ホンダ青山ビル

 青山にあるホンダの本社ビル「ホンダ青山ビル」(地上17階、高さ72.12m)を建替えることがホンダより発表されました。2025年春から解体し、2030年度の完成を目標に新たなビルに建て替えられます。建替えの規模は明らかになっていませんが、一部報道では20階建て以上になると報じられています。この記事では同ビルの概要や現況、地図等を載せています。




 青山にあるホンダの本社ビル「ホンダ青山ビル」を2030年度の完成目標に建替えることがHondaより発表されました。現在の「ホンダ青山ビル」は2025年春から解体し、2030年度の完成を目標に同地に新たに20階建て以上のビルが建設される計画となっています。また、建て替え期間中は、港区虎ノ門の「T-2Project(虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟)」(地上38階、最高高さ184.925m)と埼玉県和光市の「Honda和光ビル」にて業務を行う予定となっています。

 建替えが決定した「ホンダ青山ビル」の規模は、地上17階、塔屋1階、地下3階、高さ72.12m、敷地面積4,756屐建築面積2,437屐延床面積4万224屐建築主はホンダ総合建物、設計者は椎名政夫建築設計事務所、石本建築事務所、間組、施工者は間組で1985年8月19日に竣工しています。



ホンダ青山ビル 断面図
断面図[出典:日本建設業連合会]

 完成時の断面図です。現在はフロア構成が変わっている可能性もあります。



ホンダ青山ビル 1階平面図
1階平面図[出典:日本建設業連合会]

 完成時の1階平面図です。こちらも現在は変わっている可能性があります。多目的ホールとなっている場所は「Honda ウエルカムプラザ青山」となっており、ショールーム兼イベントスペースになっています。



ホンダ青山ビル 2階平面図
2階平面図[出典:日本建設業連合会]

 完成時の2階平面図です。



ホンダ青山ビル 基準階平面図
基準階平面図[出典:日本建設業連合会]

 完成時の基準階平面図です。避難通路として利用できるバルコニーがあるオフィスフロアとなっています。




・2025年春:移転先での業務開始
・2025年度〜2030年度:解体、新築工事
・2030年度:新たなビルでの業務開始




ホンダ青山ビル

 2019年12月に撮影した「ホンダ青山ビル」です。場所は東京メトロ銀座線・半蔵門線と都営大江戸線の「青山一丁目」駅が地下にある青山一丁目交差点に面した角地で、北東側には「赤坂御所」の森が広がる立地となっています。



ホンダ青山ビル

 2019年1月に反対側から撮影した「ホンダ青山ビル」で、北側は青山通りに面しています。




ホンダ青山ビル

 青山一丁目交差点から撮影した「ホンダ青山ビル」(地上17階、高さ72.12m)です。人が歩ける幅のバルコニーが特徴的なビルとなっていますが、これは創業者の故本田宗一郎が大地震発生時に割れた窓ガラスの落下を防ぐためにバルコニーを設置させたと言われています。その意思を継いで建替え後のビルにもバルコニーが設置されるのか気になるところです。
※ 参考:ホンダの本社ビルに秘められた“本田宗一郎伝説”の謎を追う



ホンダ青山ビル

 青山通り沿いの北西側から撮影。



ホンダ青山ビル

 南東側から撮影。



ホンダ青山ビル

 一部報道では建替え後のビルは20階建て以上になると報じられていますが、そこまで広い敷地ではないので20階を大きく超えることはないのかなと思います。









名称:ホンダ青山ビル
所在地:東京都港区南青山2丁目1-1
用途:事務所
階数:地上17階、塔屋1階、地下3階
高さ:72.12m
構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
敷地面積:4,756
建築面積:2,437
延床面積:40,224
建築主:ホンダ総合建物
設計者:椎名政夫建築設計事務所、石本建築事務所、間組
施工者:間組
工期:1985年8月19日竣工




▼本田技研工業:ニュースリリース(2023年9月27日)
Honda青山ビル 建て替えについて

▼日本建設業連合会:第28回受賞作品(1987年)
ホンダ青山ビル