国際新赤坂ビル西館・東館

 赤坂駅前で解体中の「国際新赤坂ビル西館」(地上18階、高さ79.95m)と「国際新赤坂ビル東館」(地上24階、高さ99.75m、最高高さ139.3m)です。2023年5月25日に「六本木ヒルズ」の展望台から撮影しました。解体後の跡地はTBSと三菱地所による大規模再開発「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画赤坂エンタテインメント・シティ計画)」として地上40階、高さ220mと地上19階、高さ110mの超高層ビルが2棟建設されます。この記事では同再開発の概要や国際新赤坂ビルの解体状況、地図等を載せています。




(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 完成イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 「国際新赤坂ビル」跡地に建設される「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅に直結する大規模再開発で、東館跡地に高さ220mの東棟、西館跡地に高さ110mの西棟が計画されています。

 周辺には建築主でもあるTBSの建物が複数あり、同再開発はTBSホールディングスより「赤坂エンタテインメント・シティ計画」として発表されています。新たなエンタテイメント機能や最先端の文化発信機能を拡充し、オールTBSのコンテンツ力を結集して「赤坂」にさらなる賑わいが創出されます。



赤坂エンタテインメント・シティ エリアイメージパース
エリアイメージパース[出典:TBSホールディングス]

 東棟の規模は地上40階、塔屋1階、地下4階、高さ220m、敷地面積8,761.70屐建築面積5,300屐延床面積16万9500屐建築主は三菱地所、TBSホールディングス、設計者は三菱地所設計、施工者は鹿島建設で2023年11月1日着工、2028年11月30日竣工予定となっています。

 西棟の規模は地上19階、塔屋1階、地下3階、高さ110m、敷地面積5,415.06屐建築面積4,100屐延床面積3万8500屐建築主は三菱地所、TBSホールディングス、設計者は三菱地所設計、施工者は大林組で2023年11月1日着工、2028年4月30日竣工予定となっています。



(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 建物用途構成イメージ
建物用途構成イメージ[出典:三菱地所]

 フロア構成は東棟が低層部に商業施設、インキュベーション施設(約1,000)、7〜40階にオフィスフロア、西棟は1〜6階に劇場・ホール(約1万1000)、7〜18階にホテル(約1万2000)が計画されています。



(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 配置予定図
配置予定図[出典:東京都環境局]

 東棟は楕円に近い形をした板状の超高層オフィスビルとなり、西棟はホテル部でセットバックする箱型の複合ビルになります。両棟は赤坂通りに面しており東京メトロ千代田線「赤坂」駅に直結します。



(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 駅・まち一体空間のイメージ
駅・まち一体空間のイメージ[出典:三菱地所]

 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画赤坂エンタテインメント・シティ計画)」の低層部です。



(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 駅・まち一体空間のイメージ
駅・まち一体空間のイメージ[出典:三菱地所]

 「赤坂」駅の改札の目の前が東棟で、駅とまちの境界を感じさせない駅と一体化した駅前空間が広がります。



(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 駅・まち一体空間のイメージ
駅・まち一体空間のイメージ[出典:三菱地所]

 駅前空間は地下2階から地上まで連続して移動できる吹き抜けの大空間になります。



赤坂エンタテインメント・シティ 外観イメージ
外観イメージ[出典:TBSホールディングス]

 東棟の低層部です。合計約4,900屬旅場が整備される計画になっています。



赤坂エンタテインメント・シティ 外観イメージ
外観イメージ[出典:TBSホールディングス]

 西棟の低層部には劇場とホールが入ります。




(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 計画地位置図(広域)
計画地位置図(広域)[出典:東京都環境局]

 「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」は東京メトロ千代田線「赤坂」駅に直結し、改札の目の前が同再開発ビルになります。

 徒歩圏には東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅、東京メトロ丸の内線「国会議事堂」駅、東京メトロ丸の内線・銀座線「赤坂見附」駅、東京メトロ半蔵門線・有楽町線「永田町」駅があり、複数路線が利用可能な立地になっています。



(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 計画地位置図(詳細)
計画地位置図(詳細)[出典:東京都環境局]

 東棟の計画地は「国際新赤坂ビル東館」(地上24階、高さ99.75m、最高高さ139.3m)と「赤坂鳳月堂ビル」と「インソムニア赤坂」(解体済み)の跡地です。

 西棟の計画地は「国際新赤坂ビル西館」(地上18階、高さ79.95m)の跡地で、現在は両館の解体工事が大林組の施工で行われています。




国際新赤坂ビル西館・東館

 2023年5月25日に「港区立赤坂氷川公園」から撮影した解体工事中の「国際新赤坂ビル西館」(地上18階、高さ79.95m)と「国際新赤坂ビル東館」(地上24階、高さ99.75m、最高高さ139.3m)です。解体工事が進みここから東館はタワークレーンしか見えなくなりました。

 解体後の跡地には「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画赤坂エンタテインメント・シティ計画)」として左の西館がある場所には地上19階、高さ110mの超高層ビル、右の東館のある場所には地上40階、高さ220mの超高層ビルが建設されます。



