レベルのデッキで駅に接続することも検討されています。
小川駅は馴染みのない方が多いと思いますが、東京都小平市内の駅で国分寺と所沢の中間あたりに位置しています。
既存建物解体状況
2023年10月13日に「小川」駅から撮影した「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」(地上27階、高さ98.51m)の計画地です。
2023年10月31日までの工期で戸田建設によって既存建物の解体工事が行なわれており、見た感じでは一部瓦礫が残っているだけで解体は終わっているように見えました。
現在は敷地の中央を通れるようになっていますが、11月28日からはその通路は閉鎖され、手前の仮囲いを設置中の場所が仮歩行者通路となります。
新築工事の着工は歩行者通路が切り替わってから数日後の12月1日予定となっています。
敷地北側には幅員約6mの区画道路も整備されます。
現地に設置されていた通行ルートの切り替え図です。11月28日からはタワーマンションの建設地全体に仮囲いが設置されます。
北西側から撮影。左側辺りに区画道路が整備されます。
西側から撮影。奥に見えているのが「小川」駅です。
南西側から撮影。
駅前広場が建設される場所も一部解体されていました。小川駅の西口側が大きく生まれ変わります。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名：小川駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事
所在地：東京都小平市小川西町４丁目3001番
交通：西部国分寺線・拝島線「小川」駅
用途：店舗、図書館、事務所、共同住宅、駐車場
総戸数：219戸
階数：地上27階、地下1階
高さ：98.51m
構造：鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
基礎工法：直接基礎（高層棟）、杭基礎（駐車場棟）
敷地面積：5,045.35��
建築面積：3,528.91��
延床面積：40,300.03��
建築主：小川駅西口地区市街地再開発組合
参加組合員：旭化成不動産レジデンス
設計者：INA新建築研究所
施工者：戸田建設
工期：2023年12月1日着工〜2026年6月1日竣工予定
出典
▼小平市：まちづくり
小川駅西口地区第一種市街地再開発事業
▼小川駅西口地区市街地再開発組合
https://ogawawest-renewal.com/
- カテゴリ
- 小平市
