建物完成予想図[出典：東京建物]
京成立石駅の北口側で計画されている「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。同再開発では地上35階、高さ約120mのタワーマンションと地上13階、高さ約62mの葛飾区新庁舎が計画されており、現地では既存建物の解体工事に着手しました。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
立石駅北口地区について
配置図[出典：東京都]
「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」は京成立石駅の北口側一帯の再開発で、西街区ではタワーマンションと商業施設、東街区では葛飾区新庁舎、そして両街区に挟まれた場所では交通広場が計画されています。また、これとは別事業として京成押上線の連続立体交差事業が行われており、四ツ木駅〜青砥駅間（京成立石駅）が高架化されます。
同再開発の建築主は立石駅北口地区市街地再開発組合（参加組合員：東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社）で2023年度着工、2028年度竣工予定となっています。
断面イメージ[出典：東京都]
西街区の規模は地上35階、地下2階、高さ約120m、敷地面積約7,130�屐�建築面積約4,900�屐�延床面積約7万9200�屬如�低層部に商業施設が入る総戸数約650戸のタワーマンションとなります。
東街区の規模は地上13階、地下3階、高さ約62m、敷地面積約4,660�屐�延床面積約4万1100�屬燃訃�区新庁舎となります。
交通広場（駅前広場）[出典：東京建物]
西街区と東街区の間に整備される交通広場（駅前広場）の完成予想図です。
西街区・マンション低層部[出典：東京建物]
西街区に建設されるタワーマンションの低層部です。1、2階は商業施設になります。
路地空間の再生ゾーン低層部[出典：東京建物]
西街区のタワーマンションのさらに西側には3階建ての商業施設が建設されタワーマンション側の商業施設と接続します。ここは立石らしさである路地空間を再現するとされています。
東街区・建物低層部[出典：東京建物]
葛飾区新庁舎となる東街区の低層部です。京成立石駅の目の前に移転することで利便性が格段に良くなります。
位置図
位置図[出典：東京建物]
計画地は京成立石駅の北口側一帯となっています。また、南口側では「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約125m)と「立石駅南口東地区」のタワーマンションが計画されています。
東京スカイツリーの展望台から撮影した蛇行する中川方面です。矢印を入れたあたりが「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の計画地で、将来的には3棟のタワーマンションが立ち並ぶことになります。
既存建物解体状況
2023年9月26日に京成立石駅の北口近くから撮影した「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。左が交通広場、右が地上13階、高さ約62mの葛飾区新庁舎が建設される東街区となっており、計画地内では仮囲いが設置され始めています。
京成立石駅前となる南西側から撮影した東街区です。
南東側から撮影。周辺には踏切があり電車の通過本数も多いですが、連続立体交差事業(線路横の工事現場)が行われており将来的には踏切は解消されます。
東側から見た東街区内の路地です。路地は封鎖されていませんでしたが、建物にはフェンスが設置され閉鎖されていました。
北東側から撮影。赤茶色のマンションは11階建ての「モナークマンション立石」で同再開発内では最も高い既存建物となります。
北西側から撮影。小規模な店舗が複数ありましたがほとんどが閉鎖となっていました。
西側から見た東街区の路地です。こちらも全て閉鎖されているように見えましたが…
営業している店舗もあるようでした。ただ、営業は10月20日頃までとなっていました。
また、2024年1月17日より車両通行止めの看板もあったので、その頃には路地が全て封鎖されているかと思います。
京成立石駅前となる南東側から撮影した交通広場の建設地方面です。
北東側から撮影。この辺りは駅側から仮囲いを設置しているようだったので、今はもう仮囲いが設置されているものと思われます。
北西側から撮影した西街区のタワーマンション本体の計画地です。ここに地上35階、高さ約120mのタワーマンションが建設されます。
西街区を北側から撮影。ここは既に道路が廃止されていました。
西側から見た西街区です。この辺りは駅に対して斜めに道路が通っている場所で、3階建ての商業施設が建設されます。
南西側から撮影した西街区です。現地を見た感じでは仮囲い設置作業中で、まだ建物本体の解体工事が始まっていなさそうでした。解体工事のお知らせも見つけることはできませんでした。
地図
物件概要(西街区)
事業名：立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区
所在地：東京都葛飾区立石４丁目
交通：京成押上線「京成立石」駅
用途：住宅、店舗、駐車場、駐輪場
総戸数：約650戸
階数：地上35階、地下2階
高さ：約120m
敷地面積：約7,130��
建築面積：約4,900��
延床面積：約79,200��
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
建築主：立石駅北口地区市街地再開発組合
参加組合員：東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社
基本設計：日本設計
工期：2023年度着工〜2028年度竣工予定
出典
▼東京都都市整備局：報道発表資料（2021年4月27日）
立石駅北口地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京建物：ニュースリリース（2021年4月28日）
『立石駅北口地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立認可
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