ミュージックテラス

 横浜みなとみらい21地区で建設中の大規模複合施設「ミュージックテラス」です。2023年5月27日に撮影しました。約2万席の音楽専用アリーナ「Kアリーナ横浜」、ホテル棟の「ヒルトン横浜」(地上26階、高さ約100m)、オフィス棟の「Kタワー横浜」(地上21階、高さ約100m)で構成され、ホテルは9月24日、アリーナは9月29日にゆずのこけら落とし公演で開業します。この記事では同施設の概要や建設状況、地図等を載せています。




ミュージックテラス 完成予想図
ミュージックテラス 完成予想図[出典:ケン・コーポレーション]

 「ミュージックテラス」はみなとみらい21地区60・61街区で行われている大規模再開発の街区名で、音楽専用アリーナ、ホテル、オフィスで構成され、各施設の規模は以下の通りとなっています。

Kアリーナ横浜:地上9階、高さ約45m、延床面積約5万4090屐∈太平20,033席
ヒルトン横浜:地上26階、地下1階、高さ約100m、延床面積約3万4850屐∩躓匱漆339室
Kタワー横浜:地上21階、地下1階、高さ約100m、延床面積約2万9740

 全体の規模は敷地面積3万1793.97屐延床面積約11万8680屐建築主はケン・コーポレーション、設計者は梓設計(代表)、国建、鹿島建設、施工者は鹿島建設で2023年7月竣工予定となっており、各施設の開業予定は「Kタワー横浜」が2023年8月1日、「Kアリーナ横浜」が2023年9月29日、「ヒルトン横浜」が2023年9月24日となっています。




Kアリーナ横浜 アリーナ断面
アリーナ断面[出典:ケン・コーポレーション]

 「Kアリーナ横浜」は地上9階、高さ約45m、延床面積約5万4090屐∈太平20,033席(13,000席のミドルモードも用意)の音楽専用アリーナで2023年9月29日(金)の開業予定となっています。客席はアリーナと3層構造のスタンド席があり、全席がステージ正面を向いた扇形に配置され、全座席にファブリックシートが導入されます。

 2023年9月から12月の間はKアリーナ横浜の「グランドオープニングシリーズ」と位置付けられており、こけら落とし公演となる9月29日(金)・30日(土)、10月1日(日)は横浜出身の『ゆず』のライブが開催されます。他には1SPITZや福山雅治、アイドルマスターなどのライブが決定しています。



Kアリーナ横浜 バーラウンジ
バーラウンジ[出典:ケン・コーポレーション]

 アリーナ内には横浜の夜景を眺められるバーラウンジが設置されます。



Kアリーナ横浜 ラウンジ
ラウンジ[出典:ケン・コーポレーション]

 館内には飲食を楽しめる約400席の大空間ラウンジも設けられ、アリーナ内でも音楽と飲食を同時に堪能できるよう、一部の座席を除くほぼすべての座席にカップホルダーが2個設置されます。

 売店は全11ヵ所に常設され、施設内外には潤沢なコインロッカースペースが確保されます。また、コインロッカー以外はすべてキャッシュレス化され、現金利用は不可になるとのことです。



Kアリーナ横浜 VIPロビー
VIPロビー[出典:ケン・コーポレーション]

 一般客の入場・利用はできないとのことですが「Kアリーナ横浜」の特徴としてVIP専用のラウンジが設けられます。



Kアリーナ横浜 VIPロビー
VIPロビー[出典:ケン・コーポレーション]

 こちらはVIPロビーの完成予想図で、高級物件を扱うケン・コーポレーションならではのラグジュアリーな空間になります。



Kアリーナ横浜 VIPボックス
VIPボックス[出典:ケン・コーポレーション]

 VIPエリアにはステージを見ることができるVIP専用の部屋も用意されます。



ミュージックテラス ミュージックテラスの広場
ミュージックテラスの広場[出典:ケン・コーポレーション]

 「Kアリーナ横浜」前には野外ステージもある広場が整備されます。




ヒルトン横浜 ホテルロビー
ホテルロビー[出典:ケン・コーポレーション]

 「ヒルトン横浜」は横浜で初のヒルトンホテルで、規模は地上26階、地下1階、高さ約100m、延床面積約3万4850屐∩躓匱漆339室、開業は2023年9月24日(日)となっており、2023年4月26日からは宿泊予約の受付が開始されています。



ヒルトン横浜 エントランス
エントランス[出典:ケン・コーポレーション]

 「ヒルトン横浜」は、横浜の街並みを印象付けている建築様式「アール・デコ」のモチーフを現代の横浜に再構築した“YOKOHAMA Deco”がデザインコンセプトとなっており、エントランスは光を反射する白や金、銀、黒というアール・デコの代表的な配色が用いられています。



ヒルトン横浜 客室イメージ(デラックスルーム:31屐
客室イメージ(デラックスルーム:31屐[出典:ケン・コーポレーション]

