外観イメージ図[出典：葛飾区]
京成押上線「京成立石」駅前で計画されている「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約125m)について、2023年7月12日付けで葛飾区より都市計画決定の告示を受けたことが、本準備組合に参加組合員予定者として参画している野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産より発表がありました。同再開発は低層部に店舗が入る総戸数約700戸のタワーマンションで、2027年度の着工予定となっています。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
立石駅南口西地区について
配置図[出典：東京建物]
「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」は京成押上線「京成立石」駅の南隣に位置する再開発で、タワーマンションが建設されるA敷地と駐輪場と事務所で構成される小規模なB敷地に分かれています。
A敷地の規模は地上34階、地下1階、高さ約125m、敷地面積約1万270�屐�建築面積約8,000�屐�延床面積約9万1700�屐∩躙与�約700戸となっています。建築主は立石駅南口西地区市街地再開発組合（予定）、参加組合員予定者は野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産、事業協力者は前田建設工業で2023年7月に都市計画決定、2025年度に本組合設立認可、2026年度の権利変換計画認可を経て、2027年度に着工、2031年度に竣工予定となっています。
断面構成図[出典：葛飾区]
A敷地は1〜4階までが商業施設や駐車場、駐輪場となり、5〜34階がタワーマンション部となります。また、B敷地は1〜2階が駐輪場、3階が事務所となります。
導入用途構成イメージ[出典：葛飾区]
商業施設としてはスーパーマーケット、大型物販、飲食、クリニックサービス、そして温浴施設が計画されています。
配置図[出典：葛飾区]
東隣の「立石駅南口東地区」でも再開発が計画されており、そこに面した東側と駅前となる北側に商業施設が配置されます。また、北東側には駅前広場も整備予定となっています。
位置図
周辺地図[出典：東京建物]
「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約125m)の計画地は京成押上線「京成立石」駅南側の赤い枠で囲まれた部分となっています。東隣の緑色の枠で囲まれた「立石駅南口東地区」と北側の青枠で囲まれた「立石駅北口地区」でもタワーマンションが計画されており、全てが完成すると立石駅を中心に3棟のタワーマンションが建ち並ぶことになります。
立石駅北口地区 外観イメージ図[出典：東京建物]
北側の「立石駅北口地区」では地上35階、高さ約120mのタワーマンションと地上13階、高さ約62mの葛飾区新庁舎が計画されています。
立石駅南口東地区 外観イメージ図[出典：葛飾区]
東側の「立石駅南口東地区」では地上34階、高さ約125mのタワーマンションが計画されています。
現況
今年の5月に南東側から撮影した「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約125m)の計画地です。立石駅通り商店街を境に西側が「立石駅南口西地区」、東側が「立石駅南口東地区」となっています。
南西側から撮影。小規模な建物が多く建ち並ぶ地区で、まだ再開発が始まるような雰囲気はありませんでした。
駅前となる北西側から撮影。この左側が「京成立石」駅です。現在、「京成立石」駅も含む「四ツ木」駅から「青砥」駅間の高架化の工事が行われているため、この辺りは駅を含めて大きく変貌を遂げる街となります。
地図
物件概要（A敷地）
事業名：立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都葛飾区立石一丁目の一部
交通：京成押上線「京成立石」駅
用途：住宅・店舗・駐車場・駐輪場 等
総戸数：約700戸
階数：地上34階、地下1階
高さ：約125m
構造：−
敷地面積：約10,270��
建築面積：約8,000��
延床面積：約91,700��
建築主：立石駅南口西地区市街地再開発組合（予定）
参加組合員：野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産（予定）
事業協力者：前田建設工業
設計者：−
施工者：−
工期：2027年度着工〜2031年度竣工予定
出典
▼東京建物：ニュースリリース（2023年7月13日）
「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ−商業・住宅が一体となった駅前の複合再開発事業−
▼葛飾区：駅周辺の街づくり（2023年1月18日）
立石駅南口西地区に係る都市計画案の作成に向けた説明会を開催します。【終了しました】
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