晴海客船ターミナル

 解体工事が行われている「晴海客船ターミナル」です。2023年5月16日に撮影しました。最上部に展望台があったあたりの解体工事が行われています。解体後の跡地には暫定使用する客船受入施設が建設されます。この記事では同ターミナルの概要や解体状況、地図等を載せています。




晴海客船ターミナル

 「晴海客船ターミナル」は東京港開港50周年を記念して開業した客船ターミナルで、規模は地上9階、高さ44.05m、敷地面積2万5720屐建築面積8,470屐延床面積1万7544.75屐建築主は東京都、設計者は竹山実建築綜合研究所、施工者は清水建設、東亜建設工業、日新建設JVで1991年3月に竣工し、1991年5月23日に開業しました。

 開業から年数が経つに連れて客船の大型化が進み、レインボーブリッジの下を航行できない客船が出てきたこともあり、レインボーブリッジよりも手前に「東京国際クルーズターミナル」が新設されました。これに伴い「晴海客船ターミナル」は2022年2月20日に閉館となり、2022年9月1日から2023年7月31日までの工期で解体工事が行われています。ただ、新ターミナルはまだ1パースしかないため、2パース目が整備されるまで使用する暫定施設として、跡地には再び客船ターミナルが整備されます。



晴海客船ターミナルの空撮>

 ヘリから撮影した「晴海客船ターミナル」です。ピラミッド型の最上部が目立つ東京港のシンボルでした。



晴海客船ターミナルの空撮

 隣には東京オリンピックの選手村として利用された「晴海フラッグ」があります。



晴海客船ターミナルの臨港広場のモニュメント

 西側の臨港広場にあった伊原通夫氏の作品「風媒銀乱」は撮影スポットとして人気の場所で、閉館前には大勢の人が見納めに来ていました。ただ、暫定施設に整備される親水広場に「風媒銀乱」の文字があるため、設置場所は多少移動するかもしれませんがこの作品は残ることになりそうです。



晴海客船ターミナルの展望台

 7階には展望台もありました。ただ、この格子が邪魔で撮影にはあまり向かない展望台でした。




晴海客船ターミナル再整備事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:中央区]

 「晴海客船ターミナル」の解体後の跡地に整備される暫定の客船ターミナルの完成予想図です。倉庫のようなデザインの平屋建てで、高さは4m〜7.8m、敷地面積2万2182.17屐建築面積約3,700屐延床面積約3,300峙模になります。



晴海客船ターミナル再整備事業 配置図
配置図[出典:中央区]

 「晴海ふ頭公園」に隣接した場所には親水広場が整備される計画で、そこに「風媒銀乱」の文字があるので撮影スポットとして人気だったオブジェは残ることになります。



晴海客船ターミナル再整備事業 平面図
平面図[出典:中央区]

 暫定施設ということで最低限の設備のみ配置されることになります。



晴海客船ターミナル再整備事業 待合部門イメージパース
待合部門イメージパース[出典:中央区]

 トイレ、ベンチ、自動販売機があるだけの客船ターミナルになります。



晴海客船ターミナル再整備事業 親水広場イメージパース
親水広場イメージパース[出典:中央区]

 親水広場は晴海ふ頭公園と接続します。



晴海客船ターミナル再整備事業 俯瞰イメージパース
俯瞰イメージパース[出典:中央区]