 客室はスイートを含む8タイプ全339室で31岼幣紊旅さとなり、みなとみらいのシティビューを眺望するデラックスルーム、横浜駅側の景色を見晴らすプレミアムルーム、ラウンジアクセスが可能なエグゼクティブルームなど計8種の客室タイプが用意されます。客室は7階以上で全ての客室に足下まで全面に広がる窓が設けられます。

 こちらは一番狭い31屬離妊薀奪スルームで7〜21階に配置されます。



ヒルトン横浜 客室イメージ(エグゼクティブスイートルーム:81屐
客室イメージ(エグゼクティブスイートルーム:81屐[出典:ケン・コーポレーション]

 こちらは2番目に広い81屬離┘哀璽ティブスイートルームで7〜25階に配置されます。25階にはこれよりも広い158屬離廛譽献妊鵐轡礇襯好ぁ璽肇襦璽爐睛儖佞気譴討い泙后



ヒルトン横浜 エグゼクティブラウンジイメージ
エグゼクティブラウンジ[出典:ケン・コーポレーション]

 ホテル5階にはスイートルームやエグゼクティブルームなどの宿泊者専用のエグゼクティブラウンジが用意され、ラウンジには朝食やカクテルタイムが楽しめるダイニングスペースとライブラリスペースが備えられます。また、エグゼクティブラウンジ利用者専用のチェックインカウンターも用意されています。



ヒルトン横浜 カフェ・バーラウンジ
カフェ・バーラウンジ[出典:ケン・コーポレーション]

 館内にはスペシャリティレストラン、ビュッフェスタイルのオールデイダイニングとカフェ・バーラウンジの3種類のレストラン&バーが開設され、カフェ・バーラウンジには横浜の夜景を背景に天高のボトルタワーがそびえます。




Kタワー横浜 オフィスロビー
オフィスロビー[出典:ケン・コーポレーション]

 「Kタワー横浜」は地上21階、地下1階、高さ約100m、延床面積約2万9740屬離フィスビルで2023年8月1日(火)の入居開始予定となっています。建設中の「ミュージックテラス」に繋がる跨線橋が完成すると横浜駅までの距離が短くなります。



Kタワー横浜 基準階平面図
基準階平面図[出典:ケン・コーポレーション]

 オフィスフロアは3〜21階に位置しており、基準階面積は約735屐222坪)となっています。BCP対応のハイグレードオフィスビルで、北面はハイサッシウィンドウになっており、ポートサイド地区のタワーマンション群が正面に見えます。

 16階以上はタワーパーキングと低層EVの上部スペースも事務室として利用可能のため、プラス60坪のオフィスフロアとなり、みなとみらいの超高層ビル群を眺めることができるようになります。




ミュージックテラス 位置図
位置図[出典:ケン・コーポレーション]

 場所は横浜駅の東側(海側)で、最寄駅はみなとみらい線「新高島」駅で徒歩5分となります。JRなど様々な路線が乗り入れる「横浜」駅からは、整備中のデッキが完成すると道路を渡らずにアクセス可能になります。




Kアリーナ横浜

 2023年5月27日に北側にある「高島水際線公園」から撮影した音楽専用アリーナの「Kアリーナ横浜」(地上9階、高さ約45m)です。こちらはスタンド席側で、写真左奥がステージ側となります。



Kアリーナ横浜

 外周部では階段の設置工事が行われていました。



Kアリーナ横浜

 外周部には屋根のあるスペースも建設されていました。物販スペースとしての利用されるのかもしれません。



Kアリーナ横浜

 レンガ調の部分はエレベーターでバリアフリー対応にもなっています。



Kアリーナ横浜

 北側にある貨物線の高島線に架かる歩道橋から撮影。



Kアリーナ横浜

 この歩道橋と「Kアリーナ横浜」は接続していません。公園側に行こうと横断歩道のない道路を渡る人が続出しそうなので、ここと繋げても良かったのでは?と個人的には思っています。



Kアリーナ横浜

 北西側にある「みなとみらい大橋」から撮影。目の前の川は帷子川です。



Kアリーナ横浜

 みなとみらい地区には「Kアリーナ横浜」(約2万席)の他に「ぴあアリーナMM」(1万2141人)があり、新横浜まで移動すると「横浜アリーナ」(約1万7000人)もあります。これだけアリーナが揃っている街は珍しいかと思います。



Kアリーナ横浜

 南側から撮影。手前の空き地では横浜市による劇場建設の計画があります。



Kアリーナ横浜

 「横浜ランドマークタワー」(地上70階、高さ296.33m)の69階にある展望台から撮影した「Kアリーナ横浜」です。ここから見ると扇形をしていることがわかります。




