芝浦プロジェクト S棟

 芝浦で建設中の「芝浦プロジェクト S棟」(地上43階、高さ228.88m)です。2023年1月20日に芝浦運河越しに撮影しました。タワークレーン4基で地上部の鉄骨が組まれ始めています。同ビルは商業・オフィス・ホテル「フェアモント東京」で構成される複合施設となり、将来的には北隣にある「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)も建替えられ高さ約230mの超高層ツインタワーとなります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




芝浦プロジェクト 外観イメージ図
外観イメージ図[出典:野村不動産]

 「芝浦プロジェクト」は「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)の建替事業で、地上43階、高さ228.88mの鬼S棟(左)と地上45階、高さ227.28mの挟N棟(右)で構成される巨大なツインタワーとなります。

 各棟の規模はS棟が地上43階、地下3階、高さ228.88m、N棟が地上45階、地下3階、高さ227.28mで両棟合わせた敷地面積は4万104.29屐建築面積は2万8192.39屐延床面積は55万1437.56屬箸覆辰討い泙后7築主は野村不動産と東日本旅客鉄道、設計者は槇総合計画事務所と清水建設、S棟(鬼工事)の施工者は清水建設で2025年2月竣工予定、N棟(挟工事)の施工者は未定で2027年度着工、2031年3月31日竣工予定となっています。



芝浦プロジェクト 断面図
断面図[出典:野村不動産]

 S棟の低層部は商業施設、中層部はオフィスフロア、高層部はホテルで、オフィスフロアには野村不動産グループの本社機能が移転予定となっており、N棟の低層部は商業施設、中層部はオフィスフロア、高層部は住宅となります。建築物環境計画書制度によると住宅は賃貸で144戸となっています。

 S棟高層部に入るホテルは、欧州最大手のホテルグループ「アコー」のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本初進出し「フェアモント東京」が2025年度に開業予定となっています。スイートを含む全219室のゲストルームと3つのレストランとバー、スパ、フィットネスセンター、プール、バンケット、カンファレンス、チャペルを備えるホテルとなります。



芝浦プロジェクト 緑化計画図
緑化計画図(配置図)[出典:東京都環境局]

 「芝浦プロジェクト」の配置図です。S棟とN棟の間には「(仮称)セントラルプラザ」が整備され、芝浦運河沿いに整備されるテラスと一体的な広場空間となります。また、敷地内の西側(左側)を縦に横切っている細い線は東京モノレールで、その高架下を通る歩行者専用通路が西側に整備されます。



芝浦プロジェクト 外観イメージ図
外観イメージ図[出典:公式HP]

 S棟とN棟の間に整備される「(仮称)セントラルプラザ」とテラスの完成予想図です。テラスの左側には船着場も整備されます。



芝浦プロジェクト 外観イメージ図
外観イメージ図[出典:公式HP]

 浜松町駅に一番近い側には大きな屋根のある空間が整備され、浜松町駅から続く歩行者専用の自由通路との接続部となります。歩行者通路沿いには店舗スペースも用意されます。



南口自由通路 鳥瞰イメージ
南口自由通路 鳥瞰イメージ[出典:野村不動産]

 浜松町駅から同再開発まで繋がる「南口自由通路」の鳥瞰イメージです。



南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ
南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ[出典:野村不動産]

 現在の浜松町駅に繋がる自由通路には階段しかありませんが、新しい「南口自由通路」はバリアフリー対応となります。



芝浦プロジェクト スカイラウンジ
スカイラウンジ[出典:野村不動産]

 地上28階の高さ約138m地点にはオフィスワーカー専用のスカイラウンジが配置されます。



フェアモント東京
フェアモント東京[出典:野村不動産]

 オフィスフロアの上階はホテル「フェアモント東京」となり、セットバックした部分には東京湾方面を望めるテラスが設置されます。



芝浦プロジェクト 外観イメージ図
外観イメージ図[出典:野村不動産]

