(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:新宿区]

 新宿駅前の大規模開発「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」(地上37階、高さ225m)の完成予想図です。建設地は甲州街道沿いの「バスタ新宿」西隣で、店舗・事務所・ホテルで構成される複合施設となります。現地では4月24日より大成建設を施工者として既存建物の解体工事が始まります。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。




(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:新宿区]

 新宿駅西側で計画されている再開発全体の完成予想図です。左が「小田急百貨店 新宿本店」跡地や数日前に閉鎖となったモザイク通りなどがある場所の再開発「新宿駅西口地区開発計画」(地上48階、高さ259m)、中央が「京王百貨店 新宿店」や「ルミネ新宿ルミネ1」がある場所の再開発「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 北街区」(地上19階、高さ110m)、そして右が「JR新宿ビル」などがある場所の再開発「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」(地上37階、高さ225m)です。

 「新宿駅西口地区開発計画」は数日前のブログに掲載しており、「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業」の北街区は2040年代竣工予定でまだまだ着工しないので、この記事では既存建物の解体工事が始まる南街区をメインに載せていきます。

▼新宿区:新宿区景観まちづくり審議会(2022年8月2日)
第75回新宿区景観まちづくり審議会

▼内閣府 国家戦略特区:第22回 東京都都市再生分科会 配布資料(2022年4月7日)
資料1 都市再生特別地区(新宿駅西南口地区)都市計画(素案)の概要



新宿駅西南口地区 新宿駅西口地区と機能分担
新宿駅西口地区と機能分担[出典:内閣府]

 「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」の規模は地上37階、地下6階、高さ225m、敷地面積約6,300屐延床面積約15万屬2023年度着工、2028年度竣工予定となっています。フロア構成は低層部に店舗、中層部に事務所、高層部にホテルとなっており、34階には四方を見渡せる新宿テラスが配置される計画となっています。

 北街区の規模は地上19階、地下3階、高さ110m、敷地面積約1万屐延床面積約14万1000屬2040年代の完成予定となっています。フロア構成は低中層部に店舗、高層部にホテルとなっており、ホテルと商業施設の間には滞留空間となるスカイコリドーの設置も計画されています。また、新宿駅直近土地区画整理事業(事業期間:2021年度〜2046年度)等との調整があり詳細が決定していないため、竣工時期が2040年代となっています。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 配置図
配置図[出典:新宿区]

 計画地は甲州街道を挟んだ南北に細長い敷地で、甲州街道の左が北街区、右が南街区になります。

 北街区は京王線新宿駅の真上で「京王百貨店 新宿店」や「ルミネ新宿ルミネ1」がある場所で、南街区は「JR新宿ビル」や複数の小規模ビルがある場所になっています。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区断面図
南街区断面図[出典:新宿区]

 南街区の断面図です。低層部が店舗、中層部がオフィス、高層部のセットバックした場所がホテルとなり、最上部の34階部分には「新宿テラス」が配置されます。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 立面図
立面図[出典:新宿区]

 西側から見た北街区と南街区の立面図です。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 立面図
立面図[出典:新宿区]

 東側から見た立面図です。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 立面図
立面図[出典:新宿区]

 南北の立面図です。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 平面図
平面図[出典:新宿区]

 地下2階と地下1階の平面図です。北街区と南街区は地下で接続する計画になっています。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 平面図
平面図[出典:新宿区]

 地上1階と地上2階の平面図です。北街区と南街区は2階に設置されるデッキでも接続されます。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 平面図
平面図[出典:新宿区]

 他のフロアの平面図です。北街区は5階と9階で「新宿駅西口地区開発事業」との接続が想定されています。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 歩行者空間イメージ
歩行者空間イメージ[出典:新宿区]

 西南口地下駅広場の整備により、甲州街道地下を円滑に南北に移動できる歩行者ネットワークが形成されます。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:新宿区]

 北東側から見た完成予想図です。左が南街区で、右手前が北街区です。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 新宿テラス(高層)
新宿テラス(高層)[出典:新宿区]

 34階に配置される新宿テラスの完成イメージです。屋外、半屋外が連続する開放的な空間で四方を見渡せる場所となります。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:新宿区]

 甲州街道から見た低層部の完成イメージです。左が北街区、右が南街区で両棟を結ぶ国道デッキが整備されます。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:新宿区]

 国道デッキの奥に描かれているのは既存のミロードデッキです。また、左側には北街区から西新宿方面へ行くデッキも描かれています。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 周辺建物との関係性
周辺建物との関係性[出典:新宿区]

 西側から見た周辺建物とのイメージ図です。一番左側は高さ259mになる「新宿駅西口地区開発事業」で、南街区はそれよりは低い高さ225mで計画されています。高さ225mは西新宿の超高層ビル群と同じくらいの高さです。




(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区 解体工事のお知らせ

 現地に設置された「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」(地上37階、高さ225m)の解体工事のお知らせです。これは「ミヤコ新宿ビル」の解体工事のお知らせで4月24日から大成建設を施工者として解体工事が始まります。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区 解体工事のお知らせ

 こちらは「MSビルディング」の解体工事のお知らせで同じく4月24日から大成建設を施工者として解体工事が始まります。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区 解体工事のお知らせ

 こちらは「JR新宿ビル」の解体工事のお知らせだと思われますが、延床面積が街区内8棟合わせた数値になっています。こちらも他と同じく2023年4月24日から2028年3月31日までの解体工期で大成建設の施工で解体工事が行われます。解体工期がかなり長くなっていますが、地下部分が解体工事と新築工事が同時進行になるかと思います。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区

 2023年3月29日に撮影した「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」(地上37階、高さ225m)の計画地方面です。この角地にある複数の既存ビルがこれから解体されます。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区

 甲州街道沿いです。屋上にふとんの丸八の看板があるビルが「ミヤコ新宿ビル」で、その右側が「MSビルディング」です。



JR新宿ビル

 「バスタ新宿」から見た「JR新宿ビル」です。



JR新宿ビル

 南街区内では最も大きな既存ビルとなっています。



JR新宿ビル

 右奥に見えているのは「新宿センタービル」(地上54階、最高高さ222.95m)と「新宿三井ビルディング」(地上55階、最高高さ223.6m)で、「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」(地上37階、高さ225m)はそれらとほぼ同じ高さの超高層ビルになります。



(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区

 裏側では「ヒューマックス南新宿ビル」が既に解体されています。









(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 設計工程表
設計工程表[出典:新宿区]

■物件概要(南街区)■
計画名:(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区
所在地:東京都新宿区西新宿一丁目および渋谷区代々木二丁目各地内
交通:JR・都営・東京メトロ・京王・小田急「新宿」駅
用途:店舗、事務所、宿泊施設、駐車場 等
階数:地上37階、地下6階
高さ:225m
敷地面積:約6,300
建築面積:−
延床面積:約150,000
建築主:JR東日本、京王電鉄
設計者:日建設計、JR東日本建築設計事務所
施工者:−
工期:2023年度着工〜2028年度竣工予定