愛宕山に面した場所の再開発「愛宕地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約160m)の計画地です。2023年8月17日に撮影しました。愛宕トンネルと愛宕神社の出世の石段に挟まれた場所で、野村不動産が参画するタワーマンションが建設されます。この記事では同タワマンの概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
愛宕地区について
イメージパース[出典：野村不動産]
「愛宕地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。愛宕山に面した「愛宕山周辺地区(F・G地区)」の再開発で、地上43階、地下2階、高さ約160m、敷地面積約2,900�屐�建築面積約1,500�屐�延床面積約5万5000�峙�模のタワーマンションになります。施工者は都市再生機構、特定業務代行者は竹中工務店と野村不動産で2023年度の権利変換計画認可を経て2024年度着工、2028年度竣工予定となっています。
配置図[出典：野村不動産]
タワーマンションが建設されるのは�騎攻茵�F地区）で、出世の石段に繋がる愛宕神社参道を挟んだ�恭攻茵�G地区）では地上3階(2棟)、高さ約15m／10m、敷地面積約790�屐�延床面積約950�屬両�規模な寺院・店舗が建設されます。�恭攻茲廊騎攻茲隆粟�後となる2030年度着工、2031年度の竣工予定となっています。
断面図[出典：野村不動産]
�騎攻茲離侫蹈�構成は1階が店舗、2階が生活・産業支援施設、4〜6階が事務所、そして7〜43階が住宅フロアとなります。
�恭攻茲脇始�側と愛宕山側に分かれており、道路側は地上3階、高さ約15mの店舗となり、愛宕山側は地上3階、高さ約10mの寺院になります。
�騎攻茲遼迷ξ�面図[出典：港区]
�騎攻茲遼迷ξ�面図です。塔屋が波を打つデザインとなります。
イメージパース[出典：野村不動産]
�騎攻茲鉢恭攻茲龍�界となる愛宕神社参道の両側には地区広場が整備されます。鳥居の先にある急な階段が有名な「出世の石段」で、ここを登った先に愛宕神社の社殿があります。かなり急な石段となっていますが神社に行くには複数ルートがあり、計画地の南側の愛宕トンネルの入口付近には山頂まで行けるエレベーターもあります。
位置図
位置図[出典：野村不動産]
計画地は愛宕山の東側で、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、「神谷町」駅、都営三田線「御成門」駅の3駅の中間地点あたりとなっています。
敷地の東側は愛宕下通りに面しており、南隣には「愛宕グリーンヒルズ」、少し北側には「虎ノ門ヒルズ」などがあり、超高層ビルが多く建ち並ぶ通りになりつつあります。
既存建物解体状況
2023年8月17日に愛宕山から撮影した「愛宕地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約160m)の計画地です。愛宕神社参道に面した場所にあった既存建物が解体されていました。
現地に設置されている作業工程によると、撮影時は夏季休暇中(8/11〜8/20)で、21日は場内整備、22日からは基礎解体工事となっていました。
先行して既存建物が解体された敷地南側です。
写真左上には引き抜いた杭が転がっていました。
敷地全体です。赤いビルがある場所が寺院・店舗が建設される�恭攻�(G地区)です。
南東側から撮影した「愛宕地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。背後の超高層ビル群は「虎ノ門ヒルズ」で、左から「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(地上49階、最高高さ265.75m)、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(地上54階、最高高さ221.55m)、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」(地上52階、最高高さ255.5m)となっています。3棟とも高さ220mを超えていることから、ここに建設されるタワーマンションの最上階でも「虎ノ門ヒルズ」は見上げる高さになります。
北東側から撮影。左端の2棟は「愛宕グリーンヒルズ」で地上42階、最高高さ186.76mのオフィスビルと地上42階、最高高さ157.26mの賃貸タワマンとなっており、「愛宕地区第一種市街地再開発事業」は手前の賃貸タワマンの「愛宕グリーンヒルズ フォレストタワー」とほぼ同じ高さになります。
�恭攻�(G地区)の北側で解体中の「東京虎ノ門東急REIホテル」です。ここは愛宕山周辺地区(H地区)H地区となっており、地上14階、高さ約50m、延床面積約1万6900�屬龍ζ噂斬陲�建設予定となっています。。
解体工事の施工者は東急建設で解体工期は2024年5月31日までとなっています。
地図
物件概要（�騎攻茵�
全体工事工程[出典：港区]
F・G地区の工事工程です。まずは�騎攻茵�F地区）から工事が始まり、�騎攻茲隆粟�から数年後に�恭攻茵�G地区）の工事が始まる計画となっています。
■物件概要（�騎攻茵泡�
事業名：愛宕地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都港区愛宕一丁目
用途：共同住宅、事務所、生活・産業支援施設、店舗、駐車場
階数：地上43階、地下2階
高さ：約160m
構造：鉄筋コンクリート造
敷地面積：約2,900��
建築面積：約1,500��
延床面積：約55,000��
施工者：独立行政法人都市再生機構
特定業務代行者：竹中工務店・野村不動産
設計者：竹中工務店
施工者：竹中工務店
工期：2024年度着工〜2028年度竣工予定
出典
▼野村不動産：ニュースリリース（2023年1月20日）
「愛宕地区第一種市街地再開発事業」（ＵＲ施行） 事業計画認可のお知らせ（都市再生機構・竹中工務店・野村不動産）
▼港区議会：建設常任委員会（2021年7月21日）
愛宕地区の街づくりについて
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