朝日生命大手町ビルと日本ビル跡地

 東京駅前で解体中の「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)です。2023年8月6日に撮影しました。隣にあった「日本ビル」(地上14階、高さ51m)の地上部の解体工事は既に終わっており、それらの跡地には高さ日本一となる超高層ビル「Torch Towerトーチタワー)」(地上62階、高さ約390m)が建設されます。低層部に商業施設、中層部にオフィス、高層部にホテル「ドーチェスター・コレクション」・賃貸レジデンス、そして最上部に展望施設が入る超高層複合施設になります。この記事では同ビルの概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。




Torch Tower 外観イメージ
外観イメージ[出典:内閣府]

 「Torch Towerトーチタワー)」は「朝日生命大手町ビル」と「日本ビル」の跡地に建設される高さ日本一の超高層ビルで、規模は地上62階、地下4階、高さ約390m、敷地面積3万1400(TOKYO TORCH全体)、建築面積1万5400屐延床面積55万2000屬箸覆蠅泙后7築主は三菱地所、設計者は三菱地所設計、施工者は清水建設で2023年10月着工、2027年度末の竣工予定です。

 「トーチタワー」はJR「東京」駅の日本橋口前の大規模再開発「TOKYO TORCHトウキョウトーチ)」内のB棟で、左のA棟「常盤橋タワー」(地上40階、高さ約212m、2021年6月末竣工)と右下のD棟「銭瓶町ビルディング」(地上9階、高さ約53m、2022年3月末竣工)は既に完成しています。また、C棟は地下に変電所がある大規模広場になるため見た目的には3棟構成の街区になります。



Torch Tower(トーチタワー) 用途概要
用途概要[出典:三菱地所]

 フロア構成は地下1階〜6階が店舗、3階〜6階の一部がエンタメホール(約2000席)、7階〜52階がオフィスフロア、53階〜58階がウルトララグジュアリーホテルの「Dorchester Collectionドーチェスター・コレクション)」、59階〜60階が賃貸レジデンス、そして61階〜屋上が展望施設となります。

 図から推測すると、59階〜60階に入る賃貸レジデンスは高さは350mを超えていると思われるため「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)の54階〜64階に入る「アマンレジデンス東京」を超えて高さ日本一の住宅フロアになります。また、最上部に入る展望施設は東京スカイツリーに次ぐ高さ日本2位の展望台になります。



Torch Tower(トーチタワー) 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 「Torch Towerトーチタワー)」の高層部の完成予想図です。大きく口を開けている部分はウルトララグジュアリーホテルの「Dorchester Collectionドーチェスター・コレクション)」のロビー「SKY HILL」となります。



Torch Tower(トーチタワー) SKY HILL イメージ
SKY HILL イメージ[出典:三菱地所]

 その「SKY HILL」は地上55階、高さ300m超に位置しており、自然を五感で楽しむことができるオアシスになります。

 また、一つ下のフロアとなる54階南西側にはプール、スパが配置されます。他にもホテル内にはオールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バンケット、フィットネスジムも併設されます。ホテルの延床面積は約2万1400屐∩躓匱漆瑤110室(予定)で2028年度の開業予定となっています。



Torch Tower(トーチタワー) SKY HILL イメージ
SKY HILL イメージ[出典:三菱地所]

 「Dorchester Collectionドーチェスター・コレクション)」とは、象徴的なホテルをコレクションする世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランドで、現在は世界5つの都市(ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルス)に9つのホテルがあり、ドバイでは今年の11月に「The Lana, Dubai」が中東で初オープンします。アジアでは「トーチタワー」が初となります。



Torch Tower(トーチタワー) 客室イメージ
客室イメージ[出典:三菱地所]

 客室は56階〜58階に配置され、59〜60階はホテルとサービス連携する約50室の賃貸レジデンスになります。開発事業のお知らせの用途では「共同住宅」となっているので、サービスアパートメントではなく正式な賃貸マンションということになりそうです。



TOKYO TORCHPark 全景
TOKYO TORCH Park 全景[出典:三菱地所]

 「Torch Tower」と「常盤橋タワー」の間に整備される広場「TOKYO TORCH Park」の完成予想図です。この広場がC棟で地下に変電所が整備されます。



Torch Tower 空中遊歩道
空中遊歩道[出典:三菱地所]

 その広場に面した「Torch Tower」の低層部には全長約2キロ、約5000屬梁腟模な空中遊歩道が配置され、右側の円形部分の屋上には空中遊歩道の終着地となる約2,500屬硫鮎緜躅爐整備されます。その円形部分の3〜6階は約2000席の大型エンタメホールになります。



TOKYO TORCH 開発ステップ図
開発ステップ図[出典:三菱地所]

 「TOKYO TORCHトウキョウトーチ)」では順に解体、建設を行うステップ開発が行われています。これは「Torch Towerトーチタワー)」建設地の地下には下水ポンプ所があり、その機能を止めることなく施設更新するために新しい下水ポンプ所が「下水道局棟(銭瓶町ビルディング)」(2022年3月末竣工)の地下に建設されました。この施設更新を行うためにステップ開発となり、現在はSTEP3の「日本ビル」と「朝日生命大手町ビル」の解体が行われています。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 配置図(再開発前)
配置図(再開発前)[出典:三菱地所]

