
新豊洲におけるまちづくりのイメージ[出典:東京ガス]
東京ガスによる新豊洲のまちづくりのイメージが、東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」の資料に掲載され、2025年に新豊洲エリアで大規模再開発を計画していることが判明しました。イメージ図よりツインタワマンも含む推定高さ180m級の超高層が4棟計画されていることがわかります。この記事では同再開発の推察や現況、地図等を載せています。
東京ガスによる新豊洲のまちづくりについて

ESG型不動産開発の推進[出典:東京ガス]
東京ガスによる新豊洲の大規模再開発は、東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」のESG型不動産開発の推進のページに掲載された新豊洲におけるまちづくりのイメージより判明しています。
▼東京ガス(2023年2月24日)
東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」

東京ガスが保有する豊洲の土地[出典:東京ガス不動産]
東京ガスが保有する豊洲の土地は大きく3つの区域に分かれており、区域2は5.3haの第二種住居地域、1.5haの商業地域、区域4は9.7haの第二種住居地域、区域8は1.7haの商業地域となっています。
※区域1は売却済み
このうち区域2と区域4が今回大規模再開発が判明した場所となります。

新豊洲におけるまちづくりのイメージ[出典:東京ガス]
今のところ上記資料しか情報がありませんが、図から判断すると左の超高層ビルと中央の低層の箱型のビルは区域2、奥のツインタワマンと超高層ビルは区域4で計画されているように見えます。
続報が出るまでは完成予想図から推測することしかできませんが、大規模な再開発が行われ豊洲の超高層ビル群が拡大することは間違いなさそうです。
現況

2020年12月にヘリから撮影した豊洲です。中央で建設中のタワーマンションが「ブランズタワー豊洲」(地上48階、最高高さ180.50m)で、その左下が東京ガスが保有する土地となります。

「ブランズタワー豊洲」から撮影したゆりかもめの「新豊洲」駅周辺です。この方向に東京ガスによる大規模な再開発が計画されていると思われます。

5.3haの第二種住居地域、1.5haの商業地域で構成される区域2です。現在は一条工務店の「豊洲東展示場」、都市型アウトドアパークの「WILD MAGIC」、チームラボプラネッツ TOKYO DMM 豊洲、ライブシアターの「豊洲PIT」などがあります。
まちづくりのイメージを見る限りでは駐車場がある場所あたりに超高層ビル、チームラボや「豊洲PIT」があるあたりに箱型のビルが計画されていると思われます。

9.7haの第二種住居地域の区域4方面です。左から右に横切っている首都高晴海線で、そこに面したL字型の敷地が駐車場や暫定施設となっています。その中にある360度回転する円形劇場の「IHIステージアラウンド東京」は閉館が決定しています。
まちづくりのイメージを見る限りではそのテージアラウンド東京がある場所に超高層ビル、新豊洲駅側にツインタワーマンションが計画されています。
地図
ピンを立てた場所の右側が区域2、左側が区域4となっています。
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