 レインボーブリッジ上空あたりから見た完成予想図です。



芝浦プロジェクト 外観イメージ図
外観イメージ図[出典:公式HP]

 北西側上空から見た完成予想図です。高さ230m近い巨大なツインタワーが東京湾近くにそびえ立つことになります。




芝浦プロジェクト 位置図
位置図[出典:野村不動産]

 建設地はJR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅の南東側に位置しており、駅からは敷地までは屋根付きの歩行者専用通路「南口自由通路」が再整備されます。敷地内の接続部には庇(ひさし)が設置されるため駅まで雨に濡れずにアクセスできるようになり、建替工事中の「世界貿易センタービル」内に整備されるステーションコアを経由することで、都営大江戸線・都営浅草線「大門」駅にも行けるようになります。

 また、敷地から見て南東側にあるゆりかもめ「日の出」駅と北東側にあるゆりかもめ「竹芝」駅も徒歩圏にあります。




芝浦プロジェクト S棟

 2023年1月20日に芝浦運河に架かる仮設の人道橋から撮影した「芝浦プロジェクト S棟」(地上43階、高さ228.88m)の建設地です。地上部の鉄骨が組まれ始めています。



芝浦プロジェクト S棟

 南東側から撮影。背後の「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」(地上40階、高さ165.9m)は現在建設中のS棟が完成すると解体工事が始まり、挟工事として「芝浦プロジェクト N棟」(地上45階、高さ227.28m)へ建替えが行われます。S棟の高層部はホテル「フェアモント東京」となりますが、N棟の高層部は住宅フロアとなります。



芝浦プロジェクト S棟

 S棟の建設地にズームです。今はプレハブ事務所に隠れて鉄骨は少ししか見えません。



芝浦プロジェクト S棟

 そのプレハブ事務所の端には外装モックアップが設置されています。



芝浦プロジェクト S棟

 南隣にあるツインタワー「シーバンス」(地上24階、高さ106m)前の広場から撮影。



芝浦プロジェクト S棟

 南西側から撮影。1〜3階部分の鉄骨を組んでいることがわかります。



芝浦プロジェクト S棟

 敷地西側を通る東京モノレールがある場所も同再開発の敷地の一部で、こちら側では歩行者通路の整備工事が行われています。先に完成させ現在の歩行者通路からこちらの通路に変更になるものと思われます。



芝浦プロジェクト S棟

 東京モノレールの車内から撮影。



芝浦プロジェクト S棟

 かなり巨大なビルなので標準レンズでは入り切りませんでした。



南口自由通路 芝浦側昇降口

 浜松町駅に繋がる既存の自由通路の隣では新しい南口自由通路の建設が始まっています。現在の自由通路は階段しかありませんが、新しい自由通路はバリアフリー対応となります。









芝浦プロジェクト 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。

■物件概要■
仮称:芝浦プロジェクト
計画名:(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事
所在地:東京都港区芝浦一丁目1番1 他51筆
交通:JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅
   東京モノレール「浜松町」駅
   都営大江戸線・浅草線「大門」駅
   ゆりかもめ「日の出」駅
用途:事務所、商業施設、ホテル、住宅(約144戸)、駐車場
階数:地上43階、地下3階(鬼S棟)
階数:地上45階、地下3階(挟N棟)
高さ:228.88m(鬼S棟)
高さ:227.28m(挟N棟)
構造:S造 一部 RC造、SRC造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:40,104.29
建築面積:28,192.39
延床面積:551,437.56
建築主:野村不動産、東日本旅客鉄道
設計者:槇総合計画事務所、清水建設
施工者:清水建設(鬼工事)
    未定(挟工事)
工期:2021年9月1日着工〜2025年2月竣工予定(鬼工事)
   2027年度着工〜2031年3月31日竣工予定(挟工事)
公式HP:https://www.shibauraproject.com/