完成イメージ[出典：中央日本土地建物]
大阪の淀屋橋で建設中のオフィスビル「(仮称)淀屋橋プロジェクト（淀屋橋駅東地区都市再生事業）」(地上31階、高さ149.205m)の完成予想図です。低層部には商業施設、最上部に展望テラスがある「淀屋橋」駅直結の超高層オフィスビルとなります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
(仮称)淀屋橋プロジェクトについて
完成イメージ[出典：中央日本土地建物]
「(仮称)淀屋橋プロジェクト」は御堂筋の玄関口となる「淀屋橋」駅直結となるオフィスビルで、規模は地上31階、地下3階、高さ149.205m、敷地面積3,940.82�屐�建築面積2,686.84�屐�延床面積7万2853.77�屐�建築主は中央日本土地建物、京阪ホールディングス、設計者と施工者は竹中工務店で2025年5月竣工、2025年夏頃開業予定となっています。
用途構成[出典：中央日本土地建物]
フロア構成は地下2階〜地上2階が商業施設、4〜8階がオフィスフロア、10〜11階がビジネスラウンジ、12〜29階がオフィスフロア、そして30階が一般来館者が利用可能な商業施設・展望テラスとなります。
展望テラス[出典：中央日本土地建物]
最上階となる30階には中之島や御堂筋の観光・文化配信の機能を担う展望ホールやギャラリーが整備されます。一般来館者も利用可能なフロアとなり、商業施設等も誘致し大阪の街並みを一望できる空間が創出されます。
完成イメージ[出典：中央日本土地建物]
御堂筋沿道街区は高さ50mの基壇部を設けることで統一感のある景観を創出することになっており、「(仮称)淀屋橋プロジェクト」も高さ50m地点に基壇部が形成されます。
ビジネスラウンジ[出典：中央日本土地建物]
その高さ50mとなる10〜11階部分にはビジネスラウンジが設けられ、コワーキングスペースや少人数対応のオフィス、カンファレンス等が整備されます。
基準階平面計画[出典：中央日本土地建物]
オフィスフロアの基準階事務所面積は約1,600�屐別�480坪）で、基準階専有部はアウトフレーム工法により柱のないオフィスレイアウが実現されます。
VOID空間内のリフレッシュスペース[出典：中央日本土地建物]
エレベーターシャフト上部を活用したVOID空間（吹き抜け）内では重力換気により約2回/時間の自然換気が行われます。また、高層階のVOID空間内の一部はリフレッシュスペースとして活用されます。
駅コンコース接続部[出典：中央日本土地建物]
京阪電車・大阪メトロ「淀屋橋」駅とは地下1階で接続し、駅の地下通路も含めて一体的にリニューアルし、駅コンコースや周辺地区への歩行環境を改善します。
立体多目的広場[出典：中央日本土地建物]
駅と接続する地下1階には3層吹き抜けの立体多目的広場を整備し、地上2階までが商業施設となります。また、観光ステーションを整備して駅利用者や観光客へ観光情報の提供・発信を行います。
位置図
位置図[出典：中央日本土地建物]
建設地は御堂筋と土佐堀通が交差する淀屋橋交差点がある角地で、大阪メトロ御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅に直結します。
建設状況
2022年12月7日に淀屋橋交差点から撮影した「(仮称)淀屋橋プロジェクト（淀屋橋駅東地区都市再生事業）」(地上31階、高さ149.205m)の建設地です。2022年7月8日に着工したことが発表されています。
御堂筋沿いの南西側から撮影。中央日本土地建物の「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスの「京阪御堂筋ビル」の共同建替事業となっています。
路地に面した南東側から撮影。左奥にはフェスティバルタワーなど中之島の超高層ビル群が見えています。
土佐堀通沿いの北東側から撮影。御堂筋を超えた西側では昨日のブログに掲載した「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事」(地上29階、高さ134.99m)が建設中で、似たようなデザインの超高層ビルで御堂筋を挟み込むことになります。
地図
物件概要
■物件概要■
事業名：(仮称)淀屋橋プロジェクト
淀屋橋駅東地区都市再生事業
所在地：大阪府大阪市中央区北浜３丁目1番1他(地番)
交通：大阪メトロ御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅直結
用途：事務所、物販店舗、飲食店舗、駐車場
階数：地上31階、地下3階
高さ：149.205m
構造：鉄骨造（一部 鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造）
敷地面積：3,940.82��
建築面積：2,686.84��
延床面積：72,853.77��
建築主：中央日本土地建物、京阪ホールディングス
設計者：竹中工務店
施工者：竹中工務店
工期：2022年7月8日着工〜2025年5月竣工予定
開業：2025年夏頃予定
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