八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:東京都環境局]

 東京駅前の八重洲で計画されている「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約230m)の最新の完成予想図です。東京都環境局より公開された変更届に掲載されました。同再開発は事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル等で構成される約40万峙模の複合施設となります。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は東京駅前の八重洲ブックセンターなどがある場所の再開発で、規模は地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ約230m、敷地面積約1万9600屐延床面積約40万屐∋業者は八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:鹿島建設、 住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産)、基本設計は日建設計で2023年度着工、2028年度竣工、2028年度供用開始予定となっています。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2023年1月31日)
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届

▼三井不動産:ニュースリリース(2021年10月26日)
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ
〜東京駅前・八重洲にて東京の都市再生に貢献するサスティナブルな街づくりを実現〜




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図(南北)
断面図(南北)[出典:東京都環境局]

 フロア構成は地下に「バスターミナル東京八重洲」、低層部に商業施設、インターナショナルスクール、劇場、中高層部にオフィス、そして最上部が居住・滞在施設(サービスアパートメント等)となります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図(東西)
断面図(東西)[出典:東京都環境局]

 外堀通り側が東京駅方面で、裏側となる柳通り側にインターナショナルスクールが配置されます。隣の「東京ミッドタウン八重洲」の裏側には中央区立城東小学校が併設されているのでそれと同じような構造となります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 1階/地下1階平面図
1階/地下1階平面図[出典:東京都]

 1階/地下1階平面図です。図の上が東京駅側です。地下1階で「八重洲地下街」と「東京ミッドタウン八重洲」、「京橋エドグラン」に接続することがわかります。



東京ミッドタウン八重洲 地下平面図
地下平面図[出典:東京ミッドタウン八重洲]

 同再開発ビルは周辺施設と地下で接続されるため、東京駅から東京メトロ銀座線「京橋」駅まで地下だけで行けるようになります。

 また、地下2階に整備される「バスターミナル東京八重洲」は隣の「東京ミッドタウン八重洲」のバスターミナルにも接続します。


バスターミナル東京八重洲 位置図
バスターミナル東京八重洲 位置図[出典:京王電鉄バス]

 「バスターミナル東京八重洲」の運営は京王電鉄バスで、ここ「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は第3期エリアとなります。

 第1期エリアは「東京ミッドタウン八重洲」で2022年9月17日に開業しており、第2期エリアは「東京駅前八重洲一丁目東B地区」で2025年度開業予定となっています。そしてここ第3期エリアは2028年度の開業予定となっており、3ヵ所合計で乗降20バース、待機8バースの大規模バスターミナルとなります。現在、周辺の道路上等で発着している高速乗合バスが順次移行してくる予定となっています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図
位置図[出典:東京都環境局]

 計画地は東京駅前の外堀通り沿いで、南側は鍛冶橋通りに面しています。同再開発は八重洲地下街と接続するため、地下街経由で東京駅に接続します。また、東隣の「京橋エドグラン」にも地下で接続するため東京メトロ銀座線「京橋」駅にも道路を通らずに行けるようになります。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月18日にヘリから撮影した八重洲方面の空撮です。赤い網掛けをした場所が「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約230m)の計画地です。

 北側には高層部に「ブルガリホテル東京」が入る「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ238.2m)、東側には「京橋エドグラン」(地上32階、最高高さ170.41m)、西側には「グラントウキョウ サウスタワー」(地上42階、最高高さ205m)と「パシフィックセンチュリープレイス 丸の内」(地上32階、最高高さ149.8m)がある超高層ビルに囲まれた立地となっています。

 南側には今のところ超高層ビルはありませんが、「日東紡ビルディング」(地上14階、最高高さ62.3m)の解体工事が始まっており、その隣の「八重洲富士屋ホテル」跡地なども合わせて「八重洲二丁目南地区」として超高層ビルが建設されるものと予想されます。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 「八重洲グランルーフ」から撮影した「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。黄土色のビルが「住友不動産八重洲ビル」で、その右側にあるビルが2023年3月31日に営業終了する「八重洲ブックセンター 本店」です。本店は一旦営業終了しますが、同再開発ビルに出店する計画となっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 外堀通りと鍛冶橋通りが交差する鍛冶橋交差点から撮影。角地のビルは「八重洲三井ビルディング」です。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 南東側から撮影。目の前の通りが鍛冶橋通りでこちら側に劇場が入ります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 北東側から撮影。今年の5月から解体工事が始まる予定となっています。









計画名称:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都中央区八重洲2丁目4番、5番、6番及び7番
交通:JR各線「東京」駅
   東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
   東京メトロ銀座線「京橋」駅
用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場 等
階数:地上43階、塔屋1階、地下3階
高さ:約230m
構造:鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積:約19,600
建築面積:約15,700
延床面積:約400,000
事業者:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産
基本設計:日建設計
施工者:−
工期:2023年度着工〜2028年度竣工予定
開業:2028年度予定
総事業費:約3172億円(工事費は約2062億円)