地上37階、高さ143m「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」の建設状況！歩行者デッキで大崎駅に接続する住友不動産のタワマン（2023.4.3） : 超高層マンション・超高層ビル

完成イメージパース[出典：東京都]

　大崎駅西口側で建設中のタワーマンション「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」(地上37階、高さ143m)の完成予想図です。山手線の外側に位置する住友不動産によるタワマンで、歩行者デッキの整備により大崎駅に接続します。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。

断面図[出典：住友不動産]

　「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」は大崎駅の西側（山手線外側）で建設中のタワーマンションで、規模は地上37階、地下3階、高さ143m、敷地面積5,054.42㎡、建築面積約3,030㎡、延床面積約5万3400㎡、総戸数約460戸、建築主は大崎駅西口F南地区市街地再開発組合（参加組合員：住友不動産）、設計者は日建設計、施工者は前田建設工業で2023年1月中旬着工、2026年2月中旬の竣工予定になっています。

　この断面図は地上35階建てで計画されていた本組合設立時のものですが、そのときのフロア構成は地下1階～地下3階が駐車場等、地上1階が店舗・保育所等、2階～5階が事務所・公益施設、6階の機械室等を挟んで、7階～35階が約460戸の住宅フロアとなっていました。最新の断面図はありませんが、今も大きく変わっていないかと思います。

配置図[出典：東京都]

　建設地は大崎駅の西側で隣の「シンクパークタワー」と歩行者デッキで接続することによって大崎駅まで行けるようになります。

　敷地西側には「品川区立芳水小学校」と「居木神社」、北側には「観音寺」があり、それらに面した場所には約1000㎡の広場や歩行者通路が整備されます。

大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業位置図

位置図[出典：住友不動産]

　計画地は大崎駅西口側で「大崎駅西口地区地区計画区域」の「F南地区」に位置しています。北側のF北地区、東側のF東地区ではまだ再開発が行われていないため、将来的には視界を遮る建物が建設される可能性もありますが、西側は「品川区立芳水小学校」と「居木神社」があるため目の前に巨大な建物が建設される心配はなさそうです。

GoogleEarthに加筆

　大崎駅周辺には複数のタワーマンションがありますが、その中でも駅の改札に一番近いタワーマンションになります。

　2023年4月3日に南東側から撮影した「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」(地上37階、高さ143m)の建設地です。

　北東側から撮影。写真右側は「居木神社」の表参道です。

　「居木神社」前から撮影。プレハブ事務所がある敷地北西角には広場が整備されます。また、プレハブ事務所の背後に見えている超高層ビルが歩行者デッキで接続する「シンクパークタワー」(地上30階、最高高さ140.5m)です。

　芳水小の北側にある坂道から撮影。

　南西側から撮影。東京都心側には複数の超高層ビルやタワーマンションが建ち並んでいます。

　「シンクパークタワー」から撮影。

　「シンクパークタワー」のデッキから見た「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」の建設地方面です。この正面あたりにタワーマンションが見えるようになります。

■物件概要■
事業名：大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都品川区大崎三丁目500番の一部
交通：JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「大崎」駅
　　　りんかい線「大崎」駅
　　　東急池上線「大崎広小路」駅
用途：住宅、事務所、店舗、保育所等
総戸数：460戸
階数：地上37階、地下3階
高さ：143m
構造：鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：5,054.42㎡
建築面積：3,030㎡
延床面積：53,400㎡
建築主：大崎駅西口F南地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
設計者：日建設計
施工者：前田建設工業
工期：2023年1月中旬着工～2026年2月中旬竣工予定