
庁舎外観イメージ[出典:江戸川区]
江戸川区船堀に移転する「江戸川区役所新庁舎」(地上21階程度、高さ約99m)の完成予想図です。江戸川区新庁舎基本設計方針(案)が公開され、新たな概要が明らかになりました。新庁舎は船堀駅前の広場からペデストリアンデッキで接続する計画で2025年度着工、2028年度竣工・移転・供用開始予定となっています。また、新庁舎の隣には民間棟として地上26階程度、高さ約99mとなるタワーマンションも計画されています。この記事では新庁舎と民間棟の概要や現況、地図等を載せています。
新庁舎・民間棟について

完成イメージ[出典:江戸川区]
「江戸川区役所新庁舎」は現庁舎の老朽化に伴い、船堀駅近くの「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」の庁舎棟として移転予定の新庁舎で、図の右側(南側)には民間による再開発ビル(タワーマンション)も計画されています。
「江戸川区役所新庁舎」の規模は地上21階程度、高さ約99m、敷地面積約9,800�屐�建築面積約7,500�屐�延床面積約6万1000�屬如�2023年度に基本設計、24年度に実施設計をまとめ、25年度に着工、28年度に竣工・移転・供用開始予定となっています。
民間による再開発ビルの規模は地上26階程度、地下1階、高さ約99m、敷地面積約7,300�屐�建築面積約5,400�屐�延床面積約6万400�屐∩躙与�約300戸、事業協力者に日鉄興和不動産と東京建物が選定されており、2023年度に都市計画決定、24年度に本組合設立認可、25年度に権利変換計画認可経て、25年度に着工、28年度に竣工・供用開始予定となっています。
▼江戸川区
江戸川区新庁舎基本設計方針(案)について、意見を募集します
▼日鉄興和不動産(2021年10月27日)
「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」事業協力者に選定

配置計画図[出典:江戸川区]
新庁舎は船堀街道と新大橋通りに面した場所に配置され、その南隣に民間による再開発ビル(タワーマンション)が配置されます。
また、都営新宿線「船堀」駅の北口駅前広場から新庁舎までペデストリアンデッキが新設され、再開発ビルと既存の「タワーホール船堀」にも接続する計画となっています。

再開発事業スキーム[出典:江戸川区]
「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地のうち、北側敷地には都有地と民有地、南側敷地には区有地と民有地があり、これを北側に都有地と区有地を集約して新庁舎を建設し、南側に民有地を集約して再開発ビル(タワーマンション)を建設します。
事業の枠組みは区域内一体の再開発事業となりますが、それぞれの建築条件や整備費はそれぞれで完結するよう「2敷地2棟」の考え方で進められます。建物は再開発組合が整備し、区は庁舎部分として土地・建物の権利を取得(購入等)します。
断面図

断面構成[出典:江戸川区]
「江戸川区役所新庁舎」の断面図です。執務室(窓口)は水害による最大浸水深さ(GL+5.0m)よりも上になる2〜4階に配置され、免震層を挟んで5〜6階がエネルギー関連諸室、7〜18階が執務室、19〜21階が議会となります。

断面構成[出典:江戸川区]
各フロアの詳細です。東側に配置される立体駐車場からは各フロアに接続します。

民間棟 断面図[出典:説明会資料]
近隣住民向けに開催された説明会資料に掲載された民間による再開発ビルの断面図です。この図によると低層部の1〜5階に商業・業務施設が配置され、6〜26階に住宅が配置されるタワーマンションになります。また、7階建てのマンションも併設される計画となっています。
平面図

1階平面図[出典:江戸川区]
「江戸川区役所新庁舎」の1階平面図です。1階には多目的スペース(購買・飲食機能も可能)や多目的ホール(約400��)、外部にはコミュニティ広場(約700��)などが整備されます。コミュニティ広場は多目的ホールと一体利用できるように計画されており、グリーンロード及び再開発ビルの広場を合わせると内外合わせて2,500�屬旅�さが確保されます。
また、駐車場の出入口は東側道路沿いに配置され、各窓口フロアに車で直接アクセスできるようになります。駐輪場は新大橋通りに面した場所に配置されます。

2平面図[出典:江戸川区]
浸水対策として2階以上に窓口や執務室が配置され、船堀駅前の広場に繋がるペデストリアンデッキとも接続します。2階では各種証明書の発行や転入・転出など来庁者が多い手続きを行うフロアになります。

3階平面図[出典:江戸川区]
3階は福祉サービスや子どもに関することなど、生活に関する様々な相談対応を行うフロアになります。
駐車場は自走式の立体駐車場(約210台)となっており、駐車場各階には車寄せが設置され、フラットに窓口までアクセス可能となります。

4階平面図[出典:江戸川区]
4階は保健所となります。

5階平面図[出典:江戸川区]
5階は機械設備関連室となり、5階までの屋外にはテラススペースがすり鉢状に配置され、テラス先端はコミュニティ広場で開催されるイベントを見渡せる観覧スペースとしても機能できるようになります。

