南西側イメージ[出典：福岡地所]
福岡市中央区天神１丁目の再開発「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」(地上18階、高さ約88.2m)に関して、福岡市から「天神ビックバンボーナス」の認定を受けたことが天神一丁目761プロジェクト合同会社及び福岡地所より発表がありました。地下鉄天神駅や福岡市役所等に地下通路によって接続するオフィスビルが2023年10月頃に着工します。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
天神ビジネスセンター2期計画について
南西地上広場イメージ[出典：福岡地所]
「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」は福岡市役所北別館跡地を含む天神１丁目の再開発で、福岡市から「天神ビッグバンボーナス」の認定を受けています。規模は地上18階、塔屋2階、地下2階、高さ約88.2m、免震構造、敷地面積約4,085�屐�建築面積約3,514�屐�延床面積約6万2932�屐∋�業主は天神一丁目761プロジェクト合同会社（福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社）、福岡地所、設計者は前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体、施工者は前田・旭特定建設工事共同企業体で2023年10月頃着工、2026年6月頃竣工予定となっています。
デザインは隣の「天神ビジネスセンター」のデザイン・監修を担当した重松象平氏（OMAパートナー及びニューヨーク事務所代表）が監修し、街区全体の統一感と求心力を高めた計画となります。建物の角を緩やかな曲線で削りとったファサードデザインとすることで、シンボリックなデザインと、通りに開いた広場空間を形成されます。
「アクセラリウム」イメージ[出典：福岡地所]
同ビルには地下広場から繋がる7層に及ぶ吹抜け空間「アクセラリウム」が整備され、アクセラリウムに面した各フロアでは様々なワーカーサポート機能やアクティビティが発生する場を配置することで集客・交流・創造の活性化へと繋げることになっています。
また、地下鉄天神駅や福岡市役所等につながる地下通路と接続する計画となっており、地下2階と地上2階では北側にある「天神ビジネスセンター」とも接続します。
平面図[出典：福岡地所]
オフィスフロアは基準階面積約750坪以上(2,500�岼幣�)のハイグレードオフィスとなります。
位置図
位置図[出典：福岡地所]
「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」は福岡市地下鉄空港線「天神」駅の南東側で、地下通路によって駅まで接続されます。
GoogleMapに加筆
周辺では「天神ビッグバン」により民間ビルの建替えが促進されあちこちで建替え工事が行われています。中央の赤い網掛けをした場所が「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」の計画地で、左隣が「天神ビジネスセンター」、左下が「福ビル街区建替プロジェクト」(地上19階、高さ約97m)となっています。
現況
Googleストリートビュー
2023年3月に撮影されたGoogleストリートビューによる「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」(地上18階、高さ約88.2m)の計画地です。既存建物の解体工事がかなり進んでいるようでした。
こちらは2021年12月22日に撮影した北隣の「天神ビジネスセンター」(地上19階、高さ89.525m)です。デザイン監修を担当したのは重松象平氏（OMAパートナー及びニューヨーク事務所代表）で、隣に建設される「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」でもデザイン監修を担当するため統一感のある建物が並びます。
地図
物件概要
事業名：(仮称)天神ビジネスセンター2期計画
所在地：福岡市中央区天神1丁目76-1、76-2他
交通：福岡市地下鉄空港線「天神」駅
福岡市地下鉄七隈線「天神南」駅
西鉄天神大牟田線「西鉄福岡（天神）」駅
用途：事務所、店舗、駐車場等
階数：地上18階、塔屋2階、地下2階
高さ：約88.2m
構造：鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、免震構造
敷地面積：約4,085��
建築面積：約3,514��
延床面積：約62,932��
事業主：天神一丁目761プロジェクト合同会社（福岡地所、九州電力、九電工の3社で構成される特別目的会社）、福岡地所
設計者：前田建設工業・俊設計設計監理共同企業体（構成員：前田建設工業、俊設計）
施工者：前田・旭特定建設工事共同企業体（構成員：前田建設工業、旭工務店）予定
デザイン：重松象平／OMA
工期：2023年10月頃着工〜2026年6月頃竣工予定
出典
▼福岡地所：ニュース（2023年6月7日）
(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について
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