 再開発前の配置図です。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 配置図(再開発後)
配置図(再開発後)[出典:三菱地所]

 再開発後の配置図です。「旧JXビル」「大和呉服橋ビル」があった場所には「常盤橋タワー」が建設され、そして「日本ビル」は一部が解体され「銭瓶町ビルディング」が建設されました。

 現在は「日本ビル」が解体され、「朝日生命大手町ビル」が解体工事中です。それらの跡地には「Torch Towerトーチタワー)」が建設されます。また、道路を挟んだ北側にある「JFE商事ビル」も解体され「常盤橋公園」が拡大します。




TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 案内図
案内図[出典:三菱地所]

 建設地はJR「東京」駅の北側となる日本橋口前で、JR「東京」駅や「大手町」駅とは地下通路で接続されます。また、将来的には「日本橋」駅側にも地下通路で接続する計画となっています。東京駅、大手町駅、日本橋駅、三越前駅が徒歩圏となる最強立地とも言える場所になっています。




朝日生命大手町ビル

 2023年8月6日に永代通り沿いの南東側から撮影した解体工事中の「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)です。見た感じでは半分以下の高さまで解体工事が進んでいるようでした。




朝日生命大手町ビルと日本ビル跡地

 隣にあった「日本ビル」(地上14階、高さ51m)の地上部の解体工事は終わっており、大手町のビルが見えるようになってきています。



朝日生命大手町ビル

 解体工事の施工者は清水建設で、地上部の解体工期は2023年10月20日までとなっているので、2ヶ月後には地上からはほぼ見えなくなっていそうです。



朝日生命大手町ビル

 南西側から撮影。解体後の跡地には高さ日本一となる超高層ビル「Torch Towerトーチタワー)」(地上62階、高さ約390m)が建設されます。



朝日生命大手町ビル

 北西側から撮影。高さ390mは日本国内では圧倒的な高さの超高層ビルになります。



朝日生命大手町ビルと日本ビル跡地

 北側から撮影。「日本ビル」が解体されたため、解体中の「朝日生命大手町ビル」が目立つようになっています。



朝日生命大手町ビルと日本ビル跡地

 「朝日生命大手町ビル」が解体されると一時的に丸の内の超高層ビルがここから見えるようになります。



朝日生命大手町ビル

 解体ペースが結構早いので次回訪問時には地上部は残りわずになっていそうです。



朝日生命大手町ビル

 北東側から撮影。見える景色が随分と変わってきました。



朝日生命大手町ビルと日本ビル跡地

 「日本ビル」が解体されたことから大手町側も見えるようになっています。



朝日生命大手町ビル

 「朝日生命大手町ビル」にズームです。



朝日生命大手町ビル

 「朝日生命大手町ビル」の低層棟部は壁際を残すだけとなっています。



日本ビル跡地

 「日本ビル」側です。



日本ビル跡地

 一部瓦礫が見えますがキレイな床が見えています。



日本ビル跡地

 「Torch Towerトーチタワー)」は今年の10月に着工予定のため、地下部はこのまま再利用する場所があるのかもしれません。









TOKYO TORCH 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。



TOKYO TORCH 開発事業のお知らせ

 開発事業のお知らせです。

■物件概要(Torch Tower)■
名称:Torch Tower(トーチタワー)
計画名称:東京駅前常盤橋プロジェクト B棟(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 B棟)
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ東西線・丸の内線・半蔵門線・千代田線、都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
   東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
用途:事務所、ホテル、住宅、ホール、店舗、駐車場等
総戸数:約50戸
総客室数:約110室
階数:地上62階、地下4階
高さ:約390m
構造:S造、RC造、SRC造
基礎工法:直接基礎、杭基礎(一部併用)、外殻制振構造
敷地面積:約31,400屐柄澗痢
建築面積:約15,400
延床面積:約552,000
建築主:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:清水建設(予定)
工期:2023年10月着工〜2027年度末竣工予定




▼三菱地所:ニュースリリース(2022年11月8日)
〜世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」〜 日本一の高さとなる「Torch Tower」のホテルに アジア初進出のウルトララグジュアリーホテル 「Dorchester Collection」が出店決定

▼三菱地所:ニュースリリース(2022年1月13日)
世界に誇る日本の新たなシンボル「TOKYO TORCH」(東京駅前常盤橋プロジェクト) 大手町・有楽町・丸の内エリア初のラグジュアリーレジデンス 日本一の高さとなるTorch Tower高層部に導入決定 地上高さ約300mのエクスクルーシブな超都心住機能を提供

▼三菱地所:ニュースリリース(2020年9月17日)
世界に誇る日本の新たなシンボルが「日本を明るく、元気にする」 東京駅前常盤橋プロジェクトの街区名称を「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」に決定 2027年度、東京駅前にニューノーマルを見据えた約2.0haの屋外空間を整備した新たな街が誕生

▼内閣府:国家戦略特区(2020年9月4日)
第18回 東京都都市再生分科会 配布資料
※ 資料1 都市再生特別地区(大手町地区(D-1街区))都市計画(素案)の概要(PDF形式:43,317KB)