6階平面図[出典:江戸川区]
6階からは約45m×45mの広さになります。

7〜18階平面図[出典:江戸川区]
7〜18階が執務室となりますが、将来未使用のフロアが出たときにテナントへ賃貸することを想定して、ワンフロアを4分割するなどフロア単位の用途変更に対応しやすい設計になっています。

19階平面図[出典:江戸川区]
19階からが議会フロアになります。

20階平面図[出典:江戸川区]
20階には2層吹き抜けの議場が配置されます。

21階平面図[出典:江戸川区]
最上階となる21階には傍聴席が配置されます。

PH階平面図[出典:江戸川区]
塔屋部分です。

PHR階平面図[出典:江戸川区]
最上部には水害時の物資輸送や要救助者の避難に対応できるヘリポートが設置されます。
完成予想図

コミュニティ広場のイメージ[出典:江戸川区]
コミュニティ広場の完成予想図です。コミュニティ広場を見渡せるよう、すり鉢状にテラス(2〜5階)が設置されていることがわかります。

歩行者デッキから見た庁舎イメージ[出典:江戸川区]
船堀駅前の広場と繋がる歩行者デッキです。デッキ歩行面は水害時の想定浸水高さGL+5.0m以上に設置されます。

足下空間のイメージ[出典:江戸川区]
歩行者デッキは建物の足元周りに光が入るように、新庁舎や再開発ビルから離して設置されます。

エントランスイメージ[出典:江戸川区]
コミュニティ広場越しに見たエントランスです。

エントランスホールイメージ[出典:江戸川区]
エントランスホールはコミュニティ広場と一体となります。」

協働・交流ゾーンイメージ[出典:江戸川区]
1〜4階は庁舎の”顔”と位置付けた協働・交流ゾーンとして来庁者を迎え入れるエントランスとなり、中央奥の樹木がある吹抜けは箱庭状のシンボルゾーンになります。

屋上イメージ[出典:江戸川区]
屋上に設置されるヘリポートは、消防や自衛隊等のヘリコプターが離着陸可能なゆとりある規模で計画されています。
位置図

位置図[出典:江戸川区]
計画地は都営新宿線「船堀」駅前にある「タワーホール船堀」の北側一帯で、駅前広場からはペデストリアンデッキで接続します。敷地の西側は船堀街道、北側は新大橋通りに面しています。

2011年5月にヘリから撮影した船堀駅周辺で、赤い網掛けをした部分が「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地となっています。撮影時はまだ都営住宅など都の施設がありましたが、現在は民間の施設を除いて既に解体されています。
計画地の背後は高さ115mの展望タワーがある「タワーホール船堀」で江戸川区立の複合文化施設となっています。
現況

タワーホール船堀(通称:船堀タワー)から2023年1月20日に撮影した「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。都営住宅など都の施設があった場所は解体され更地となっています。
手前の「タワーホール船堀」に近い側がタワーマンションとなる民間棟(地上26階程度、高さ約99m)の計画地で、駅から遠い奥側の敷地が「江戸川区役所新庁舎」(地上21階程度、高さ約99m)の計画地となっています。

タワーマンションが建設される敷地の南東側は、未利用期間の暫定施設として2025年3月まで公園、コミュニティサイクル(20台)、認可保育園の仮設園舎として利用されます。

「江戸川区役所新庁舎」が建設される敷地北東側です。コインパーキング左側の道路沿いが駐車場の出入口になります。

船堀街道と新大橋通りが交差する船堀橋東詰交差点から敷地北西側を撮影。既存マンションや商業施設が複数ありますが、南側に民営地が集約されるため解体されることになります。
地図
物件概要(庁舎棟)

再開発事業の進捗[出典:江戸川区]
計画では新庁舎も再開発ビルも2025年度に着工して2028年度に竣工します。
■物件概要■
名称:江戸川区役所新庁舎
事業名:船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業 庁舎棟
所在地:東京都江戸川区船堀四丁目の一部
交通:都営新宿線「船堀」駅
用途:庁舎・駐車場
階数:21階程度
高さ:約99m
構造等:中間層免震構造
敷地面積:約9,600��
建築面積:約7,500��
延床面積:約52,000�屐閉�舎棟)
約9,000�屐蔽鷦崗貪錙�
事業者:船堀四丁目地区市街地再開発組合(予定)
※ 区は庁舎部分として土地・建物の権利を取得(購入等)
工期:2025年度着工〜2028年度竣工予定
物件概要(民間棟)
事業名:船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業 民間棟
所在地:東京都江戸川区船堀四丁目の一部
交通:都営新宿線「船堀」駅
用途:店舗・住宅・事務所・駐車場
総戸数:約300戸
階数:地上26階程度、地下1階
高さ;約99m
構造:RC造等
敷地面積:約7,300��
建築面積:約5,400��
延床面積:約60,400�屐瞥得兮仂檗�約43,800�屐�
事業者:船堀四丁目地区市街地再開発組合(予定)
事業協力者:日鉄興和不動産・東京建物
工期:2025年度着工〜2028年度竣工予定
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