札幌都心部のタワーマンション「ライオンズタワー札幌」(地上28階、高さ111.55m)です。2023年6月25日に撮影しました。低層部は商業施設の「モユクサッポロ（moyuku SAPPORO）」で、4〜6階に入る都市型水族館の「AOAO SAPPORO」を含めて2023年7月20日にグランドオープンします。この記事では同施設の概要や完成後の様子、地図等を載せています。
ライオンズタワー札幌について
外観完成予想図[出典：公式HP]
「ライオンズタワー札幌」はアーケード街の狸小路商店街と地下街のポールタウンに直結するタワーマンションで、規模は地上28階、地下2階、高さ111.55m、敷地面積3,698.76�屐�建築面積約3,280�屐�延床面積約4万3610�屐∩躙与�133戸となっています。
建築主は南2西3南西地区市街地再開発組合（参加組合員：大京、ユニホー、札幌市）、売主は大京、設計者はNTTファシリティーズ・プランテック総合計画事務所、施工者は佐藤工業・岩田地崎建設・岩倉建設共同企業体で2023年4月28日竣工、商業施設は2023年7月20日グランドオープンとなっています。
断面図[出典：大京]
建物の地下2階〜地上7階が商業施設の「moyuku SAPPORO（モユクサッポロ）」で、そのうち地下2階〜地上3階部分は商業店舗、4階〜6階部分が都市型水族館「アオアオサッポロ（AOAO SAPPORO）」、そして7階には一般の方も使用できる屋上庭園「moyuku Sky Garden（モユク スカイガーデン）」となっています。
また、7階には入居者専用の共用施設も配置され、9階〜28階が総戸数133戸(一般分譲対象戸数51戸)の「ライオンズタワー札幌」となっています。
7階平面概念図[出典：公式HP]
7階の西側に屋上庭園の「moyuku Sky Garden（モユク スカイガーデン）」が配置され、「ライオンズタワー札幌」に繋がるサブエントランスも設けられます。その7階には入居者専用の共用施設としてラウンジ、コミュニティルーム、スタティルーム、プライベートルーム、ゲストルームが配置されています。
間取り
22-25階平面概念図[出典：公式HP]
22-25階の平面図です。冷暖房を完備した内廊下、24時間利用可能な各階ゴミ置き場、そして全戸にトランクルームが備えられています。
Aタイプ[出典：公式HP]
北西角部屋となるAタイプの間取り図です。間取りは3LDK+WIC+SIC、専有面積は78.11�屐▲丱襯灰法写明僂�30.36�屬箸覆蠅泙后Ｋ迷Δ砲六ニ擶慂�面の超高層ビル群や「さっぽろテレビ塔」などを望むことができます。
Gタイプ[出典：公式HP]
南東角部屋となるGタイプの間取り図です。間取りは3LDK+WIC、専有面積は80.21�屐▲丱襯灰法写明僂�31.51�屬箸覆蠅后Ｅ貘Δ砲亘�平川があるため札幌の街並みと花火大会を同時に望むことができそうです。
非分譲住戸[出典：大京穴吹不動産]
最上階南西角部屋の非分譲住戸の間取り図です。間取りは3LDK、専有面積は150.61�屐▲丱襯灰法写明僂�44.48�屬箸覆蠅泙后Ｆ吋泪鵐轡腑鵑任郎任盥�い部屋で、現在は5億5000万円で売りに出ています。
位置図
位置図[出典：公式HP]
建設地は札幌市営地下鉄「大通」駅と「すすきの」駅の間に位置しており、アーケード街の狸小路商店街と地下街のポールタウンに直結しています。西側は札幌駅前通に面しており目の前には札幌市電「狸小路」駅もあります。
地下街直結完成予想図[出典：公式HP]
地下2階には住宅エントランスがあり、地下街のポールタウンに直結します。
地下直結概念イラスト[出典：公式HP]
ポールタウンは「大通」駅と「すすきの」駅に接続しており、「大通」駅の先にはJR「札幌」駅に繋がる札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」にも接続しているため、地下だけでJR「札幌」駅までアクセス可能となっています。
建設状況
2023年6月25日に北東側から撮影した「ライオンズタワー札幌」(地上28階、高さ111.55m)です。
北側の通りに面した場所にある1階のエントランスです。派手さはなく落ち着いた高級感のある佇まいとなっています。
北西側から撮影。セットバックした中高層階が「ライオンズタワー札幌」となっています。
低層部は商業施設の「モユクサッポロ（moyuku SAPPORO）」で2023年7月20日にグランドオープンします。4〜6階には都市型水族館の「AOAO SAPPORO」が入っており、自分が知っている範囲内では水族館とマンションが同じ建物にあるのはここが初めてです。
南西側から撮影。右端に見えているアーチがアーケード街の「狸小路商店街」です。建設地は「ドン・キホーテ」があった場所で、さらに昔に戻ると「YES そうご電器」が入っていたビルの跡地です。
同じ日に「さっぽろテレビ塔」の展望台から撮影。
札幌都心の中心部に位置しているため周辺にはオフィスビルや商業ビルが建ち並んでいますが、低層部は商業施設で中層部からが「ライオンズタワー札幌」となるため、どの住宅からも眺望が確保されています。
「JRタワー」の展望室から撮影。右側に見えているのは数日前のブログに載せた「すすきの」駅直結の複合施設「COCONO SUSUKINO（ココノ ススキノ）」(地上18階、高さ約78m)です。
平日も土日祝でも人が多い都心に位置していますが、こういった場所での生活ってどんな感じなんでしょうね？利用者の多い駅前マンションに住んでいるのと同じような感じなんですかね。都心過ぎるため想像が付きません。
地図
物件概要
名称：ライオンズタワー札幌
商業施設名：moyuku SAPPORO（モユクサッポロ）
事業名：南2西3南西地区第一種市街地再開発事業
所在地：北海道札幌市中央区南２条西３丁目20番
交通：札幌市営地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通」駅
札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅
札幌市電「狸小路」駅
用途：商業、業務、共同住宅、公共駐輪場
総戸数：133戸（一般分譲対象戸数51戸）他に、ゲストルーム1戸、コミュニティルーム1戸、プライベートラウンジ1戸、スタディルーム3戸
階数：地上28階、地下2階
高さ：111.55m
構造：鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積：3,698.76��
建築面積：約3,280��
延床面積：約43,610��
建築主：南2西3南西地区市街地再開発組合
事業協力者(売主)：大京
設計者：NTTファシリティーズ・プランテック総合計画事務所
施工者：佐藤工業・岩田地崎建設・岩倉建設共同企業体
工期：2019年3月18日着工〜2023年4月28日竣工予定
開業：2023年春予定
入居：2023年5月10日予定
出典
▼大京：ニュースリリース（2021年11月25日）
JR札幌駅から地下街で直結、「商・公・住」一体の複合再開発
「ライオンズタワー札幌」、物件情報を初公開
▼公式HP：モユクサッポロ
https://moyuk.jp/
▼公式HP：AOAO SAPPORO
https://aoao-sapporo.blue/
▼公式HP：ライオンズタワー札幌（完売ページに飛びます）
https://lions-mansion.jp/MB121010/
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