
解体された「ホテルグランドパレス」(地上24階、高さ86.3m)の跡地です。2023年8月20日に撮影しました。九段下駅近くの目白通り沿いにあったホテルで、竹中工務店を施工者として2023年6月30日までの工期で解体されました。現在残っている構造物は次の段階で解体されるものと思われます。解体後の跡地には三菱地所等5社による複合ビルが計画されていますが、まだ概要は発表されていません。この記事では同ホテルの概要や解体状況、地図等を載せています。
ホテルグランドパレスについて

「ホテルグランドパレス」は「九段下」駅の北側にあった目白通り沿いのホテルで、規模は地上24階、塔屋1階、地下4階、高さ86.3m、敷地面積6,604.74�屐�建築面積3,945�屐�延床面積4万8887.28�屐∩躓匱漆�458室でした。設計者と施工者は竹中工務店で1972年に開業し、2021年6月30日に営業終了しました。そして2022年3月1日からは三菱地所を発注者として2023年6月30日までの工期で竹中工務店によって解体工事が行われました。
解体後の跡地については、ホテルグランドパレス、三菱地所、三菱地所レジデンス、阪急阪神不動産、東宝の5社がホテルグランドパレス跡地有効活用事業に関する基本協定書を締結しており、跡地の一部を三菱地所、三菱地所レジデンス、阪急阪神不動産、東宝に売却して、ホテルグランドパレスとともに複合ビルを建設する予定となっています。三菱地所のIR資料を確認しましたが「検討中」となっており、まだどういった施設になるかは不明ですが、基本協定書を締結した企業から判断するとホテル、レジデンス、オフィス、商業施設が入る超高層複合施設になる可能性が高そうです。
位置図

位置図[出典:ホテルグランドパレス]
計画地は「九段下」駅の北側の目白通り沿いで、東京メトロ東西線・東京メトロ半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅から徒歩1分の距離となっています。東西線のホームまでは近いですが、半蔵門線と都営新宿線は東西線のホームを経由するため改札を入ってからも少々歩く必要があります。
また、目白通りを北側に行くと徒歩7分程度でJR・都営・東京メトロの「飯田橋」駅に行くこともできます。ただ、こちらも東西線は近いですが他の路線はさらに数分かかります。
解体状況

2023年8月20日に目白通り沿いの九段下駅側から撮影した「ホテルグランドパレス」(地上24階、高さ86.3m)の跡地です。傾斜地側の構造物がまだ残っていますが、既に解体工期の2023年6月30日は過ぎているので第一段階は完了しているものと思われます。

次はどこかのタイミングで残りの部分や地下の解体が行われることになりそうです。

飯田橋駅側から撮影。解体の施工者は竹中工務店です。

横から見ると建物の一部が残っていることがよくわかります。

仮囲いの中を見るとプレハブ事務所は残っていましたが重機はありませんでした。

坂を少し登った北西側から撮影。西側にはトンネル状の通路もあります。

南西側から撮影。「ホテルグランドパレス」の敷地としてはこの角地が一番標高が高いです。

そのため南側は結構急な坂道となっています。
同跡地については、残りの部分の解体が始まったり、再開発ビルの概要が出たときにブログに載せます。
地図
物件概要(解体中の建物)
名称:ホテルグランドパレス
所在地:東京都千代田区飯田橋一丁目1-1
交通:東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下」駅 徒歩1分
都営新宿線「九段下」駅 徒歩1分
JR中央・総武線「飯田橋」駅 徒歩7分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅 徒歩7分
都営大江戸線「飯田橋」駅 徒歩7分
用途:ホテル
総客室数:458室
階数:地上24階、塔屋1階、地下4階
高さ:86.3m
構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
敷地面積:6,604.74��
建築面積:3,945��
延床面積:48,887.28��
建築主:ホテルグランドパレス
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
工期:1970年2月着工〜1972年2月竣工
解体発注者:三菱地所
解体施工者:竹中工務店
解体工期:2022年3月1日〜2023年6月30日予定
出典
▼ホテルグランドパレス:プレスリリース(2021年9月30日)
ホテルグランドパレス跡地有効活用事業に関する基本協定書締結及び敷地の一部売却について
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