八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:東京都環境局]

 東京駅前の八重洲エリアに建設される「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ227m)の完成予想図です。事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナルで構成される38万8650屬梁腟模複合施設になります。建設地は「八重洲ブックセンター 本店」などがあるエリアで4月26日から既存建物の解体が始まり、2023年11月1日には新築工事を着工します。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は「八重洲ブックセンター本店」などがある東京駅前の八重洲エリアの大規模再開発で、規模は地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ227m、敷地面積1万9562.71屐建築面積1万5400屐延床面積38万8650屐建築主は八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産)、設計者は鹿島建設で2023年11月1日着工、2029年1月31日竣工予定となっています。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2023年1月31日)
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届
※令和5年1月31日から令和5年7月31日まで



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図(南北)
断面図(南北)[出典:東京都環境局]

 フロア構成は地下に「バスターミナル東京八重洲」、低層部に商業施設、インターナショナルスクール、劇場、中高層部にオフィス、そして最上部に居住・滞在施設(サービスアパートメント)が入ります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図(東西)
断面図(東西)[出典:東京都環境局]

 図の右側にある外堀通り側が東京駅方面で、裏側の柳通り側にインターナショナルスクールが配置されます。隣の「東京ミッドタウン八重洲」の裏側には中央区立城東小学校が併設されているため、柳通りはインターナショナルスクールと小学校が並ぶ通りになります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 1階/地下1階平面図
1階/地下1階平面図[出典:東京都]

 図の上が東京駅側となる1階/地下1階平面図です。地下1階で「八重洲地下街」と「東京ミッドタウン八重洲」、「京橋エドグラン」に接続します。これにより東京駅から東京メトロ銀座線「京橋」駅まで地下だけで行けるようになります。



バスターミナル東京八重洲 位置図
バスターミナル東京八重洲 位置図[出典:京王電鉄バス]

 地下2階に配置される「バスターミナル東京八重洲」の運営は京王電鉄バスで、第1期エリアから第3期エリアまで分かれています。第1期エリアは「東京ミッドタウン八重洲」の地下で2022年9月17日に開業しており、第2期エリアは建設中の「東京駅前八重洲一丁目東B地区」の地下に2025年度開業予定で、第3期エリアは同再開発の地下に2028年度開業予定となっています。3ヵ所合計で乗降20バース、待機8バースの大規模バスターミナルとなり、周辺の道路上等で発着している高速乗合バスが順次移行する予定になっています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 計画地の西側は東京駅前の外堀通りに面しており、南側は鍛冶橋通りにも面しています。地下で八重洲地下街に接続することで東京駅まで道路を渡らずに行けるようになります。また、東隣の「京橋エドグラン」にも地下で接続するため中央通りの地下にある東京メトロ銀座線「京橋」駅にも道路を通らずに行けるようになります。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の解体工事のお知らせです。解体の施工者は鹿島建設で解体工期は2023年4月26日から2024年7月31日までとなっています。また、解体建物の概要が記載されていますが階数表記のところで「地上」と書くべきところが「地下」になっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 解体される建物は全37棟で延床面積は13万3716.01屬箸覆蠅泙后H重洲の再開発は既存ビルが残る虫食い状態が多いですが、ここはキレイに街区全てが解体されることになります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2023年3月29日に外堀通りと鍛冶橋通りが交差する鍛冶橋交差点から撮影した「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ227m)の計画地です。角地のビルは「八重洲三井ビルディング」(地上10階、高さ46.90m)で、街区内では2番目に大きな既存ビルになっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 鍛冶橋通り沿いの南東側から撮影。解体が終わるとここから東京駅前の超高層ビル群がキレイに見えそうです。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 敷地東側のコインパーキングがあった場所では土壌対策工事が行われています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 何かしらの工事が行われているのはここだけでした。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 北東側から撮影。街区内のビルでは退去が進んでおり、既に閉鎖した店やオフィス、引っ越し作業中のオフィスもありました。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 北西側にある「八重洲グランルーフ」から撮影。角地のビルは「住友不動産八重洲ビル」(地上9階、高さ42.65m)で、街区内では1番大きな既存ビルになっています。



八重洲ブックセンター

 「住友不動産八重洲ビル」の南側にある「八重洲ブックセンター 本店」(地上9階、高さ36.22m)です。解体工事のお知らせでは「八重洲鹿島ビル」となっています。



八重洲ブックセンター

 八重洲ブックセンターは鹿島建設グループの書店のため鹿島建設のビルに入居しています。



八重洲ブックセンター

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」により本日、2023年3月31日で「八重洲ブックセンター 本店」は営業終了となりますが、再開発ビルに新本店として戻ってくる予定になっています。



八重洲ブックセンター

 1階の柱には作家のサインがありました。小学館ビルの解体を思い出します。



八重洲ブックセンター

 壁にはサイン色紙もありました。この他に一般の人のメッセージも壁に貼ってありました。



八重洲ブックセンター

 そんな八重洲ブックセンターのエレベーターホール前から見た「住友不動産八重洲ビル」です。



八重洲ブックセンター

 見下ろすとこのような感じで一部セットバックしていることがわかります。



八重洲ブックセンター

 外堀通り側にある窓から見た東京駅方面です。



八重洲ブックセンター

 スマホ撮影なので画質は悪いですが丸の内、大手町の超高層ビル群を望むことができました。



八重洲ブックセンター

 八重洲グランルーフも珍しい画角で見ることができました。この景色を一般の人が見られるのは今日が最後になります。









八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都環境局]

 解体工事を含む工期は68ヵ月を予定しています。地上躯体工事が始まるのは4年目からとなっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。誤字が修正されていました。

■建築計画■
事業名:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物
所在地:東京都中央区八重洲2丁目4番、5番、6番、7番
交通:JR各線「東京」駅
   東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
   東京メトロ銀座線「京橋」駅
用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場
階数:地上43階、塔屋1階、地下3階
高さ:227m
敷地面積:19,562.71
建築面積:15,400
延床面積:388,650
構造:鉄骨造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎 一部 杭基礎
建築主:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産
設計者:鹿島建設
施工者:−
工期:2023年11月1日着工〜2029年1月31日竣工予定
開業:2028年度予定
総事業費:約3172億円(工事費は約2062億円)