完成した地上58階「パークタワー勝どきサウス」と地上45階「パークタワー勝どきミッド」の様子！次は地上29階、高さ約109mのノース？を建設へ（2023.9） : 超高層マンション・超高層ビル

　勝どきに完成した「パークタワー勝どき」です。2023年9月2日に「カレッタ汐留」の無料展望スペースから撮影しました。左が「パークタワー勝どきミッド」(地上45階、最高高さ164.60m)で、右が「パークタワー勝どきサウス」(地上58階、最高高さ194.53m)です。この記事では同タワマンの概要や完成後の様子、地図等を載せています。

完成予想図[出典：東京都環境局]

　「パークタワー勝どき」は都営大江戸線「勝どき」駅と地下通路で直結する大規模タワーマンションで、A1棟が地上58階、最高高さ194.53mのサウス、A2棟が地上45階、最高高さ164.60mのミッドで両棟は既に完成しており、左端がこれから建設予定のB棟（ノース？）で地上29階、高さ約106mで計画されています。

　サウスとミッドは2023年8月下旬竣工、2024年4月下旬入居開始予定となっていますが、これは購入者の入居時期で地権者住宅では既に入居が始まっています。

完成予想図[出典：東京都都市整備局]

　サウスの規模は地上58階、地下3階、高さ188.80m、最高高さ194.53m、敷地面積1万2015.18㎡、建築面積4,300.00㎡、延床面積18万827.74㎡、総戸数1665戸（販売総戸数1145戸、事業協力者住戸520戸）、売主は三井不動産レジデンシャルと鹿島建設、設計者と施工者は鹿島建設となっており、2023年12月上旬からは第4期4次の販売開始予定となっています。

　ミッドの規模は地上45階、地下2階、高さ158.85m、最高高さ164.60m、敷地面積1万712.20㎡、建築面積4,745.85㎡、延床面積13万8312.00㎡、総戸数1121戸（販売総戸数570戸、事業協力者住戸551戸）、売主は三井不動産レジデンシャルと清水建設、設計者と施工者は清水建設となっており、2023年12月上旬からは最終期4次の販売開始予定となっています。

　B棟(ノース？)の規模は地上29階、地下1階、高さ約106m、敷地面積約3,780㎡、建築面積約2,112㎡、延床面積約5万2130㎡、総戸数464戸、2027年度の竣工予定となっています。

配置計画図[出典：東京都環境局]

　「パークタワー勝どき」は朝潮運河沿いの晴海通りと新月島運河に挟まれた場所となっており、A1棟がサウス、A2棟がミッドとなっています。そのためB棟は「パークタワー勝どきノース」といった名称になることが予想されています。

断面図[出典：東京都環境局]

　サウスとミッドの断面図です。ミッドは1～3階が商業施設、4～7階がオフィスフロア、8階が共用施設フロアとなっています。サウスはトライスター型となっており、北側高層部はセットバックしており、そこにスカイデッキやルーフトップラウンジといった共用施設が配置されます。

断面図[出典：東京都環境局]

　これから建設されるB棟は低層部に商業施設が入り、高層部に共用施設フロアが用意されることがわかります。

全体敷地配置図[出典：公式HP]

　先に完成たサウスとミッドの配置図です。マンションの周囲には芝生広場やBBGガーデンなどが配置され、両棟の間には噴水のあるセントラルラグーンが配置されています。また、ミッド側には人道橋が朝潮運河に架けられます。

　また、図の右上にあるメトロパビリオンは都営大江戸線「勝どき」駅に直結する地下通路で既に開通しています。ここが「勝どき」駅の出入口扱いとなるためミッドは勝どき駅まで徒歩1分表記、サウスは2分表記となります。

外観完成予想CG

　ミッドの8階には共用施設が集約され、フィットネスルームやパーティラウンジ、ゲストルームなどが配置されます。

スカイデッキ完成予想CG[出典：三井不動産レジデンシャル]

　サウスの53階には共用施設としてスカイデッキやルーフトップラウンジが設置されます。「パークタワー勝どき」の共用施設はサウスとミッドで相互利用可能になります。

ルーフトップラウンジ完成予想CG[出典：公式HP]

　スカイデッキに繋がる53階のルーフトップラウンジは二層吹き抜けの空間となります。サウスの共用施設としては1、2階にゲストルームやフィットネス、ゴルフレンジなども配置されます。

SW-61Anwタイプ[出典：公式HP]

