(仮称)内神田一丁目計画 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 大手町の北側の内神田で建設中の「(仮称)内神田一丁目計画」(地上26階、高さ約130m)の完成予想図です。建設地は大手町から神田エリアに入ってすぐの日本橋川(首都高)沿いで、同時に人道橋や防災船着場の整備も行われます。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




(仮称)内神田一丁目計画 断面図
断面図[出典:三菱地所]

 「(仮称)内神田一丁目計画」は大手町北側のオフィスビルで、規模は地上26階、塔屋2階、地下3階、高さ約130m、敷地面積5,105.70屐建築面積約3,350屐延床面積約8万5200屐建築主は三菱地所、設計者は三菱地所設計、施工者は大成建設で2022年7月1日着工、2025年11月末竣工予定となっています。

 フロア構成は地下に駐車場、1・3階が店舗、2〜4階がジネス・産業支援施設、そして5〜25階がオフィスフロアとなります。また、1階がオフィスエントランスで3階にオフィスロビーが配置されます。

 同ビルは三菱地所の高層テナントオフィスビルで初となる「ZEB Ready(事務所部分)」認証を2022年9月22日付で取得しており、ZEBは「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」の略称で、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネ化し、再生可能エネルギーの導入により、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物のことで、ZEB Readyは50%以上省エネとなります。三菱地所では今後開発する新築建物においては原則ZEB水準の環境性能を目指すことになっています。

▼三菱地所:ニュースリリース(2022年10月19日)
(仮称)内神田一丁目計画にて当社オフィスビル初ZEB Readyの認証取得
〜新築建物においてZEB・各種環境認証の取得を積極的に推進〜




(仮称)内神田一丁目計画 配置図
配置図[出典:三菱地所]

 大手町と内神田の境目にある日本橋川の鎌倉橋を渡ったところが建設地となっています。同再開発ではその日本橋川に人道橋を新たに架ける計画となっており、それにより大手町仲通りに繋がり、大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアまで延伸することになります。また、敷地内に約1000屬慮鯲広場が整備され、そして日本橋川には整防災船着場の整備が行われます。



(仮称)内神田一丁目計画 1階オフィスエントランスホール
1階オフィスエントランスホール[出典:三菱地所]

 計画地は江戸時代に木材等の荷上場であった歴史的背景を活かして、2〜4階のビジネス・産業支援施設や、5〜25階のオフィスフロアに配置されるリフレッシュコーナーの露出天井仕上げにMEC Industry社の新木質建材「MI デッキ」を使用し、1階オフィスエントランスホールの壁・天井仕上げにも木材パネルを利用します。



(仮称)内神田一丁目計画 人道橋イメージ
人道橋イメージ[出典:三菱地所]

 日本橋川に架ける人道橋のイメージです。趣のある橋となっていますが、頭上の線画の場所には首都高が通っています。ここは首都高地下化の範囲外のため橋の頭上は首都高という構図になります。



(仮称)内神田一丁目計画 防災船着場イメージ
防災船着場イメージ[出典:三菱地所]

 敷地脇を流れる日本橋川上においては、かつて「鎌倉河岸」が存在し、江戸城築城の起点(荷上場)となって栄えてきた歴史がありることから、同再開発では「荷上場」の機能を復元すべく、日本橋川に防災船着場が新設されます。ビル内には観光案内所が設置され、舟運サービスとの連携も予定しているとのことなので、日本橋川クルーズなどがここから発着することもありそうです。




(仮称)内神田一丁目計画 位置図
位置図[出典:三菱地所]

 建設地は大手町と神田エリアの境目を通る首都高(日本橋川)の北側で、東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅やJR「神田」駅などが徒歩圏にあり、その中でも一番近いのは東京メトロ丸の内線「大手町」駅となります。JR「東京」駅も徒歩圏にありますがJRの駅としては「神田」駅の方が近いです。




(仮称)内神田一丁目計画

 2023年3月10日に北西側から撮影した「(仮称)内神田一丁目計画」(地上26階、高さ128m)の建設地です。



(仮称)内神田一丁目計画

 建設地は「日立鎌倉橋ビル」と「コープビル」の跡地で、地上部の建設が始まる前の今だけ大手町の超高層ビル群を望むことができるようになっています。



(仮称)内神田一丁目計画

 首都高の高架下から撮影。ここは首都高地下化の範囲外のためこのまま残ります。日本橋川にある足場がある場所には防災船着場が整備されます。



(仮称)内神田一丁目計画

 また、首都高の下では人道橋の整備も行われます。









(仮称)内神田一丁目計画 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。一部数値は三菱地所のニュースリリースの値を掲載しています。

■物件概要■
名称:(仮称)内神田一丁目計画
所在地:東京都千代田区内神田1丁目31番11、12、13、14、15
交通:東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   JR各線「神田」駅
用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等
階数:地上26階、塔屋2階、地下3階
高さ:約130m
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:5,105.85
建築面積:約3,350
延床面積:約85,200
建築主:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:大成建設
工期:2022年7月1日着工〜2025年11月末日竣工予定