西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース(2019年の資料)[出典:東京都]

 西新宿で計画されているのツインタワーマンション「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の再開発組合が2023年2月1日に設立認可されることが東京都より発表されました。地上63階、高さ約229mの北棟と地上62階、高さ約228mの南棟で構成されるツインタワーマンションが2024年度着工、2031年度竣工予定となっています。この記事では同ツインタワマンの概要や現況、地図等を載せています。




西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
完成予想イメージ(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」は「東京オペラシティタワー」(地上54階、最高高さ234.371m)と「新宿パークタワー」(地上52階、高さ235m)の間で計画されている高さ200mを超える超高層ツインタワーマンションで、左側の北棟の規模は地上63階、塔屋2階、地下4階、高さ約229m、建築面積9,100屐延床面積約18万3782屐右側の南棟の規模は地上62階、塔屋2階、地下4階、高さ約228m、建築面積約1万800屐延床面積約19万4987屐他に9階建ての2棟があり、それら4棟合わせた敷地面積は約2万9800屐∩躅箴果明冖38万3600屬箸いδ饗腟模再開発となっています。

 事業者は西新宿三丁目西地区市街地再開発組合、事業協力者は野村不動産、東京建物、住友商事、首都圏不燃建築公社、前田建設工業で、2023年度の権利変換計画認可を経て、2024年12月に既存建物の解体工事に着手し、2031年11月の度竣工予定となっています。総事業費は2386億7000万円を予定しています。

▼東京都(2023年1月31日)
西新宿三丁目西地区市街地再開発組合の設立を認可します

▼野村不動産(2019年3月18日)
『西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業』都市計画決定のお知らせ(野村不動産 他)



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:新宿区]

 敷地は巨大なツインタワーマンションが建設されるA-1地区と、9階建ての小規模なビルが建設されるA-2地区、A-3地区に分かれています。A-1地区の南側は甲州街道に面しており、A-2地区、A-3地区の東側は十二社通りに面しています。

 また、A-1地区の北東側には約4,500屬箸いβ腟模な広場1号が整備され、北棟と南棟の間には歩行者通路が設けられ、初台駅に接続する既存歩行者デッキと繋がります。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:新宿区]

 A-1地区の超高層ツインタワーマンションとなる北棟の低層部には店舗、南棟の低層部には店舗と事務所が入ります。小規模なA-2地区は店舗と住宅、A-3地区は店舗、町会会館、住宅となります。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
大屋根の完成イメージ(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 少し古い完成予想図のため最新の計画とは異なる部分があると思いますが、A-1地区の北東側に整備される広場には大屋根のあるスペースも計画されています。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
広場の完成イメージ(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 地上から見た広場の完成イメージです。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
水道道路の拡幅イメージ(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 敷地北西側を通る水道道路は拡幅する計画となっています。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
歩行者デッキの完成イメージ(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 北棟と南棟の間には大規模な歩行者デッキが整備され、西隣にある「NTT東日本 新宿本社ビル」(地上30階、最高高さ127m)のデッキと繋がり、そこからオペラシティ経由で京王新線「初台」駅まで行けるようになります。

 2000年に発表された計画では京王新線の新駅を建設し、地上77階、高さ338mの超高層ビルと地上66階、高さ約245m、地上50階、高さ約190mのタワマンションを建設する壮大な計画でしたが、新駅の建設計画はなくなり大幅に規模縮小して地上65階、高さ約235mのツインタワーマンションの計画に変更され、そこから少し規模縮小して現在の地上62階、高さ約229mと地上63階、高さ約228mのツインタワマンで計画が進行中です。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
完成予想イメージ(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 少し古い完成予想図です。今回公開された完成予想図と見比べると若干細くなりデザインにも変更が入っていることがわかります。ちなみにこの高さ約229mと228mはタワーマンション高さランキングのベスト5に入る高さで、完成時のランキングは以下のようになります。ただ、完成までは期間があるので急に他のタワマンが割り込んでくる可能性もあります。

1位:麻布台ヒルズレジデンスB(地上64階、高さ約270m)
2位:麻布台ヒルズレジデンスA(地上53階、高さ約240m)
3位:西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 北棟(地上63階、高さ約229m)
4位:西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 南棟(地上62階、高さ約228m)
5位:虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(地上54階、最高高さ221.55m)




西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図(2019年の資料)[出典:野村不動産]

 計画地は京王新線「初台」駅の北東側で「NTT東日本 新宿本社ビル」の歩行者デッキと「オペラシティ」を経由することで駅まで繋がります。計画地の南東側は甲州街道に面しており上空には首都高新宿線が通っています。




西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月18日にヘリから撮影した新宿の超高層ビル群で「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画地に赤い網掛けをしました。

 計画地の左側の超高層ビルは「NTT東日本 新宿本社ビル」(地上30階、最高高さ127m)と「東京オペラシティタワー」(地上54階、最高高さ234.371m)、右側は「新宿パークタワー」(地上52階、高さ235m)で、その間が計画地となっているため、ここで途切れていた超高層ビル群が繋がることになります。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業

 六本木ヒルズの展望台から見た新宿の超高層ビル群です。左側のちょうど超高層ビル群が途切れる場所に「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の超高層ツインタワーが建設されます。新宿の超高層ビル群は今もまだ拡大を続けています。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業

 敷地南東側の甲州街道沿いから撮影した「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面で、目の前は首都高新宿線の高架があります。甲州街道沿いにある茶色のマンションから奥が計画地で、こちら側に地上62階、高さ約228mのタワーマンションとなるA-1地区の南棟が建設されます。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業

 敷地北東側を通る十二社通りから撮影。三角形に塗られた黄色のビルまでが計画地で、この角地は地上9階、高さ35mのビルが建設されるA-2地区となります。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業

 敷地北西側を通る角筈和泉町線から撮影。玉川上水新水路の跡を埋め立ててつくられたため水道道路とも呼ばれています。この辺りにA-1地区の大規模な広場が整備されます。



西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業

 敷地北西側から撮影。都営バスがある「東京都交通局 新宿支所」の隣にあるマンションまでがA-1地区の敷地で、こちら側に地上63階、高さ約229mの北棟が建設されます。敷地内にはかなりの既存住居があるため地権者住宅もかなりの戸数となりそうです。









事業名:西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 A-1地区(北棟・南棟)
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目8〜19番
交通:京王新線「初台」駅
用途:住宅、店舗、事務所、生活支援施設、駐車場、保育所等
総戸数:合計約3200戸
階数:地上63階、塔屋2階、地下4階(北棟)
   地上62階、塔屋2階、地下4階(南棟)
高さ:約229m(北棟)
   約228m(南棟)
構造:RC造 一部S造
敷地面積:約29,800
建築面積:約9,100屐碧姪錙
     約10,800屐米酖錙
延床面積:約183,782屐碧姪錙
     約194,987屐米酖錙
建築主:西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合
事業協力者:野村不動産、東京建物、住友商事、首都圏不燃建築公社、前田建設工業
設計者:−
施工者:−
工期:2024年12月解体工事着手〜2031年11月竣工予定
総事業費:2386億7000万円