勝どき東地区のB地区となる既存マンションの「黎明スカイレジテル」(地上14階、高さ41.4m)です。同マンションは2023年11月1日から清水建設を施工者として解体工事が始まり、解体後の跡地には地上29階、高さ約106mの板状のタワーマンションが建設されます。隣に建設された「パークタワー勝どき」の一員となり「パークタワー勝どきノース」となることが予想されています。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。
パークタワー勝どきについて
完成予想図[出典：東京都環境局]
「パークタワー勝どき」は都営大江戸線「勝どき」駅に直結する大規模タワーマンションで、A1棟が地上58階、最高高さ194.53mのサウス、A2棟が地上45階、最高高さ164.60mのミッドで両棟は既に完成しています。左端がこれから建設される地上29階、高さ約106mのB棟です。
B棟の名称は発表されていませんが、A1棟とA2棟の名称から判断して「パークタワー勝どきノース」となることが予想されます。
完成予想図[出典：東京都都市整備局]
サウスの規模は地上58階、地下3階、高さ188.80m、最高高さ194.53m、敷地面積1万2015.18�屐�建築面積4,300.00�屐�延床面積18万827.74�屐∩躙与�1665戸（販売総戸数1145戸、事業協力者住戸520戸）、売主は三井不動産レジデンシャルと鹿島建設、設計者と施工者は鹿島建設となっており、2023年12月上旬からは第4期4次の販売開始予定となっています。
ミッドの規模は地上45階、地下2階、高さ158.85m、最高高さ164.60m、敷地面積1万712.20�屐�建築面積4,745.85�屐�延床面積13万8312.00�屐∩躙与�1121戸（販売総戸数570戸、事業協力者住戸551戸）、売主は三井不動産レジデンシャルと清水建設、設計者と施工者は清水建設となっており、2023年12月上旬からは最終期4次の販売開始予定となっています。
B棟(ノース？)の規模は地上29階、地下1階、高さ約106m、敷地面積約3,780�屐�建築面積約2,112�屐�延床面積約5万2130�屐∩躙与�464戸、2027年度の竣工予定となっています。
配置計画図[出典：東京都環境局]
「パークタワー勝どき」は朝潮運河沿いのタワーマンションで、B棟は晴海通りにも面した場所になっています。
B棟の建設地には既存マンションの「黎明スカイレジテル」(地上14階、高さ41.4m)があり、清水建設を施工者として2023年11月1日から2026年3月31日までの工期で解体工事が行なわれます。
断面図[出典：東京都環境局]
A2棟とB棟の断面図です。B棟の運河側の低層部には商業施設が入り、高層部に共用施設が用意されることがわかります。
位置図
計画地位置図[出典：東京都環境局]
B棟（ノース？）は都営大江戸線「勝どき」駅の南東側に位置しており、その南側にあるA2棟のミッドは地下通路によって駅に直結しています。
現況
「黎明スカイレジテル」の解体工事のお知らせです。解体工事の名称は「勝どき東地区第一種市街地再開発事業 既存建築物等B地区解体除去工事」で、解体の施工者は清水建設、解体工期は2023年11月1日から2026年3月31日までとなっています。途中からは解体工事と新築工事が同時に行われることになりそうです。
東側となる「黎明橋」から撮影した「黎明スカイレジテル」(地上14階、高さ41.4m)です。2023年11月1日から解体工事が行なわれ、跡地には地上29階、高さ約106mの板状のタワーマンションが建設されます。
晴海通りに架かる歩道橋から撮影。
少し広角で撮影。左側の「パークタワー勝どきサウス」(地上58階、最高高さ194.53m)、中央の「パークタワー勝どきミッド」(地上45階、最高高さ164.60m)に合わせて、右側の「黎明スカイレジテル」の跡地に建設されるタワーマンションは「パークタワー勝どきノース」となることが予想されています。
朝潮運河越しに撮影。まだ住んでいる部屋もあるようでしたが、大部分の部屋が退去済みのようでした。
跡地に建設されるB棟は横幅のある大きな板状のタワーマンションになります。
南西側にある朝潮運河に架かる黎明大橋（環状二号線）から撮影。右下のウネウネしているのは朝潮運河に架かる人道橋で、その勝どき側のすぐ近くに位置しています。ちなみに橋の名称は現在募集中のため決定していません。
同じ場所から見た「パークタワー勝どき」全体です。サウスとミッドでは共用施設が相互利用可能となっていますが、ノース？も相互利用可能になるのかは不明です。
ミッドの3階デッキ部分から撮影した「黎明スカイレジテル」です。
外階段部分に目が引かれるマンションでした。
ここからはB棟（ノース？）の地下部の工事など、地上からは見えない工程を見ることができそうです。
北側の路地から撮影。
「黎明スカイレジテル」の総戸数は489戸で、跡地に建設されるノース？の総戸数464戸とそれほど差はありません。
晴海通り越しに撮影。「臨港消防署月島消防出張所」の移転を皮切りに、長期間工事が行なわれていた勝どき東地区も最終段階に入ります。ちなみに当ブログが最初に載せた勝どき東地区の記事は約10年前になります。
カレッタ汐留から撮影した「黎明スカイレジテル」です。
「パークタワー勝どき」のサウスとミッドも入れて撮影。ここに高さ約106mのノース？が建設されると長かった勝どき東地区の再開発が完了となります。
地図
物件概要
B地区 工事工程[出典：東京都環境局]
解体工事を含む工期は55ヵ月で計画されています。
■物件概要■
計画名：勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
所在地：東京都中央区勝どき四丁目
交通：都営大江戸線「勝どき」駅
用途：共同住宅、商業施設
総戸数：464戸
階数：地上29階、地下1階
高さ：約106m
構造：鉄筋コンクリート造
敷地面積：3,780��
建築面積：2,112��
延床面積：52,130��
建築主：勝どき東地区市街地再開発組合
参加組合員：三井不動産レジデンシャル
設計者：−
施工者：−
工期：2023年度着工〜2027年度竣工予定
出典
▼公式HP：パークタワー勝どきミッド／サウス
https://www.31sumai.com/mfr/X1972/
▼東京都環境局：環境影響評価図書（2023年8月26日）
「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」 変更届
▼東京都都市整備局
市街地再開発事業について（勝どき東）
▼三井不動産レジデンシャル：ニュースリリース（2021年6月2日）
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