中野駅の南口前の大規模再開発「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」です。2023年8月20日に撮影しました。左が地上20階、高さ115.83mのオフィスビル「(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト」、右が地上37階、高さ146.84mの賃貸タワマン「プラティーヌ中野」でペデストリアンデッキによって駅直結になります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
中野二丁目地区について
外観完成予想図[出典：住友不動産]
「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」は住宅棟と業務棟で構成される中野駅南口前の大規模再開発で、中野駅とはペデストリアンデッキによって直結します。
外観完成予想図[出典：住友不動産]
住宅棟の賃貸タワマン「プラティーヌ中野」の規模は地上37階、地下2階、高さ146.84m、敷地面積4,404.85�屐�建築面積3,465.32�屐�延床面積5万262�屐∩躙与�396戸、建築主・貸主は中野二丁目地区市街地再開発組合（参加組合員：住友不動産）、設計者はアール・アイ・エー、施工者は西松建設で2024年2月29日竣工、2024年3月下旬入居開始予定となっています。
この「プラティーヌ中野」は中野区で最も高い建物となりますが、中野駅の北口側において「中野サンプラザ」等を建て替える「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」が地上62階、高さ約262m規模で計画されているため将来的には抜かれることになります。
イメージパース[出典：住友不動産]
業務棟はまだ名称が発表されておらず「(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト」として住友不動産のHPに掲載されています。規模は地上20階、地下2階、高さ115.83m、敷地面積5,676.67�屐�建築面積4,142.96�屐�延床面積4万9712�屐�建築主は中野二丁目地区市街地再開発組合（参加組合員：住友不動産）、設計者はアール・アイ・エー、施工者は西松建設で2024年2月29日竣工予定となっています。
断面図[出典：住友不動産]
業務棟の1階〜5階部分が店舗フロアとなり、大きな空間を挟んで6〜20階がオフィスフロアになります。また、住宅棟は賃貸レジデンスとなり低層部には店舗と公益施設も入ります。
整備イメージ図[出典：住友不動産]
建設地は中野駅の南口駅前広場に隣接しており駅とはペデストリアンデッキで直結します。業務棟は中野駅に近い北側に配置され、住宅棟は南側に配置されます。また、住宅棟東側の2階レベルの場所には「丘の上の広場」が整備されます。
ペデストリアンデッキ完成予想図[出典：住友不動産]
ペデストリアンデッキの完成予想図です。駅直結と言っても駅の敷地に直結で、屋根付きの屋外を少しだけ歩く必要があるようです。このペデストリアンデッキは駅前広場なども含む「中野二丁目土地区画整理事業」に基づき整備が行われる予定のため、竣工時には使用できない可能性があるとのことです。
基準階平面図
基準階平面図[出典：住友不動産]
オフィスフロアの基準階平面図です。専有面積は531.27坪(1,756.22��)で天井高3mの無柱空間となります。
住宅棟の北側とお見合いになる位置には事務室が配置され、住宅棟の東側住戸が見える位置にはトイレや階段などを配置することで部屋を覗けなくしています。
間取り図
W-25C'タイプ[出典：住友不動産]
賃貸タワマン「プラティーヌ中野」のW-25C'タイプの間取り図で、間取りは1K、専有面積は26.67�屬箸覆辰討い泙后�
W-55Dタイプ[出典：住友不動産]
W-55Dタイプの間取り図で、間取りは1LDK、専有面積は54.35�屬箸覆辰討い泙后�
W-80Aタイプ[出典：住友不動産]
W-80Aタイプの間取り図で、間取りは2LDK、専有面積は81.23�屬箸覆辰討い泙后�
S-145Aタイプ[出典：住友不動産]
S-145Aタイプの間取り図で、間取りは3LDK、専有面積は144.90�屬箸覆辰討い泙后�
S-170Aタイプ[出典：住友不動産]
S-170Aタイプの間取り図で、間取りは4LDK、専有面積は168.58�屬箸覆辰討い泙后�
S-185Aタイプ[出典：住友不動産]
S-185Aタイプの完成予想図です。21階以上にあは各階に宅配ボックスが設置されます。
建設状況
2023年8月20日に北西側から撮影した「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」の業務棟である「(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト」(地上20階、高さ115.83m)です。
駅前に面した場所では既存建物の解体工事が2024年3月15日までの工期で行われています。1ヶ月くらい前に暴風により中野駅前で足場が倒壊した現場がここです。
近付いて撮影。ガラスカーテンウォールとなっているところからオフィスフロアになります。
低層部の1階〜5階は商業施設になります。
北東側から撮影。左の黒くなっている場所にはエレベーターやトイレなどが配置されています。
東側から撮影。左が賃貸タワマンの「プラティーヌ中野」(地上37階、高さ146.84m)です。
まだ家賃は公開されていませんが、間取りは1K〜4LDK、専有面積は26.60�屐�186.08�屬箸覆辰討�り、2023年10月上旬から取引開始予定となっています。
坂の下となる南東側から撮影。オフィスフロアから東向き住戸を覗けないような事務室配置となっていることがわかります。
南西側から撮影。
西側から撮影。
業務棟の「(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト」です。手前の既存建物が解体されると足元からビルが見えるようになります。
住宅棟の「プラティーヌ中野」です。
少し離れたJRの線路に架かる囲桃園跨線橋から撮影。左下はJR中野駅の駅ビル「(仮称)中野駅西口開発」(地上5階、最高高さ31.824m)で商業施設や南北通路・西口改札などが整備されます。
北西側から撮影。中野駅周辺は「中野サンプラザ」の建替えも控えており大改造中です。
こちらは随分と完成に近付いていますが竣工予定は2024年2月29日です。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。数値のカッコの中が住宅棟の値のようです。
■物件概要（住宅棟）■
名称：プラティーヌ中野
事業名：中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟
所在地：東京都中野区中野区中野二丁目地内
交通：JR中央線・総武線「中野」駅
東京メトロ東西線「中野」駅
用途：住宅、店舗
総戸数：396戸 (非賃貸住戸2戸、広告対象外住戸5戸含む)
階数：地上37階、地下2階
高さ：146.84m
基礎工法：直接基礎
構造：RC造一部S造
敷地面積：4,404.85��
建築面積：3,465.32��
延床面積：50,262��
建築主：中野二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
設計者：アール・アイ・エー
施工者：西松建設
工期：2020年3月26日着工〜2024年2月29日竣工予定
入居：2024年3月下旬開始予定
■物件概要（オフィス棟）■
仮称：(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト
事業名：中野二丁目地区第一種市街地再開発事業 B棟
所在地：東京都中野区中野区中野二丁目24-9
交通：JR中央線・総武線「中野」駅
東京メトロ東西線「中野」駅
用途：事務所、店舗、駐車場
階数：地上20階、地下2階
高さ：115.83m
基礎工法：直接基礎
構造：S造一部SRC造
敷地面積：5,676.67��
建築面積：4,142.96��
延床面積：49,712��
建築主：中野二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
設計者：アール・アイ・エー
施工者：西松建設
工期：2020年3月31日着工〜2024年2月29日竣工予定
出典
▼住友不動産：公式HP
プラティーヌ中野
▼住友不動産：公式HP
(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト
▼住友不動産：ニュースリリース（2020年3月30日）
中野駅南口駅前で賑わいの創出「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手
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