東京海上日動ビル 本館

 丸の内で解体中の赤いビル「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。2023年9月5日に撮影しました。東京駅の正面から皇居に繋がる行幸通りと和田倉濠に面した皇居最前列のビルの一つで、解体後の跡地には国産木材を使った地上20階、高さ100mの超高層オフィスビルが建設されます。この記事では建替え概要や解体状況、地図等を載せています。




東京海上日動ビル本館

 「東京海上日動ビル 本館」は東京駅前から皇居に繋がる行幸通りと和田倉濠に面した赤いレンガ調の超高層ビルで、規模は地上25階、塔屋2階、地下5階、高さ99.7m、最高高さ108.1m、敷地面積1万149.37屐建築面積2,207.75屐延床面積6万3120.19屬箸覆辰討い泙后7築主は東京海上火災保険、設計者は前川國男建築設計事務所、施工者は竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体で工期は1970年12月23日着工、1974年3月12日竣工でした。丸の内エリアで初の超高層ビルで、隣には地上16階建ての新館が1986年12月に完成しています。

 この本館と新館は建て替えのため2022年10月1日から2024年2月15日の工期で、竹中工務店(代表)、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設、ナベカヰの共同企業体を施工者として地上部の解体工事が行われています。




東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 「東京海上日動ビル 本館・新館」の跡地に建設される「東京海上日動 新・本店ビル」の完成予想図です。国産木材を使った超高層オフィスビルになります。

 規模は地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ約100m、敷地面積1万147.61屐延床面積13万0000屐構造はS造、木造、SRC造、設計者は三菱地所設計、デザイナーはレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所のRenzo Piano Building Workshop(RPBW)、施工者(予定)は竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体で、2024年12月着工、2028年度竣工予定となっています。



東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 同ビルのデザイン上の重要な役割は木材が担っており、構造部材である柱にも多くの木材を使用し、床の構造材にはCLT(直交集成板)を用いるなど可能な限り国産木材を使用する計画となっています。木の使用量は世界最大規模で構造はS造、木造、SRC造となります。



東京海上日動 新・本店ビル パティオ(中庭) 完成予想図
パティオ(中庭) 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 皇居側のエントランスには樹木のある「パティオ(中庭)」が整備されます。



東京海上日動 新・本店ビル 屋上庭園 完成予想図
屋上庭園 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 同ビルには屋上庭園も整備される計画となっていますが、完成予想図に描かれている人から判断してオフィスワーカー専用の空間になりそうです。




東京海上日動ビル 本館

 2023年9月5日に南西側から撮影した解体工事中の「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。日比谷通りと行幸通りが接続する交差点に面した場所で、目の前に遮る建物がない皇居最前線のビルの一つとなっています。



東京海上日動ビル 本館・新館

 外国大使の信任状捧呈式の馬車列が皇居に向かうときに通る道でもある行幸通りから撮影。赤い超高層ビルが「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)で、その右側で解体中のビルが「東京海上日動ビル 新館」(地上16階)です。

 この2棟の跡地に国産木材を使った「東京海上日動 新・本店ビル」(地上20階、高さ約100m)が建設されます。



東京海上日動ビル 本館

 北東側から撮影。既に1/3以上は解体されているようでした。



東京海上日動ビル 新館

 北隣で解体中の新館です。



東京海上日動ビル 新館

 北東側から撮影。最上部がネットで覆われているので、飛散防止養生システムのケージシステムが採用されていることがわかります。最近のビル解体現場ではよく見かけます。



東京海上日動ビル 新館・本館

 和田倉濠越しに撮影。北西側には超高層ビルがありますが、真正面となる西側や南西側には視界を遮るビルがないため、跡地に建設される「東京海上日動 新・本店ビル」は永久眺望のオフィスビルになります。



東京海上日動ビル 新館

 近くから撮影した新館です。



東京海上日動ビル 新館

 右のタワークレーンは新館寄りに設置されていますが、本館側に固定されています。



東京海上日動ビル 本館

 その本館です。地上部の解体工期は2024年2月15日までとなっていますが、年末までには地上部はほぼ解体されていそうです。









名称:東京海上日動ビル 本館
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目2-1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
用途:事務所
階数:地上25階、塔屋2階、地下5階
高さ:99.7m(最高高さ108.1m)
構造:地上S造, 地下RC造、SRC造
敷地面積:10,149.37
建築面積:2,207.75
延床面積:63,120.19
建築主:東京海上火災保険
設計者:前川國男建築設計事務所
施工者:竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体
工期:1970年12月23日着工〜1974年3月12日竣工




名称:東京海上日動 新・本店ビル
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
主要用途:事務所(本店ビル)、駐車場等
階数:地上20階、塔屋2階、地下3階
高さ:約100m
構造:S造、木造、SRC造
敷地面積:約10,147.61
建築面積:−
延床面積:約130,000
建物所有者:東京海上日動
設計者:三菱地所設計
施工者:竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設
工期:2022年10月解体着工〜2024年12月着工〜2028年度竣工予定




▼東京海上ホールディングス:ニュースリリース(2022年8月1日)
新・本店ビルのデザインについて