イメージパース[出典：東京都港区]
虎ノ門に建設される超高層オフィスビル「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」(地上29階、高さ180m)の完成予想図です。地上と地下に駅前広場が整備される「虎ノ門」駅直結のオフィスビルになります。現地では2024年4月30日までの工期で既存ビルの解体工事が行われており、この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況(2023年8月17日時点)、地図等を載せています。
虎ノ門一丁目東地区について
立面図(北側)[出典：東京都港区]
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅に直結するオフィスビルで、規模は地上29階、地下4階、高さ180m、敷地面積6,397.27�屐�建築面積5,201.66�屐�延床面積11万9890.03�屬箸覆辰討い泙后７�築主は虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合、参加組合員は中央日本土地建物、都市再生機構、住友不動産、設計者は日本設計で2024年1月15日着工、2027年6月15日の竣工予定です。
断面図[出典：東京都港区]
フロア構成は低層部に商業施設、ビジネス支援施設、地域冷暖房施設やコージェネレーションシステムが配置され、中高層部がオフィスフロアとなり、地下では東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅に直結します。
建築計画のお知らせの用途には共同住宅の記載があるので、図のオレンジ色部分が住宅になるものと思われます。
配置図[出典：東京都港区]
建設地は外堀通りと愛宕下通りが交差する西新橋一丁目交差点に面した角地で、西側（図の左隣）には既に完成している「東京虎ノ門グローバルスクエア」(地上24階、最高高さ119.65m)があり、点線がある場所には「虎ノ門ヒルズ」に繋がる地下通路があります。
また、南側では「(仮称)虎ノ門一丁目中央地区第一種市街地再開発事業」(地上35階、高さ約180m)が計画されています。
1階平面図[出典：東京都港区]
1階には建物を南北に貫く貫通通路と約1,500�屬涼肋絮愾姐�場が整備されます。また、敷地南西角には広場も整備されます。
地下1階平面図[出典：東京都港区]
地下には約1,000�屬涼浪識愾姐�場と東西に貫く貫通通路が整備され、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅に接続し、同再開発と「東京虎ノ門グローバルスクエア（虎ノ門駅前地区）」との間にある地下歩行者通路によって「虎ノ門ヒルズ」や東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅にも繋がります。
地下レベルの整備イメージ[出典：東京都港区]
地下駅前広場には地上と繋がる大階段やエスレーターなどが整備されます。
地下駅前広場の整備イメージ[出典：東京都港区]
地下駅前広場の整備イメージです。右奥が大階段です。
地上駅前広場の整備イメージ[出典：東京都港区]
地上駅前広場の整備イメージです。屋根付きの屋外空間となります。
地下イメージ[出典：東京都]
同再開発は「虎ノ門」駅の1番線ホーム(渋谷方面)にある改札口側に位置しており、逆側の2番線ホーム(浅草方面)に行くには改札内の階段を使うか、少し離れた場所にある信号を渡る必要があります。同再開発では反対側ホームにも行きやすくなるように、改札外の地下2階レベルにバリアフリー対応の地下歩行者通路が整備されます。
立面図(南側)[出典：東京都港区]
南側の立面図です。低層部右側の4フロアが共同住宅かと思われます。
広場の整備イメージ[出典：東京都港区]
地下駅前広場から大階段を登った先に整備される広場の完成予想図です。地上、屋上、壁面合わせて約2,685�屬�緑化される計画となっています。
位置図
位置図[出典：東京都港区]
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結となる再開発で、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅にも地下通路で直結となります。図の右の方には都営三田線「内幸町」駅、図の上の方には東京メトロ各線の「霞ヶ関」駅が徒歩圏にあります。
既存建物解体状況
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」(地上29階、高さ180m)の計画地に設置されている解体されるビルの配置図です。東西に貫く2本の区道は既に閉鎖されており、あちこちで解体工事が始まっています。解体工事の施工者は戸田・西松建設共同企業体で2024年4月30日までの工期となっています。
2023年8月17日に北東側から撮影した「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。街区全体が封鎖されており複数のビルで解体工事が始まっています。
右の超高層ビルが「東京虎ノ門グローバルスクエア」(地上24階、最高高さ119.65m)、左の超高層ビルが「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(地上36階、最高高さ185.415m)で、ビジネスタワーと同再開発の間では「(仮称)虎ノ門一丁目中央地区第一種市街地再開発事業」(地上35階、高さ約180m)が計画されています。
北側から撮影。この辺りは2023年10月31日までの工期で先行して解体工事が行われています。
北西側から撮影。着々と解体工事が進んでいます。
南西側から撮影。ビル本体の解体に向けて足場と防音パネルの設置作業中でした。
南東側から撮影。複数の既存ビルがまとめて解体されることになりそうです。
地図
物件概要
工事工程[出典：東京都港区]
新築工事の工期は約36ヵ月の予定で、施工者は解体工事を行う戸田・西松建設共同企業体になるものと思われます。
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
計画名：虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都港区虎ノ門一丁目2番1他
交通：東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
都営三田線「内幸町」駅
東京メトロ千代田線・日比谷線・丸の内線「霞ヶ関」駅
用途：事務所、商業、集会場、共同住宅、自動車車庫
階数：地上29階、地下4階
高さ：180m
構造：鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
基礎工法：パイルド・ラフト基礎
敷地面積：6,397.27��
建築面積：5,201.66��
延床面積：119,890.03��
建築主：虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合
参加組合員：中央日本土地建物、都市再生機構、住友不動産
設計者：日本設計
施工者：−
工期：2024年1月15日着工〜2027年6月15日竣工予定
出典
▼東京都：報道発表資料（2022年06月23日）
虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可します
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