完成予想図[出典：東京都環境局]
東京駅前の八重洲に建設される「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ227m）の完成予想図です。低層部に商業施設、インターナショナルスクール、劇場、中高層部にオフィス、そして最上部に居住・滞在施設（サービスアパートメント）が入る38万8650�屬猟狭眩悒咼襪砲覆蠅泙后７�設地は「八重洲ブックセンター 本店」などがあったエリア一帯で、現在は既存建物の解体が行われています。この記事では同再開発の概要や6月17日時点の既存建物解体状況、地図等を載せています。
八重洲二丁目中地区について
配置計画図[出典：東京都環境局]
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は「八重洲ブックセンター本店」などがあった東京駅前の大規模再開発で、規模は地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ227m、敷地面積1万9562.71�屐�建築面積1万5400�屐�延床面積38万8650�屬箸覆辰討い泙后７�築主は八重洲二丁目中地区市街地再開発組合（参加組合員：都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産）、設計者は鹿島建設で2023年11月1日着工、2029年1月31日竣工予定となっています。
現在は鹿島建設の施工で2023年4月26日から2024年7月31日の工期で既存建物の解体工事が行われています。
断面図(南北)[出典：東京都環境局]
フロア構成は地下に「バスターミナル東京八重洲」、低層部に商業施設、インターナショナルスクール、劇場、中高層部にオフィス、そして最上部に居住・滞在施設（サービスアパートメント）となっています。
断面図(東西)[出典：東京都環境局]
この断面図の右が外堀通りに面した東京駅方面で、その反対側となる左の柳通り側にインターナショナルスクールが配置されます。北隣の「東京ミッドタウン八重洲」の柳通り側には中央区立城東小学校が併設されているため、柳通りはインターナショナルスクールと小学校が並ぶ通りになります。
地下1階平面図[出典：東京都]
図の上が東京駅側となる平面図です。地下1階で「八重洲地下街」「東京ミッドタウン八重洲」「京橋エドグラン」に接続するため、東京駅から東京メトロ銀座線「京橋」駅まで地下だけで行けるようになります。
1階平面図[出典：東京都]
ISロビーはインターナショナルスクールの出入口、SAロビーはサービスアパートメントの出入口で、1階にも地下にも設置されます。
バスターミナル東京八重洲 位置図[出典：京王電鉄バス]
地下2階には京王電鉄バスが運営する「バスターミナル東京八重洲」の第3期エリアが整備されます。
第1期エリアは「東京ミッドタウン八重洲」の地下で2022年9月17日に開業しており、第2期エリアは建設中の「東京駅前八重洲一丁目東B地区」の地下に2025年度開業予定となっています。第3期エリアは同再開発の地下に2028年度開業予定で、これら3エリア合計で乗降20バース、待機8バースの大規模バスターミナルとなり、周辺の道路上等で発着している高速乗合バスが順次移行する予定になっています。
位置図
位置図[出典：三井不動産]
計画地は東京駅の南東側で、西側は外堀通り、南側は鍛冶橋通り、東側は柳通りに面しています。地下で八重洲地下街に接続するため東京駅まで地下だけで行けるようになり、東隣の「京橋エドグラン」にも地下で接続するため東京メトロ銀座線「京橋」駅にも道路を通らずに行けるようになります。
既存建物解体状況
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の解体工事のお知らせです。解体の施工者は鹿島建設で解体工期は2023年4月26日から2024年7月31日までとなっています。
解体される建物は全37棟、総延床面積13万3716.01�屬如�虫食い状態にならずに全てが解体されます。
2023年6月17日に外堀通りと鍛冶橋通りが交差する鍛冶橋交差点から撮影した「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ227m）の計画地です。角地のビルは「八重洲三井ビルディング」(地上10階、高さ46.90m)で解体用の足場と防音パネルの設置作業が始まっていました。
敷地西側となる外堀通り沿いです。エリア内の路地を閉鎖して足場と防音パネルの設置作業が行われていました。
「八重洲ブックセンター 本店」(地上9階、高さ36.22m)です。
撮影から10日近く経っているので今はもう「八重洲ブックセンター 本店」の外観は見えなくなっているかもしれません。
北西側にある「八重洲グランルーフ」から撮影。角地のビルは街区内で1番大きな「住友不動産八重洲ビル」(地上9階、高さ42.65m)です。
北東側から撮影。まだ一部仮囲いが設置されていないビルもありましたが、ほとんどのビルに仮囲いが設置されていました。
東側の柳通り沿いです。既存ビルに鉄骨が設置されていました。解体されるビルですが一時的に作業員の通路用に屋根でも付けるのでしょうか？次回訪問時には謎が解けるかと思います。
あちこちの既存ビルで足場と防音パネルの設置作業が行われているので、かなりの人数が解体作業に関わっていそうです。
鍛冶橋通り沿いの南東側から撮影。解体が進むと東京駅周辺の超高層ビル群が見えるようになります。
地図
物件概要
全体工事工程[出典：東京都環境局]
解体工事を含む工期は68ヵ月で、地上躯体工事が始まるのは39ヵ月目からの予定となっています。
建築計画のお知らせです。誤字が修正されていました。
■建築計画■
事業名：八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物
所在地：東京都中央区八重洲２丁目4番、5番、6番、7番
交通：JR各線「東京」駅
東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
東京メトロ銀座線「京橋」駅
用途：事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場
階数：地上43階、塔屋1階、地下3階
高さ：227m
敷地面積：19,562.71��
建築面積：15,400��
延床面積：388,650��
構造：鉄骨造（一部 鉄骨鉄筋コンクリート造）
基礎工法：直接基礎 一部 杭基礎
建築主：八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員：都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産
設計者：鹿島建設
施工者：−
工期：2023年11月1日着工〜2029年1月31日竣工予定
開業：2028年度予定
総事業費：約3172億円（工事費は約2062億円）
出典
▼東京都 環境局：環境アセスメント(2023年1月31日)
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届
※令和5年1月31日から令和5年7月31日まで
▼京王電鉄バス（2022年3月15日）
9月17日（土）開業予定の（仮称）八重洲バスターミナルの名称を「バスターミナル東京八重洲」に決定
▼三井不動産：ニュースリリース（2021年10月26日）
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ
▼東京都：報道発表資料（2021年10月18日）
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合 認可
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