完成予想図[出典：再開発準備組合]
西日暮里駅前の大規模再開発「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」の参加組合員予定者が東急不動産に決定したことが発表されました。同再開発は西日暮里駅にデッキで直結する複合施設で、荒川区最高となる地上47階建ての住宅棟と地上11階建ての商業棟（大規模商業施設・ホール・事務所・文化交流施設・保育施設・屋上庭園）で構成されます。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
西日暮里駅前地区について
完成予想図[出典：東急不動産]
「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」は西日暮里駅にデッキで直結となる再開発で、2022年に公開された環境影響評価書の情報と合わせた規模は地上47階、地下2階、高さ約170m、最高高さ約180m、敷地面積約1万2340�屐�建築面積約9,870�屐�延床面積約16万�屐∩躙与�約1000戸で計画されています。参加組合員予定者は東急不動産で2024年に組合設立認可、2025年度以降の権利変換計画認可を経て、既存建物の解体工事に着手し、2030年度に竣工予定となっています。この規模は荒川区で最高層となります。
以前の情報では事業協力者は野村不動産と三菱地所レジデンスとなっていましたが、参加組合員予定者は東急不動産に決定しています。
完成予想図[出典：再開発準備組合]
同再開発は地上47階建ての住宅棟と地上11階建ての商業棟があり、商業棟には景色も楽しめる屋上庭園が整備予定となっています。
完成予想図[出典：東急不動産]
商業棟では6層が商業フロアとなり、アトリウム一体テラスカフェやファーマーズマーケット、フードコート、こどものアソビバなどが計画されており、その上階には文化交流施設とホール（コンベンション施設）が計画されています。
位置図
位置図[出典：東急不動産]
計画地の西側にはJR山手線・京浜東北線、南側の地下には東京メトロ千代田線、東側には日暮里・舎人ライナーの「西日暮里」駅があり、そして北側にはJR常盤貨物線が通る鉄道に囲まれた立地となっています。
各路線の「西日暮里」駅にはペデストリアンデッキで直結し、一駅隣の日暮里駅に行けば京成本線やJR常磐線も利用可能です。
南東側上空からの空撮です。タワーマンション群がある場所が「日暮里」駅前で、赤い網掛けをした場所が「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」の計画地となっています。
現況
2021年7月22日にJR西日暮里駅前となる南西側から撮影した「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」(地上47階、最高高さ約180m)の計画地です。
南東側となる日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅のペデストリアンデッキから撮影。
敷地南側には交通広場が整備されます。
商業棟の計画地にある荒川区立ひぐらし保育園です。
敷地中央あたりにある旧道灌山中学校です。
JR常盤貨物線越しに撮影した敷地北東あたりです。タワーマンションは敷地北側に配置されます。
敷地北西側です。2年以上現地には行っていませんが、既存建物の解体着手は2025年度以降の予定のため今もほぼ変わりないかと思います。
地図
物件概要
名称：西日暮里駅前地区市街地再開発事業
所在地：東京都荒川区西日暮里五丁目32番 他
交通：JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅（徒歩1〜3分程度）
用途：住宅、店舗、事務所、文化交流施設、保育施設、コンベンション施設、駐車場等
総戸数：約1000戸
階数：地上47階、地下2階
高さ：約170m（最高高さ約180m）
構造：RC造、S造、SRC造
敷地面積：約12,340��
建築面積：約9,870��
延床面積：約160,000��
建築主：西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合
参加組合員予定者：東急不動産
工期：2025年度以降解体工事着手〜2030年度竣工予定
出典
▼東急不動産：ニュースリリース(2023年10月16日)
〜山手線北側に誕生する新たな東京のランドマーク〜 「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」参加組合員予定者決定のお知らせ 山手線駅デッキ接続×住宅・大規模商業・ホールの複合再開発
▼東京都環境局：環境影響評価図書(2022年3月15日)
「（仮称）西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書
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▼公式HP：西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合
西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業
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