三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:東京都環境局]

 麻布十番駅近くに建設されるタワーマンション「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。地上42階、高さ約165mの住宅A棟、地上31階、高さ約124mの住宅B棟、地上16階、高さ約64mの住宅C棟、地上8階、高さ約37mのオフィス棟で構成される総延床面積17万7700屐¬1410戸の大規模再開発で、現地では既存建物の解体工事が始まっています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 施設配置及び緑化計画
施設配置及び緑化計画[出典:東京都環境局]

 「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」は大きく北街区と南街区に分かれた大規模再開発で、北街区には地上42階、地下1階、高さ約165mの住宅A棟、地上8階、地下1階、高さ約37mのオフィス棟が配置されます。北街区全体の敷地面積は約1万1000屐建築面積は5,800屐延床面積は約10万7000屬覗躙与瑤鰐740戸となっています。

 南街区には地上31階、地下1階、高さ約124mの住宅B棟、地上16階、地下1階、高さ約64mの住宅C棟、そして公園が配置されます。南街区全体の敷地面積は約9,500屐建築面積は5,100屐延床面積は約7万700屬覗躙与瑤鰐670戸となっています。

 事業者は三田小山町西地区市街地再開発組合で三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社が参加組合員として参画。設計と事業推進コンサルタントはアール・アイ・エー、特定業務代行者は戸田建設・大成建設JVで2022年度着工、2027年度竣工、2028年度供用開始予定となっています。また、2023年1月10日から2024年7月31日までの工期で田中建設工業を施工者として既存建物の解体工事が行われています。

▼三井不動産レジデンシャル:ニュースリリース(2023年1月19日)
「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ
〜約2.5ha、住宅・商業・オフィスのミクストユースプロジェクト〜




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 計画地周辺の現況図
計画地周辺の現況図[出典:東京都環境局]

 計画地内の現況図です。特別区道716号は区画道路1号として幅員9mの道路に拡幅されます。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 建物断面(北街区)
建物断面(北街区)[出典:東京都環境局]

 北街区の断面図です。住宅A棟(地上42階、高さ約165m)はトライスター型のタワーマンションで住宅フロアは3階〜42階となります。オフィス棟(地上8階、高さ約37m)の1階は店舗で、オフィスフロアは2階〜8階に配置されます。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 建物断面(南街区)
建物断面(南街区)[出典:東京都環境局]

 南街区の断面図です。住宅B棟(地上31階、高さ約124m)は板状のタワーマンションで1階、2階に店舗、2階、3階に生活利便施設(保育所を検討)、そして4階〜31階が住宅フロアとなります。住宅C棟(地上16階、高さ約64m)も1階、2階が店舗となり、住宅フロアは3階〜16階に配置されます。




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都環境局]

 計画地は東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅の東側に位置しています。東京メトロ南北線はすぐ近くですが、都営大江戸線は若干距離があります。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地に赤い網掛けをしたヘリからの空撮(2020年12月)です。隣には「パークコート麻布十番 ザ タワー」(地上36階、高さ129.06m)と「シティタワー麻布十番」(地上38階、高さ129.92m)が並んで建っており、ここに麻布十番駅エリアでは最大となる地上42階、高さ約165mのトライスター型のタワーマンションと、既存タワマン2棟と同程度の高さとなる地上31階、高さ約124mのタワーマンションが建設され、麻布十番エリアにタワマン群が誕生することになります。