 暫定施設のためかなり質素な客船ターミナルになります。ただ、船が大き過ぎて客船ターミナルがない場所に着岸する船もあるので、それと比べたらまだいいのかもしれません。




晴海客船ターミナル

 2023年5月16日に撮影した解体工事中の「晴海客船ターミナル」です。



晴海客船ターミナル

 解体は随分と進んでおり、北側の方はほとんど更地になっています。



晴海客船ターミナル

 海側にあったデッキの解体も進んでいます。



晴海客船ターミナル

 客船ターミナル本体です。



晴海客船ターミナル

 横から見ると防音根パネルが取り付けられた足場がありますが、左側の方は壁際の構造物が少し残っているだけとなっています。



晴海客船ターミナル

 高層部にズームです。



晴海客船ターミナル

 赤いところの上が展望台部分でした。



晴海客船ターミナル

 「晴海ふ頭公園」側から撮影。こちら側はまだ建物の外観が見えるようになっています。



晴海客船ターミナル

 撮影スポットとして人気だった伊原通夫氏の作品「風媒銀乱」と一緒に撮影した「晴海客船ターミナル」です。



晴海客船ターミナル 風媒銀乱

 「風媒銀乱」は残るのでまた人気の撮影スポットとして復活することになりそうです。



晴海客船ターミナル

 高層部にズームです。解体工期は2023年7月31日までとなっていますが、それまでに終わらないような気もしています。最近は解体工事のお知らせを確認していないので延長されている可能もあります。ただ、スケジュール通りでここから一気に解体されるのかもしれません。



晴海客船ターミナル

 「晴海ふ頭公園」内の芝生から撮影。解体後の建設される暫定の客船ターミナルは、ここからだとほとんど見えなさそうです。



晴海客船ターミナル

 「豊洲大橋」から撮影。「晴海客船ターミナル」の隣には練習艦の「はたかぜ」と「かしま」が停泊していました。



晴海客船ターミナル

 「晴海客船ターミナル」と「はたかぜ」と「かしま」と「晴海フラッグ」です。



練習艦「はたかぜ」「かしま」

 ここで海上自衛隊の艦船を見たのは初めての気がするのでもう1枚載せておきます。



晴海客船ターミナル

 解体工事中の「晴海客船ターミナル」にズームです。



晴海客船ターミナル

 シンボル的な建物だったので解体は寂しい限りです。



晴海客船ターミナル

 1フロアが高い部分があるので、一気に解体が進んで行くのかもしれません。



晴海客船ターミナル

 船が着岸するところにあったデッキ部分の解体工事も進んでいます。



晴海客船ターミナル

 この階高のある部分は休憩スペースがあった場所で、ここに来たときは自販機で飲み物を買っていつも休んでいた懐かしい場所です。



晴海客船ターミナル

 この辺りは壁際だけ残っていました。



晴海客船ターミナル

 最後は「カレッタ汐留」の無料展望スペースから見た「晴海客船ターミナル」です。着々と解体が進んでいます。









晴海客船ターミナル 解体工事のお知らせ

 解体工事のお知らせです。

■物件概要■
名称:晴海客船ターミナル
所在地:東京都中央区晴海5丁目7-1
用途:客船ターミナル
階数:地上9階
高さ:44.05m
構造:RC造、SRC造、S造
敷地面積:25,720
建築面積:8,470
延床面積:17,544.75
建築主:東京都
設計者:竹山実建築綜合研究所
施工者:清水建設、東亜建設工業、日新建設JV
工期:1991年3月竣工
開業:1991年5月23日

解体工期:2022年9月1日〜2023年7月31日
解体施工者:関東・東輝・北神建設共同体 関東建設興業




晴海客船ターミナル再整備事業 事業スケジュール
事業スケジュール[出典:中央区]

 2023年度には新築工事に着工して2024年度末には供用開始予定になっています。

■物件概要■
事業名:晴海客船ターミナル再整備事業
所在地:東京都中央区晴海5丁目7-1
用途:客船ターミナル
階数:平屋建て
高さ:4m〜7.8m
構造:鉄骨造
敷地面積:22,182.17
建築面積:約3,700
延床面積:約3,300
建築主:−
設計者:−
施工者:−
工期:2023年度着工〜2024年度末竣工予定
開業:2024年度末開業予定




▼東京都中央区:まちづくり協議会(2023年3月27日)
資料3-1 晴海客船ターミナル跡地における客船受入施設の概要について
資料3-2 中央区まちづくり基本条例に基づく区と区民との協議について