　SW-61Anwタイプの間取り図です。間取りは1LDK+WTC+SIC、専有面積は61.38㎡、バルコニー面積は14.77㎡となっています。

M-25Jnwタイプ[出典：公式HP]

　M-25Jnwタイプの間取り図です。間取りは1K+SIC+TR、専有面積は25.05㎡、バルコニー面積は6.00㎡、トランクルーム面積1.40㎡となっています。

M-50Anタイプ[出典：公式HP]

　M-50Anタイプの間取り図です。間取りは1LDK+WIC+SIC+TR、専有面積は50.01㎡、バルコニー面積は6.11㎡、トランクルーム面積1.40㎡となっています。

計画地位置図[出典：東京都環境局]

　場所は都営大江戸線「勝どき」駅の南側でミッドは地下通路によって駅に直結します。サウスは駅直結ではありませんが、屋根付きの貫通通路でミッドに繋がっているため雨の日でも傘なしで駅前行くことが可能です。

　B棟（ノース？）は配置図や完成予想図を見る限りではミッドと接続していないため、雨の日は傘が必要になりそうです。

　2023年9月10日に朝潮運河に架かる「黎明大橋（環状2号線）」から撮影した「パークタワー勝どき」です。左が「パークタワー勝どきサウス」(地上58階、最高高さ194.53m)で、右が「パークタワー勝どきミッド」(地上45階、最高高さ164.60m)です。

　右端の白いマンションが「黎明スカイレジテル」でB棟(ノース？)として地上29階、高さ約106mのタワーマンションへ建て替えられます。

　朝潮運河の両岸にはタワーマンションが建ち並んでいます。

　そのためこの辺りは迫力ある光景となっています。海外に行くとこういった光景は観光資源としてライトアップし、そして遊覧船がバンバン運航しているところもありますが、日本はまだその領域には至っていません。

　晴海側から見たサウスです。左は「THE TOKYO TOWERS」(地上58階、最高高さ193.5m)と「勝どきザ・タワー」(地上53階、最高高さ178.78m)です。

　サウスの高層部の北側はセットバックしており、そのセットバックした部分にスカイデッキが設置されています。

　朝潮運河沿いの晴海側から見たミッドです。

　ミッドの低層部は店舗スペースとなっておりスターバックスなども入っています。

　そのミッドの前では朝潮運河に架かる人道橋が建設中です。

　橋の外側がウネウネしたデザインとなっており、夜にはライトアップされる計画となっています。

　人道橋はまだ建設中で2024年5月の開通予定となっています。

　ミッドの3階から見た人道橋です。この橋を使うのは晴海側の住民が多いかと思いますが、ミッドの商業施設に人を呼び込む橋にもなります。

　人道橋と「黎明スカイレジテル」です。このマンションはそろそろB棟(ノース？)への建替えが始まる頃で、先月公開された勝どき東地区の事業計画の変更届では2023年9月から準備工事となっていましたが、まだ入居しているようでした。

　晴海通りに架かる歩道橋から見た「パークタワー勝どき」です。手前は黎明橋公園です。

　晴海通りに架かる黎明橋から撮影。この辺りは巨大なタワーマンションが複数建ち並ぶエリアとなっています。

　「黎明スカイレジテル」の横から見たミッドです。

　勝どき駅に一番近い側から撮影。

　ここが勝どき駅に地下通路で直結するメトロパビリオンとなっています。

　北側から見た「パークタワー勝どきミッド」です。

　ミッドの前には広場があります。

　夜にはライトアップされた広場になります。

　ミッドはへの字型となっているため、見る角度によっては価値が随分と変わって見えます。手前の建物は勝どき東地区のA3地区に建設された「臨港消防署月島消防出張所」です。

　北側から見た「パークタワー勝どきサウス」です。

　サウスの駐車場の出入口となるコーチエントランス部です。3次曲線のデザインが素敵です。

　夜にはライトアップされます。

　北西側から見上げた様子です。右に見えているのはツインタワマンの「DEUX TOURS (ドゥ・トゥール) 」(地上52階、高さ177.3m)です。

　「黎明大橋（環状2号線）」から見たサウスです。手前の緑地なども既に通れるようになっています。

　そのサウス前の緑道です。

　住民ではないので周辺を散歩することしかできませんが、散歩するだけでもなかなか良い場所でした。

　広場から見上げた様子です。

　夜景バージョンです。まだ入居している家は少ないですが、サウスとミッドを合わせた総戸数2786戸のうち事業協力者戸数が1071戸もあるので今後窓明かりが増えて行くことになります。

