麻布台ヒルズ森JPタワー

 高さ日本一の超高層ビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.40m)です。2023年3月17日に「六本木ヒルズ」から撮影しました。主要用途はオフィスで最上部の54階〜64階は最低価格20億円、最高価格300億円とも噂されるマンション「アマンレジデンス 東京」(総戸数90戸)となります。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。




麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:森ビル]

 六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図で、左から「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)、「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)、「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.40m)となっています。

 「麻布台ヒルズ森JPタワー」の規模は地上64階、地下5階、高さ325.40m、敷地面積2万4104.21屐建築面積1万5203.61屐延床面積46万1774.38屐建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員:森ビル・日本郵便)、設計者は森ビル・日本設計・清水建設、施工者は清水建設で2023年6月30日竣工、2023年秋開業予定となっています。

 森ビルの発表では高さ約330mとなっていますが、現地建築計画のお知らせの高さ325.40mを採用しています。また、公式HPで「麻布台ヒルズ森JPタワー」と記載された時期がありましたが、早まって公開してしまったのか現在はA街区となっています。



麻布台ヒルズ 立面図
立面図[出典:森ビル]

 一時期公開されていた「麻布台ヒルズ」の断面図です。「麻布台ヒルズ森JPタワー」のフロア構成は地下1階〜4階が商業施設、5〜6階が慶応義塾大学予防医療センター、7〜52階が総貸室面積約20万4000(基準階面積約4,300)のオフィスフロア、33階がスカイロビー、そして最上部の53階〜64階が総戸数90戸の「アマンレジデンス 東京」となります。

 「麻布台ヒルズ森JPタワー」の東側には延床面積約1万4000屬離ぅ鵐拭璽淵轡腑淵襯好ール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(50ヵ国以上、約700人の生徒が在籍予定)が併設されます。



麻布台ヒルズ 配置図
配置図[出典:森ビル]

 「麻布台ヒルズ森JPタワー」は「麻布台ヒルズ」の中では一番駅から離れた場所に位置しています。最寄駅となる東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅とはエリア内に整備される地下通路によって接続されます。



麻布台ヒルズ森JPタワー ロビー
ロビー[出典:森ビル]

 「麻布台ヒルズ森JPタワー」の北側に配置されるロビーの完成予想図です。中央広場に面したロビーで水景を望むこともできる場所となります。



麻布台ヒルズ森JPタワー 外観イメージ
外観イメージ[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 地下1階〜4階は商業施設の「タワープラザ」となり、南側の外苑東通り側には巨大な吹き抜けの空間が設けられます。



ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ
ブリティッシュ・スクール・イン東京[出典:森ビル]

 外苑東通り沿いの東側に併設されるインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。この建物は「麻布台ヒルズ」全体の低層部デザインを担当したトーマス・ヘザウィック氏(英国)によるデザインで、地上7階、地下1階(屋上庭園を含む)のキャンパスには室内プール、2つの図書館、アートスタジオ、科学・技術・工学・数学(STEM)学習のためのディスカバリーセンター、体育館、2つの校庭が設けられます。2023年9月のオープン予定です。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 「麻布台ヒルズ森JPタワー」最上部の53階〜64階は「アマンレジデンス 東京」となり、完成時には居住フロアとしては高さ日本一となります。ただ、東京駅前に建設される「Torch Tower(トーチタワー)」(地上62階、高さ約390m)の59階〜60階が賃貸レジデンスとなるため、高さ日本一の住宅フロアはそちらに抜かれる可能性があります。

 「アマンレジデンス 東京」は建築物環境計画書制度によると全てが分譲となっており、未確認情報によると分譲価格は20億円〜300億円とも言われています。週刊新潮の記事では不動産業界の情報として最上階には1500屬離撻鵐肇魯Ε垢あり2億ドル(約280億円:記事掲載時のレート)と報じられたこともあることから、ドルでの価格設定があるならば、1ドル150円のときは300億円だったこともありそうです。この計算で正しいならば現在は1ドル132円程度なので264億円程度となります。




麻布台ヒルズ 位置図
位置図[出典:森ビル]

 「麻布台ヒルズ」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅間の南側一帯で、それぞれの駅に地下通路で接続します。



麻布台ヒルズ 平面図
平面図[出典:森ビル]

 「麻布台ヒルズ」は桜田通り、外苑東通り、麻布通りに面していますが、元々エリア内にあった道路は細く、南側の外苑東通りに通り抜ける道路もない不完全な交通網となっていました。それが同再開発によって東西を結ぶ桜麻通りと南北を結ぶ尾根道が整備され、このエリアの道路ネットワークが完成します。さらには六本木一丁目駅と神谷町駅を結ぶバリアフリー/アンブレラフリーの歩行者ネットワークも整備され、周辺地区を含むエリア全体の回遊性が大きく向上します。




麻布台ヒルズ森JPタワー

 2023年3月17日に「六本木ヒルズ」の展望台から撮影した「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.40m)です。低層部以外の外観は既に完成しています。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 最上部の「アマンレジデンス 東京」にズームです。宝くじが当たった程度では住めないマンションとなります。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 低層部の地下1階〜4階は商業施設の「タワープラザ」となります。左端には円形の屋根がある空間もあります。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 外苑東通り沿いから見たその低層部です。足場がぎっしりと組まれている場所が吹き抜けの空間となります。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 地上から見た円形の屋根がある場所です。初期の完成予想図にはなかった場所となります。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 2023年3月16日に東側の桜田通り沿いから撮影した「麻布台ヒルズ森JPタワー」です。手前はC街区の「ガーデンプラザ」です。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 桜田通りを東京タワーに向かって少し移動したところから撮影。



ブリティッシュ・スクール・イン東京

 足元にはインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」の外観が見えるようになっていました。



ブリティッシュ・スクール・イン東京

 別な方向から見た「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。レジデンスなど全く縁のない場所も多い「麻布台ヒルズ」ですが、建物を見るだけでも楽しめる場所となりそうです。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 「神谷町」駅から東京タワーに向かうときに通る「飯倉交差点」から撮影。右側で建設中のタワーマンションは「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)です。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 南東側から撮影。「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.40m)は「あべのハルカス」(地上60階、高さ300m)を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなりますが、2027年度には東京駅前に完成予定の「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に抜かれて高さ日本2位となります。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 西側から撮影。近くで見上げるよりも少し離れた場所から見た方が大きさを実感できます。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 北側から撮影。完成予想図を見ると縦のラインはライトアップされることになりそうですが、まだ光っているところを見たことはありません。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 2023年3月3日に「東京国際クルーズターミナル」から撮影した「麻布台ヒルズ森JPタワー」と東京タワーです。



麻布台ヒルズ森JPタワー

 「豊洲ぐるり公園」からは東京タワーとピッタリ重ねて撮ることもできます。









麻布台ヒルズ森JPタワー 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。建築面積が15,201.25屬ら15,203.61屐延床面積が461,805.22屬ら461,774.38屐完了予定が2023年3月31日から2023年6月30日に修正されています。

■物件概要■
名称:麻布台ヒルズ森JPタワー
仮称:虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区
事業名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目1000番1
交通:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
   東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
用途:共同住宅(53階〜64階・アマンレジデンス 東京)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:90戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.40m
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15,203.61
延床面積:461,774.38
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
参加組合員:森ビル、日本郵便
設計者:森ビル・日本設計・清水建設
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年6月30日竣工予定
公式HP:https://project.azabudai-hills.com/