御成門駅から北側へ200mくらいの場所で解体中の「Daiwa御成門ビル」(地上9階、高さ47.657m)です。解体後の跡地には鹿島建設によるオフィスビル「(仮称)御成門計画新築工事」(地上19階、最高高さ96m)が建設されることが建築計画のお知らせより判明しました。この記事では再開発ビルの概要や既存ビルの解体状況、地図等を載せています。
(仮称)御成門計画新築工事について
「(仮称)御成門計画新築工事」は「Daiwa御成門ビル」跡地の再開発で、規模は地上19階、塔屋2階、地下2階、高さ90.58m、最高高さ96.00m、敷地面積1,971.98�屐�建築面積1,251.49�屐�延床面積2万4450となっており、事務所、保育所、店舗、駐車場で構成されるオフィスビルになります。建築主は鹿島建設、設計者は鹿島建設で2024年1月1日着工、2025年8月31日竣工予定となっています。
既存建物解体状況
2023年7月3日に日比谷通り沿いの北西側から撮影した解体工事中の「Daiwa御成門ビル」(地上9階、高さ47.657m)です。
路地沿いとなる北東側から撮影。SMFLみらいパートナーズが発注者となって2023年10月31日までの工期で地上部の解体工事が行われています。
南東側から撮影。2023年10月1日からは鹿島建設が発注者となって、2024年1月31日までの工期で地下部(基礎のみ)の解体工事が行われます。
2023年7月2日に東京タワーのトップデッキから撮影。解体後の跡地には鹿島建設によるオフィスビル「(仮称)御成門計画新築工事」(地上19階、最高高さ96m)が建設されます。
隣で解体中のビルは「浜ゴムビル」(地上9階、高さ46m)で、旭化成不動産レジデンス、大成建設、芙蓉総合リースの3社がATF特定目的会社を設立して土地を取得しており、21階建てのビルへ建替える計画がありました。しかし計画は撤回されユアサ商事へ土地を売却し23年4月に引き渡すといった記事も出ています。現在はATF特定目的会社を発注者として解体工事が行われているため、現時点でどうなっているのかは不明です。
※ 大成建設：新橋5丁目の土地取得とオフィスビル開発計画について(2021年7月1日)
※ 日刊建設工業新聞ブログ：旭化成不レジらSPC／横浜ゴム本社跡（東京都港区）開発を白紙に、ユアサ商事へ売却(2022年12月27日)
広角で撮影。矢印を入れた場所が「(仮称)御成門計画新築工事」の計画地です。最寄駅は都営三田線「御成門」駅となりますが、JR、都営地下鉄、東京メトロの「新橋」駅も徒歩圏に位置しています。
「Daiwa御成門ビル」の解体工事のお知らせです。
地下部分の解体工事のお知らせです。地下0階のため基礎部分の解体工事になります。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。施工者は未定となっていますが、建築主でもある鹿島建設になるものと思われます。
■物件概要■
事業名：(仮称)御成門計画新築工事
所在地：東京都港区新橋６丁目1番1,2,3,4,5,6,7号
交通：都営三田線「御成門」駅
JR各線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋」駅
用途：事務所、保育所、店舗、駐車場
階数：地上19階、塔屋2階、地下2階
高さ：90.58m（最高高さ96.00m）
構造：RC造、SRC造、S造
基礎工法：杭基礎（既成杭）
敷地面積：1,971.98��
建築面積：1,251.49��
延床面積：24,450.00��
建築主：鹿島建設
設計者：鹿島建設
施工者：未定
工期：2024年1月1日着工〜2025年8月31日竣工予定
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