　サウスとミッドの中間地点にあるセントラルラグーンです。

　歩道に水が溢れ出ていました。

　北側からセントラルラグーンを見ると晴海のタワマン群が正面に見えます。

　夜のセントラルラグーンはライトアップされます。

　色が次々に変わるライトアップとなっていました。

　セントラルラグーンの隣には休憩できるスペースがありました。

　こういったテーブルも夜にはライトアップされていました。

　勝どき駅の新たな出入口となったメトロパビリオンです。

　ここから改札まで地下通路で繋がっています。

　結構長い地下通路のため駅の出入口に入ってから数分は歩くことになります。

　グランドマリーナ東京方面改札が「パークタワー勝どき」に繋がっています。この「グランドマリーナ東京」が商業施設なども含む全体の名称となっているようです。

　サウスの建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称：パークタワー勝どきサウス
計画名：勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A1棟
所在地：東京都中央区勝どき四丁目1500番
交通：都営大江戸線「勝どき」駅徒歩2分
用途：共同住宅、店舗
総戸数：1665戸（販売総戸数1145戸、事業協力者住戸520戸）
階数：地上58階、地下3階
高さ：188.80m(最高高さ194.53m)
構造：鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：12,015.18㎡
建築面積：4,300.00㎡
延床面積：180,827.74㎡
売主：三井不動産レジデンシャル、鹿島建設
建築主：勝どき東地区市街地再開発組合
参加組合員：三井不動産レジデンシャル
売主：三井不動産レジデンシャル、鹿島建設
設計者：鹿島建設
施工者：鹿島建設
工期：2019年3月1日着工～2023年8月31日竣工予定
入居：2024年4月下旬予定

　ミッドの建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称：パークタワー勝どきミッド
計画名：勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A2棟
所在地：東京都中央区勝どき四丁目501番他
交通：都営大江戸線「勝どき」駅徒歩1分
用途：共同住宅、事務所、店舗、保育所
総戸数：1121戸（販売総戸数570戸、事業協力者住戸551戸）
階数：地上45階、地下2階
高さ：158.85m(最高164.60m)
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：杭基礎、直接基礎（場所打ち鋼管コンクリート杭）
敷地面積：10,712.20㎡
建築面積：4,745.85㎡
延床面積：138,312.00㎡
建築主：勝どき東地区市街地再開発組合
参加組合員：三井不動産レジデンシャル
売主：三井不動産レジデンシャル、清水建設
設計者：清水建設
施工者：清水建設
工期：2019年1月中旬着工～2023年8月下旬竣工予定
入居：2024年4月下旬予定

B地区工事工程[出典：東京都環境局]

　2023年9月からの着工予定となっていますが、まだ入居していたので工期は少しずれるかもしれません。

■物件概要■
計画名：勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
所在地：東京都中央区勝どき四丁目
交通：都営大江戸線「勝どき」駅
用途：共同住宅、商業施設
総戸数：464戸
階数：地上29階、地下1階
高さ：約106m
構造：鉄筋コンクリート造
敷地面積：3,780㎡
建築面積：2,112㎡
延床面積：52,130㎡
建築主：勝どき東地区市街地再開発組合
参加組合員：三井不動産レジデンシャル
設計者：－
施工者：－
工期：2023年度着工～2027年度竣工予定

▼公式HP
https://www.31sumai.com/mfr/X1972/

▼東京都環境局：環境影響評価図書（2023年8月26日）
「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」変更届

▼東京都都市整備局
市街地再開発事業について（勝どき東）

▼三井不動産レジデンシャル：ニュースリリース（2021年6月2日）
GRAND MARINA TOKYO「パークタワー勝どきミッド/サウス」サウス棟/7月上旬事前案内会開催予定～ニューノーマル時代の多様なライフスタイルの実現へ～

タグ：: #パークタワー勝どき; #パークタワー勝どきサウス; #パークタワー勝どきミッド; #GRAND_MARINA_TOKYO; #グランドマリーナ東京; #勝どき東地区第一種市街地再開発事業; #勝どき

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完成した地上58階「パークタワー勝どきサウス」と地上45階「パークタワー勝どきミッド」の様子！次は地上29階、高さ約109mのノース？を建設へ（2023.9）

パークタワー勝どきについて

間取り図(サウス)

間取り図(ミッド)

位置図

完成後の様子

地図(サウス)

地図(ミッド)

物件概要(サウス)

物件概要(ミッド)

物件概要(B街区)

出典