東京海上日動ビル 本館

 解体工事中の「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。2023年3月10日に撮影しました。赤い外観で目立つ丸の内の超高層ビルでしたが、解体後は地上20階、高さ100mの国産木材を使った超高層ビルに建て替えられます。この記事では建替え概要や解体状況、地図等を載せています。




東京海上日動ビル本館

 「東京海上日動ビル 本館」は東京駅前から皇居に繋がる行幸通りに面した赤い超高層ビルで、皇居外苑からも目立つビルとなっています。規模は地上25階、塔屋2階、地下5階、高さ99.7m、最高高さ108.1m、敷地面積1万149.37屐建築面積2,207.75屐延床面積6万3120.19屐建築主は東京海上火災保険、設計者は前川國男建築設計事務所、施工者は竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体で1970年12月23日に着工し、1974年3月12日に竣工した丸の内エリアで初の超高層ビルです。北隣の新館は地上16階建てで1986年12月に竣工しました。




東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 建替え後の「東京海上日動 新・本店ビル」の規模は地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ約100m、敷地面積1万147.61屐延床面積13万0000屐構造はS造、木造、SRC造、設計者は三菱地所設計、デザイナーはレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所のRenzo Piano Building Workshop(RPBW)、施工者(予定)は竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体で、2024年12月着工、2028年度の竣工予定となっています。

▼東京海上ホールディングス:ニュースリリース(2022年8月1日)
新・本店ビルのデザインについて



東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 デザイン上の重要な役割は木材が担っており、構造部材である柱にも多くの木材を使用し、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いるなど可能な限り多くの国産木材を使用する計画となっており、木の使用量は世界最大規模となります。構造はS造、木造、SRC造となります。



東京海上日動 新・本店ビル 屋上庭園 完成予想図
屋上庭園 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 屋上庭園も整備する計画となっていますが、描かれている人が少ないことから就業者のみ行ける場所になりそうです。



東京海上日動 新・本店ビル パティオ(中庭) 完成予想図
パティオ(中庭) 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 皇居側のエントランスには樹木のある「パティオ(中庭)」が整備されます。




東京海上日動ビル 本館

 2023年1月26日に南西側から撮影した「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。ビルの周囲に仮囲いが設置され解体工事が進められています。



東京海上日動ビル 本館

 屋上にはタワークレーンが設置され、最上部には薄いネットが設置されていました。



東京海上日動ビル 本館

 そして低層部の一部には足場が組まれていました。



東京海上日動ビル 本館・別館

 東京駅前から皇居に繋がる行幸通り内から撮影。右側の解体用足場が組まれ始めているビルが「東京海上日動ビル 新館」(地上16階)です。



東京海上日動ビル 本館

 「東京ミッドタウン八重洲」の「八重洲セントラルタワー」(地上45階、高さ238.2m)の5階にある「八重洲テラス」から撮影。塔屋にも足場が組まれ始めていました。



東京海上日動ビル 本館

 足元の駐車場の出口があった場所では一部解体が行われています。



東京海上日動ビル 別館

 南東側から見上げた「東京海上日動ビル 新館」です。



東京海上日動ビル 別館

 北東側から撮影。ビル中腹あたりまで足場が組まれていました。



東京海上日動ビル 別館

 北西側から撮影。



東京海上日動ビル 本館・別館

 和田倉濠越しに撮影。新館側の屋上にもタワークレーンが設置されていることがわかります。合計3台のタワークレーンで解体工事が行われることになりそうです。



東京海上日動ビル 本館・別館

 新館と本館の間にあるタワークレーンです。



東京海上日動ビル 本館・別館

 新館側にタワークレーンのマストがありますが、設置されているのは赤いビルの本館側となっています。



東京海上日動ビル 本館 解体工事のお知らせ

 「東京海上日動ビル 本館」の解体工事のお知らせです。2022年10月1日〜2024年2月15日までの工期で地上部の解体工事が東京海上日動ビルディング本館・新館 地上解体 建設共同企業体(代表:竹中工務店)によって行われます。



東京海上日動ビル 新館 解体工事のお知らせ

 「東京海上日動ビル 新館」の解体工事のお知らせです。工期などは本館と同じです。



東京海上日動ビルディング本館・新館 地上解体 建設共同企業体

 東京海上日動ビルディング本館・新館 地上解体 建設共同企業体として竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設、ナベカヰといった会社名が並んでおりスーパーゼネコン5社が全て揃っています。









名称:東京海上日動ビル 本館
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目2-1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
用途:事務所
階数:地上25階、塔屋2階、地下5階
高さ:99.7m(最高高さ108.1m)
構造:地上S造, 地下RC造、SRC造
敷地面積:10,149.37
建築面積:2,207.75
延床面積:63,120.19
建築主:東京海上火災保険
設計者:前川國男建築設計事務所
施工者:竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体
工期:1970年12月23日着工〜1974年3月12日竣工




名称:東京海上日動 新・本店ビル
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
主要用途:事務所(本店ビル)、駐車場等
階数:地上20階、塔屋2階、地下3階
高さ:約100m
構造:S造、木造、SRC造
敷地面積:約10,147.61
建築面積:−
延床面積:約130,000
建物所有者:東京海上日動
設計者:三菱地所設計
施工者:竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設
工期:2022年10月解体着工〜2024年12月着工〜2028年度竣工予定