イメージ図[出典：国土交通省]
横浜のみなとみらい21で計画されている「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」(地上29階、高さ179.8m)の完成予想図です。低層部に商業施設が入る超高層オフィスビル、円形のゲームアートミュージアム、そしてアートガーデンで構成される複合施設になります。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
みなとみらい21中央地区52街区について
イメージ図[出典：横浜市]
「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」南側の再開発で、オフィス棟の規模は地上29階、塔屋3階、地下1階、高さ179.8m、敷地面積1万1818.44�屐�建築面積7,183.00�屐�延床面積11万129�屬箸覆辰討い泙后�事業者はDKみなとみらい52街区特定目的会社(大和ハウス工業と光優が出資)と光優で、2023年1月11日着工、2026年6月30日竣工予定となっています。既に着工予定を過ぎていますがまだ着工していません。
52街区特定目的会社がオフィスとイノベーションプラットフォーム、商業部分などを区分所有し、コーエーテクモの親会社である光優がゲームアートミュージアム、地域冷暖房プラントを区分所有します。図の左下に描かれている円形の建物が世界初となるゲームアートミュージアムになります。
施設概要図[出典：横浜市]
オフィス棟の低層部は商業施設、中高層部はオフィスフロアになります。また、同施設の地下には地域熱供給プラントが整備され、オフィス棟の最上部には排熱の冷却処理やボイラー等からの排ガスを放出するクーリングタワーが設置されます。
敷地配置図[出典：横浜市]
敷地北側にオフィス棟が建設され、敷地中央にゲームアートミュージアム、そして敷地南側に約3,000�屬離◆璽肇�ーデンが配置されます。敷地の中央のキング軸には西側のビルと東側にある既存デッキに接続する計画となっています。
平面図[出典：横浜市]
地下1階〜地上2階の平面図です。
平面図[出典：横浜市]
地上3階〜29階の平面図です。
断面図[出典：横浜市]
断面図です。クーリングタワーの下にある機械室の隣にはテラスも設置されます。
立面図[出典：横浜市]
東側と南側の立面図です。
立面図[出典：横浜市]
西側と北側の立面図です。
イメージ図[出典：横浜市]
北側から見た完成予想図です。頂部の二つの傾斜ラインが強調される照明計画となっています。また、最上部には吹き抜けのテラス部分も描かれていますが、どういった人が行ける場所なのかは不明です。
イメージ図[出典：横浜市]
上空から見た完成予想図です。中央の奥が「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」で、手前は建設中の「横浜シンフォステージ ウエストタワー」(地上30階、高さ約158m)です。
イメージ図[出典：横浜市]
南側から見た完成予想図です。足元の白い建物がゲームアートミュージアムです。
イメージ図[出典：横浜市]
隣にある高島中央公園から見上げた完成予想図です。手前にある階段が接続する既存デッキです。
イメージ図[出典：横浜市]
クーリングタワーが設置される最上部です。高さは約180mとなりますが、オフィスフロアとしての最上部は高さ150mになりそうです。
イメージ図[出典：横浜市]
低層部の完成予想図です。2階部分には北側の「横浜アンパンマンこどもミュージアム」方面や東側の「高島中央公園」に繋がるデッキが整備されます。
イメージ図[出典：横浜市]
このデッキは西隣の「横浜グランゲート(ソニーシティみなとみらい)」(地上18階、高さ99.5m)にも繋がっており、そのまま横浜駅まで行けるようになります。この横浜駅方面から臨港パークまで貫く東西の動線がキング軸と呼ばれています。
イメージ図[出典：横浜市]
キング軸上の西側から見た完成予想図です。周辺施設とシームレスに繋がります。
イメージ図[出典：横浜市]
隣の「横浜グランゲート（ソニーシティみなとみらい）」(地上18階、高さ98.5m)と建設中の「横浜シンフォステージ」とデッキで接続され、歩行者ネットワークが強化されます。
イメージ図[出典：横浜市]
キング軸の階段横には水景広場も整備されます。
位置図
位置図[出典：横浜市]
計画地はみなとみらい線「新高島」駅の東側で「みなとみらい」駅やJR「横浜」駅も徒歩圏に位置しています。「横浜」駅までは少々距離がありますがデッキや周辺施設を経由することでノンストップでアクセスできます。
現況
2023年5月27日に「高島中央公園」に繋がる既存デッキから撮影した「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」の計画地です。こちらは敷地南側でアートガーデンが整備されます。
敷地中央のキング軸側です。この写真左側にゲームアートミュージアムが建設されます。
また、このデッキと正面に見えている「横浜グランゲート(ソニーシティみなとみらい)」(地上18階、高さ99.5m)のデッキは同再開発によって接続され、左側で建設中の「横浜シンフォステージ」(地上16階、高さ約90m・地上30階、最高高さ158.033m)にも繋がる計画となっています。
こちらは敷地北側部分で地上29階、高さ179.8mの超高層オフィスビルが建設されます。奥に見えている「横浜アンパンマンこどもミュージアム」方面にもデッキが伸びる計画になっています。
北西側から撮影。東側から南西側にかけてみなとみらいのタワマン群が広がります。
「ソニーシティみなとみらい」のデッキから撮影したオフィス棟の建設地方面です。「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」の着工予定は2023年1月11日でしたが、敷地に仮囲いが設置されただけでまだ着工していません。
ゲームアートミュージアムとアートガーデンの建設地方面です。「横浜シンフォステージ」の建設に伴い、一時的に「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」の敷地が利用されています。
「ソニーシティみなとみらい」のデッキ接続部は既に用意されています。
地図
物件概要
事業スケジュール[出典：国土交通省]
2022年末頃まで基本設計・実施設計が行われ、2023年1月11日に着工、2026年6月30日に竣工予定となっています。ただ、現状はまだ着工していません。
■物件概要■
街区名：みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画
所在地：神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目１番２ほか
交通：みなとみらい線「新高島」駅
みなとみらい線「みなとみらい」駅
JR各線・京急本線・東急東横線「横浜」駅
用途：オフィス・ゲームアートミュージアム、イノベーションプラットフォーム、地域冷暖房プラント
階数：地上29階、塔屋3階、地下1階
高さ：179.8m
構造：S造一部SRC造（免震構造）
敷地面積：11,818.44��
建築面積：7,183.00��
延床面積：11,818.44��
建築主：DKみなとみらい52街区特定目的会社(大和ハウス工業と光優が出資)、光優
設計者：−
施工者：−
工期：2023年1月11日着工〜2026年6月30日竣工予定
供用開始：2026年年度予定
出典
▼国土交通省：報道発表資料（2022年6月16日）
みなとみらいに世界初のゲームアートミュージアムを整備
〜みなとみらい２１中央地区５２街区開発事業計画を国土交通大臣が認定〜
▼横浜市：第67回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和４年３月28日開催）（2022年6月10日）
資料２−１、２−２（PDF：27,725KB）
▼横浜市：環境アセスメント
みなとみらい２１中央地区５２街区開発事業計画 環境影響評価手続
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