六本木ヒルズエリアで計画されている「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画地に赤い網掛けをした空撮(2020年12月撮影)です。事業協力者の森ビルの発表では「六本木五丁目プロジェクト」、世間的には「第二六本木ヒルズ」とも呼ばれている延床面積約105万�屬猟饗腟�模再開発で、高さ300mを超える超高層ビルが建設されると噂されています。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
六本木五丁目西地区について
森ビルの主要プロジェクト[出典：森ビル]
「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」は「六本木ヒルズ」東側の超大規模再開発で、現在わかっている規模は区域面積約8.2ha、延床面積約105万�屐∋�業者は六本木五丁目西地区市街地再開発準備組合、事業協力者は森ビル、住友不動産で2025年度着工、2030年度竣工予定となっています。主要用途としては事務所、店舗、住宅、カンファレンス、ホテル、劇場、学校、地域冷暖房施設、駐車場等が計画されています。
森ビルの発表では「六本木五丁目プロジェクト」、世間的には「第二六本木ヒルズ」とも呼ばれている再開発で、建設されるビルの詳細は明らかになっていませんが、2015年の森ビルの社長所感では『虎ノ門・麻布台プロジェクトや六本木5丁目プロジェクトは、六本木ヒルズを超えるようなインパクトを世の中に与えるものになる。』とされています。また、雑誌等では高さ300mを超えるビルが計画されていると記載されたこともありました。
もうすぐ一部完成する「麻布台ヒルズ」は区域面積約8.1ha、延床面積は約86万1700�峙�模となっており、ほぼ同じ区域面積の「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」はこれを超える105万�峙�模で計画されていることから、昔から噂されている300m超えの情報は本当かもしれません。「虎ノ門ヒルズ」と「麻布台ヒルズ」が完成すると次はここのプロジェクトが本格的に動き出すことになりそうです。
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現況
2023年4月13日に「六本木ヒルズ」の展望台から撮影した「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。南北に細長い敷地で、北側は六本木駅、南側は麻布十番駅が最寄駅になります。
敷地北側にズームです。六本木駅は目の前のため再開発時には駅直結になることが予想されます。また、敷地内には大きな駐車場もあります。
敷地北東端にある「六本木共同ビル(ロアビル)」です。
左のグランドがあるある場所が「東洋英和女学院小学部」です。その右側の木々に囲まれた建物は「日本銀行鳥居坂分館」です。
南側に行くと稼働していない空き地や駐車場もあります。右の木々がある場所は「 国際文化会館」です。
六本木駅前の敷地北西端から時計回りに計画地をグルっと一周載せておきます。2023年4月13日撮影のため現在の計画地の様子になります。
計画地北側の外苑東通り沿いです。この道路を進むと「麻布台ヒルズ」があり、さらに進むと「東京タワー」があります。
計画地北東端にある「六本木共同ビル(ロアビル)」です。1階部分は既に閉鎖されていますが、現地看板を見ると2フロアは稼働しているようでした。
「六本木共同ビル(ロアビル)」の裏側です。ここから計画地の東側を載せていきます。
この辺りには大きめの駐車場があり、再開発待ちといった雰囲気のある場所になっています。駐車場の左側の木がある場所は「東洋英和幼稚園」です。主要用途に学校があるので、東洋英和の幼稚園や小学校が敷地内のどこかに移転するものと思われます。
隣には「鳥居坂教会」があります。
敷地中央あたりにある「六本木ミュージアム」です。
この辺りには駐車場としても使用されていない閉鎖された場所もあります。
敷地南寄りにある「国際文化会館」です。2006年8月に文化庁が指定する「登録有形文化財」に登録されているとのことですがここも計画地に含まれています。解体するのか保存されるのかは現時点では不明です。
鳥居坂あたりです。ここから坂が急になります。
その鳥居坂を下った敷地南東側から見た「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。ここまで来ると「六本木」駅よりも「麻布十番」駅の方が近いです。
敷地南側を通る環状三号線沿いです。
こちら側には小規模な建物が並んでいます。
先ほどの「国際文化会館」の西側にあるマンション「ハイネス麻布鳥居坂」です。
この辺りにも再開発待ちの駐車場があります。
ここから敷地西側を載せていきます。
解体はされていませんが既に閉鎖されているビルもありました。
現在進行形で解体されているビルは見当たりませんでしたが、新築工事を行っているビルも見当たりませんでした。
現時点では少々古びた感じのするエリアとなっていますが再開発で大きく生まれ変わります。
そろそろ「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の詳細情報が出てきてもおかしくない頃だと思っています。
そのときには噂通り300m超えの超高層ビルが含まれていることを望みます。
地図
物件概要
事業名：六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都港区六本木５丁目
交通：東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅
東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
用途：事務所、店舗、住宅、カンファレンス、ホテル、劇場、学校、地域冷暖房施設、駐車場 等
階数：−
高さ：−
区域面積：約8.2ha
建築面積：−
延床面積：1,050,000��
事業者：六本木五丁目西地区市街地再開発準備組合
事業協力者：森ビル、住友不動産
設計者：−
施工者：−
工期：2025年度着工〜2030年度竣工予定