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 2023年3月17日に撮影した「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。南街区の住宅C棟と公園が整備されるあたりでは「東京さぬき倶楽部(旧名:讃岐会館)」の解体工事が始まっていました。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 解体工事のお知らせです。工事の正式名称は「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業既存建築物(地上部)等除去・整地工事」で、解体の施工者は田中建設工業、解体工期は2023年1月10日〜2024年7月31日までとなっています。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 このビルは香川県生協が「讃岐会館」として建設した宿泊施設で、途中で香川県人会に経営が譲渡されて「東京さぬき倶楽部」に改名され、そして2020年4月30日に閉館していました。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 敷地の奥にあった低層の建物は解体されていました。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 別の低層の建物には解体用の足場が組まれていました。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 別の戸建てなどが密集している場所には「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う解体工事」として別の解体工事のお知らせが設置されていました。解体の施工者は田中建設工業、解体工期は2023年2月1日〜2024年7月31日までとなっています。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 戸建て密集地帯で解体工事が始まっている場所は見当たりませんでしたが、退去は進んでおり廃墟感が漂う空気感となっていました。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 ただ、計画地全体を見て歩いたわけではないので、どこかで解体工事が始まっている可能性もあります。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 この路地は麻布十番駅まで通り抜けられる道路で、同再開発では北街区と南街区を隔てる幅員9mの区画道路に再整備されます。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 ここは生活道路になっているので通行止めにはせず、先に区画道路か仮設の歩道を整備することになるかと思います。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 この辺りの建物は複数棟まとめて一気に解体されることになるかと思います。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 首都高沿いの古川に架かる小山橋から撮影した北街区方面です。北街区に建設される住宅A棟は地上42階、高さ約165mで、背後の「パークコート麻布十番 ザ タワー」(地上36階、高さ129.06m)、「シティタワー麻布十番」(地上38階、高さ129.92m)よりも高いタワーマンションとなります。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 南側街区方面です。こちらに建設される住宅B棟は地上31階、高さ約124mで既存の「パークコート麻布十番 ザ タワー」「シティタワー麻布十番」と同じような高さになります。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 同じ日に六本木ヒルズの展望台から撮影した「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 計画地にズームです。これから一気に既存建物が解体されていくことになるかと思います。



三田ガーデンヒルズ

 おまけですぐ近くの「三田ガーデンヒルズ」の建設地で、第1期1次の販売価格は2億3100万円〜45億円でした。「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」も一般人には手が届かない価格帯になることは間違いありません。









三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 工事工程表
工事工程表[出典:東京都環境局]

 工事は2022年度着工、2027年度竣工予定となっていますが最初の2年間は仮設・解体(除却)工事となっており、建設工事が始まるのは着工から3年目となります。

■物件概要(北街区)■
事業名:三田小山町西地区第一種市街地再開発事業(北街区)
所在地:東京都港区三田一丁目
交通:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
用途:共同住宅、オフィス、店舗
総戸数:約740戸
駐車場台数:約310台
階数:地上42階、地下1階(住宅A棟)
   地上8階、地下1階(オフィス棟)
高さ:約165m(住宅A棟)
   約37m(オフィス棟)
敷地面積:約11,000
建築面積:約5,800
延床面積:約107,000屐紛般鎧楡漾約9,300屐⊂Χ隼楡漾約2,100屐共同住宅:約92,900屐駐車場等:約2,700屐
事業主:三田小山町西地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社
設計者:アール・アイ・エー
特定業務代行者:戸田建設、大成建設
工期:2022年度着工〜2027年度竣工予定
供用開始:2028年度予定

■物件概要(南街区)■
事業名:三田小山町西地区第一種市街地再開発事業(南街区)
所在地:東京都港区三田一丁目
交通:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
用途:共同住宅、店舗、保育園
総戸数:約670戸
駐車場台数:約200台
階数:地上31階、地下1階(住宅B棟)
   地上16階、地下1階(住宅C棟)
高さ:約124m(住宅B棟)
   約64m(住宅C棟)
敷地面積:約9,500
建築面積:約5,100
延床面積:約70,700屐幣Χ隼楡漾約1,400屐共同住宅:約64,000屐∪験萢便施設:約700屐駐車場等:約4,600屐
事業主:三田小山町西地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社
設計者:アール・アイ・エー
特定業務代行者:戸田建設、大成建設
工期:2022年度着工〜2027年度竣工予定
供用開始:2028年度予定