国際新赤坂ビル東館

 「国際新赤坂ビル東館」(地上24階、高さ99.75m、最高高さ139.3m)を南側から撮影。解体が進んだことで離れた場所からは見えにくくなってきています。最高高さの139.3mは屋上にあった鉄塔も含めた高さで、ビル本体の高さが約100mとなっています。



国際新赤坂ビル東館

 南東側から撮影。ここからも歩道の木に隠れてほとんど見えません。



国際新赤坂ビル東館

 東側から撮影。撮影時は13階部分の解体中で横向きの画角に収まる高さになっていました。



国際新赤坂ビル東館

 北側から撮影。ここの解体現場はNHKの番組『解体キングダム』で5月17日に放送されており、それによるとビル全体が足場で覆われているのは、外壁を密封してアスベストを含んだ耐火ボードの除去を外側から行う必要があったとのことでした。放送では西館側でしたがこちらの東館も同様とのことです。



国際新赤坂ビル東館

 このビルの外壁ボードにはアスベストが含まれており、解体するときに飛散することを防ぐため、外壁を全て密封してその中で専門業者が解体を行っていました。密封空間のため夏場はかなり暑くて大変とのことですが、同ビルでの作業は全て完了しているとのことです。



国際新赤坂ビル西館

 隣で解体工事中の「国際新赤坂ビル西館」(地上18階、高さ79.95m)を北側から撮影。



国際新赤坂ビル西館

 西側から撮影。『解体キングダム』ではこちらの西館のアスベスト除去が放送されていました。



国際新赤坂ビル西館

 南側から撮影。外から見るだけでは何が行われているのかわからないので『解体キングダム』での情報は有益でした。



国際新赤坂ビル西館

 東側から撮影。今後も超高層ビルの解体はあちこちで行われるため、その番組で取り上げられる超高層ビルがまた出て来る可能性が高そうです。



国際新赤坂ビル西館・東館

 「六本木ヒルズ」の展望台から撮影。東館の屋上に重機が見えました。



国際新赤坂ビル西館・東館

 少し広角で撮影。左隣の超高層ビルは「赤坂Bizタワー」(地上39階、高さ179.3m)で、東館の跡地にはそれよりも40m近く高い220mの超高層ビルが建設されます。














■物件概要(西館)■
名称:国際新赤坂ビル西館
所在地:東京都港区赤坂6丁目1-20
交通:東京メトロ千代田線「赤坂」駅
用途:オフィス・店舗
階数:地上18階、塔屋1階、地下3階
高さ:79.95m
構造:鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積:5,493.22
建築面積:−
延床面積:33,347.82
建築主:国際自動車
設計者:三菱地所
施工者:大成建設
工期:1980年9月30日竣工

■物件概要(東館)■
名称:国際新赤坂ビル東館
所在地:東京都港区赤坂6丁目14-27
交通:東京メトロ千代田線「赤坂」駅
用途:オフィス・店舗
階数:地上24階、塔屋1階、地下3階
高さ:99.75m(最高高さ139.3m)
構造:鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積:7,620.90
建築面積:−
延床面積:47,698.18
建築主:国際自動車
設計者:三菱地所
施工者:大林組
工期:1980年9月30日竣工




(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 西棟新築工事 建築計画のお知らせ

 西棟の建築計画のお知らせです。

■物件概要(西棟)■
名称:(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 西棟新築工事
所在地:東京都港区赤坂6丁目101番地1他
交通:東京メトロ千代田線「赤坂」駅 直結
   東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅 徒歩5分
   東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅 徒歩6分
用途:ホテル、劇場、ホール、店舗、駐車場等
階数:地上19階、塔屋1階、地下3階
高さ:110m(最高110m)
構造:鉄骨造(地下:鉄筋鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎、杭基礎
敷地面積:5,415.06
建築面積:4,100
延床面積:38,500
建築主:三菱地所、TBSホールディングス
設計者:三菱地所設計
施工者:大林組
工期:2023年11月1日着工〜2028年4月30日竣工予定




(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟新築工事 建築計画のお知らせ

 東棟の建築計画のお知らせです。

■物件概要(東棟)■
名称:(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟新築工事
所在地:東京都港区赤坂2丁目1433番地1他
交通:東京メトロ千代田線「赤坂」駅 直結
   東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅 徒歩5分
   東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅 徒歩6分
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上40階、塔屋1階、地下4階
高さ:220m(最高220m)
構造:鉄骨造(地下:鉄筋鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎、杭基礎
敷地面積:8,761.70
建築面積:5,300
延床面積:169,500
建築主:三菱地所、TBSホールディングス
設計者:三菱地所設計
施工者:鹿島建設
工期:2023年11月1日着工〜2028年11月30日竣工予定




▼三菱地所:ニュースリリース(2021年11月18日)
『赤坂二・六丁目地区』開発計画 国家戦略特別区域計画認定 開発計画に合わせ、東京メトロ赤坂駅で"駅・まち一体"の開発を実現

▼TBSホールディングス:IR情報(2021年5月14日)
赤坂エンターテイメント・シティ計画