ヒルトン横浜・Kタワー横浜

 2023年5月27日に北東側にある歩道橋から撮影した「ヒルトン横浜」(左:地上26階、高さ約100m)と「Kタワー横浜」(右:地上21階、高さ約100m)です。



ミュージックテラス

 手前には野外ステージもある広場となっています。



ミュージックテラス

 少々わかりにくいですが白い屋根がある場所が野外ステージとなっています。



Kアリーナ横浜・ヒルトン横浜

 「Kアリーナ横浜」と「ヒルトン横浜」はデッキでも接続されています。



ミュージックテラス

 広角で撮影。道路を渡った右側では「(仮称)高島水際線デッキ整備事業」が行われています。



(仮称)高島水際線デッキ整備事業

 「(仮称)高島水際線デッキ整備事業」にズームです。目の前の線路は貨物線の高島線でこれを超えるデッキになります。



(仮称)高島水際線デッキ整備事業

 デッキの完成は2024年になるようなので、開業当初はここを通ることは出来ません。



(仮称)高島水際線デッキ整備事業

 このデッキが完成すると横浜駅までの距離が少し短くなり、道路を渡ることなくアクセスできるようになります。



(仮称)高島水際線デッキ整備事業

 現地に設置されている完成イメージ図です。横浜駅まで行くには「みなとみらい大橋」の下を通るルートになります。



ミュージックテラス

 「ミュージックテラス」側のデッキ接続部です。ここが完成すると歩行者ネットワークが広がります。



ヒルトン横浜・Kタワー横浜

 そのデッキと繋がる「みなとみらい大橋」から撮影。アリーナに近い側が「ヒルトン横浜」で、右の横浜駅に近い側がオフィスビルの「Kタワー横浜」です。



Kタワー横浜

 目の前から見上げた「Kタワー横浜」です。みなとみらい21地区のオフィス空室率が大幅に上昇している中、ここはフロアを細かく分割して中小規模テナントにも対応しており、周辺の新築物件よりも健闘しているといった記事が出ていました。
横浜・みなとみらいでひそかに進む「オフィス離れ」の超深刻 割安な「品川・汐留・晴海」に企業本社は移転か



ミュージックテラス

 南側から撮影した「ミュージックテラス」全体です。今は全体が見えていますが手前では横浜市による劇場計画があります。



Kタワー横浜・ヒルトン横浜

 「Kタワー横浜」と「ヒルトン横浜」にズームです。左下は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」です。



Kタワー横浜・ヒルトン横浜

 南東側から撮影。



ヒルトン横浜

 「ヒルトン横浜」の低層部です。南側には大きな階段があります。



ヒルトン横浜

 「横浜ランドマークタワー」(地上70階、高さ296.33m)の69階にある展望台から撮影。階段前には何もありませんが「横浜アンパンマンこどもミュージアム」の隣に通り抜けられる通路が整備される予定となっています。



Kタワー横浜・ヒルトン横浜

 「Kタワー横浜」と「ヒルトン横浜」にズームです。NTTドコモの通信塔と被ってしまっています。



ミュージックテラス

 「ミュージックテラス」全体です。みなとみらいの中では北端に位置しています。









ミュージックテラス 都市景観形成行為のお知らせ

 都市景観形成行為のお知らせです。



ミュージックテラス 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。下記物件概要では都市景観形成行為の立面図の高さを採用、竣工年月はケン・コーポレーションに掲載されている年月を採用しています。

■物件概要■
名称:ミュージックテラス(街区名)
計画名称:Kアリーナプロジェクト
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番2 ほか2筆
交通:みなとみらい線「新高島」駅
   みなとみらい線「みなとみらい」駅
   JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅
用途:音楽アリーナ、ホテル、事務所、店舗、駐車場
階数:地上9階(Kアリーナ横浜)
   地上26階、地下1階(ヒルトン横浜)
   地上21階、地下1階(Kタワー横浜)
高さ:99.99m(最高高さ110.876m)
構造:S造(一部RC造+SRC造)
敷地面積:31,793.97
建築面積:27,600.00
延床面積:118,860屐柄澗痢
     約54,090屐Kアリーナ横浜)
     約34,850屐淵劵襯肇鷁I諭
     約29,740屐Kタワー横浜)
建築主:ケン・コーポレーション
設計者:梓設計(代表)、国建、鹿島建設
施工者:鹿島建設
工期:2020年8月1日着工〜2023年7月竣工予定
開業:2023年9月29日(金) Kアリーナ横浜
   2023年9月24日(日) ヒルトン横浜
   2023年8月1日(火) Kタワー横浜




▼ケン・コーポレーション:ニュースリリース(2023年4月27日)
横浜・みなとみらいに誕生する「ヒルトン横浜」、2023年4月26日(水)より宿泊予約受付開始

▼ケン・コーポレーション:ニュースリリース(2023年3月10日)
「Kアリーナ横浜」グランドオープニングシリーズ第一弾が決定
−開業公演は横浜出身のアーティスト ゆず に決定−


▼ケン・コーポレーション:ニュースリリース(2023年1月25日)
「Kアリーナ横浜」2023年9月29日開業決定
隣接するホテル「ヒルトン横浜」は2023年9月24日に開業


▼Kアリーナ横浜公式サイト
https://k-arena.com/

▼ヒルトン横浜公式サイト
https://hiltonhotels.jp/hotel/kanto/hilton-yokohama