東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 三田エリアで一番高い超高層オフィスビル「東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟-1)」(地上42階、高さ215m)です。2023年1月2日に田町駅に繋がるペデストリアンデッキから撮影しました。住友不動産によるオフィスビルで2023年初旬の竣工予定となっています。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー 外観完成予想図
外観完成予想図[出典:住友不動産]

 「東京三田再開発プロジェクト三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業)」はオフィスや住宅、学校など複数の建物で構成される大規模再開発で、オフィスビルの規模は地上42階、塔屋1階、地下4階、高さ215m、敷地面積1万9170屐建築面積8,140屐延床面積19万9709屐建築主は三田三・四丁目地区市街地再開発組合(参加組合員:住友不動産)、設計者は久米設計、施工者は大林組で2023年初旬の竣工予定となっています。国家戦略特区として高さ制限が緩和されており周辺エリアでは最も高い超高層ビルとなります。

 左後ろに描かれているビルは同じ住友不動産による「住友不動産三田ツインビル西館」(地上43階、最高高さ179.3m)で、同じ赤色を使った似たようなデザインのためツインタワーのように見えますが、少し離れた場所にツインビルのもう片方となる東館が既に存在しています。



東京三田再開発プロジェクト 配置図
配置図[出典:東京都]

 各棟の配置図です。複合棟1がメインのオフィスタワーで住宅棟は高台に位置しています。住宅棟と複合棟1の間には急な傾斜地があり、そこには緑地が整備されます。また、複合棟2は聖徳大学による幼稚園と専門学校で、元々校舎があった場所には広場が整備されます。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー 外観完成予想図
建物基壇部完成予想図[出典:住友不動産]

 同再開発では札の辻交差点に架かる「札の辻歩道橋」と接続され、その歩道橋は東側(海側)にある「札の辻橋」まで延伸され、西側は高台側まで行けるようになります。



東京三田再開発プロジェクト 完成予想図
完成予想図[出典:住友不動産]

 その歩道橋から見上げたオフィスタワーの完成予想図です。現在の歩道橋とは全く外観が異なるため架け替えになるはずですが、1月2日時点で歩道橋の工事は何も始まっていませんでした。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー 建物基壇部完成予想図
エントランスホール完成予想図[出典:住友不動産]

 エントランスホールの完成予想図です。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー エントランスホール完成予想図
エントランスホール完成予想図[出典:住友不動産]

 L字型のエントランスホールとなり傾斜地側には芝桜も植えられる計画となっています。隣の西館も芝桜が植えられるため三田の名所になるかもしれません。



東京三田再開発プロジェクト 斜面緑地完成予想図
斜面緑地完成予想図[出典:住友不動産]

 その傾斜地には緑地が形成され遊歩道も整備されます。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー エントランスホール完成予想図
スカイロビー完成予想図[出典:住友不動産]

 オフィスタワーの27階に設置されるスカイロビーからは東京タワーなど東京都心の超高層ビル群を見渡せます。




東京三田再開発プロジェクト 基準階平面図(7F)
基準階平面図(7F)[出典:住友不動産]

 低層階の基準階平面図です。セットバック前の低層フロアのため貸室面積はかなり広く、最大幅は約90mで貸室面積は1203.68坪(3,979.02屐砲箸覆蠅泙后



東京三田再開発プロジェクト 基準階平面図(35F)
基準階平面図(35F)[出典:住友不動産]

 高層階の35階基準階平面図です。高層階は低層階よりも狭くなりますが、それでも貸室面積は889.98坪(2,942.02屐砲箸なりの広さがあります。東京タワーも望めるオフィスフロアで、排気ダクトスペースが用意されているためミニキッチンの設置も可能となっています。また、上下階を借りれば内階段の設置も可能です。




東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 2023年1月2日に北東側から撮影した「東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟-1)」(地上42階、高さ215m)です。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 北側と東側の低層部ではまだお正月だったにも関わらずデッキ部分の工事が行われていました。このデッキは札の辻交差点の架かる歩道橋と西側の高台側に繋がる予定となっています。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 南東側から撮影。南側には「住友不動産三田ツインビル西館」(地上43階、最高高さ179.3m)があることから、南側の事務室は少なめになっています。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 「東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー」と「住友不動産三田ツインビル西館」の間から見上げた様子です。低層部でセットバックする形状となっています。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 高台側にエレベーターで移動したところから撮影。住宅棟-1の工事に伴い1月23日〜5月中旬までエレベーターは使用停止となります。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 2022年12月29日に六本木ヒルズの展望台から撮影。西館とツインタワーのように並んでいますが、「東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー」の右後ろにチラッと見えているビルがツインタワーのもう片方である東館です。



東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー

 2023年1月11日に「恵比寿ガーデンプレイスタワー」から撮影。手前は白金高輪駅周辺のタワマン群で、同再開発ビルと西館の裏側が見えています。ちょうど一番太く見える角度にはなっていますが、かなりの大きなオフィスビルということがわかります。




東京三田再開発プロジェクト・住宅棟1

 2023年1月2日に撮影した「東京三田再開発プロジェクト・住宅棟1」(地上9階、高さ31.5m)です。ここからは丹下作品のクウェート大使館が見えていましたが、今はもう見えなくなっています。



東京三田再開発プロジェクト・住宅棟1

 高台に登ったところから撮影。建設地は「旧東急アパート本館・別館」の跡地で地上部の建設が始まるまでは東京タワーなどもここから見えていました。



東京三田再開発プロジェクト・住宅棟1

 高台側から撮影。建築物環境計画書制度によると分譲202戸、賃貸22戸となっています。また、上部を見ると階段状にセットバックしているため、ルーフバルコニーがある住戸が多く設定されそうです。



東京三田再開発プロジェクト・住宅棟1

 建設地は聖坂に面した坂道となっています。




聖徳大学三田幼稚園・聖徳大学幼児教育専門学校

 2023年1月2日に撮影した「東京三田再開発プロジェクト・複合棟2」(地上7階、高さ28.5m)として建設中の聖徳大学です。



聖徳大学三田幼稚園・聖徳大学幼児教育専門学校

 1、2階が聖徳大学三田幼稚園、3階からが聖徳大学幼児教育専門学校となります。全体の竣工予定は2024年7月ですが、校舎部分は2023年4月から使用開始されます。



東京三田再開発プロジェクト

 隣には地下駐車場への出入口も見えるようになっていました。



聖徳大学・聖徳大学大学院・聖徳大学幼児教育専門学校

 現地には「聖徳大学・聖徳大学大学院・聖徳大学幼児教育専門学校」の銘板もありました。ただ、公式HPを見る限りでは大学と大学院はなく幼稚園と専門学校だけのように見えます。






 建設地は田町駅・三田駅の西側の「札の辻交差点」に面した場所で、JR山手線・京浜東北線「田町」駅からは徒歩5分、都営三田線・浅草線「三田」駅からは徒歩3分となっています。ただ、三田駅に一番近いA2出入口は「(仮称)春日ビル建替計画」(地上20階、高さ99.76m)の建設により閉鎖中のため、そこが完成するまでは少し遠くなります。




東京三田再開発プロジェクト 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。完了予定が2023年12月中旬から2026年4月30日に変更になっています。住友不動産のHPでは2023年初旬竣工予定となっているので、23年初旬がビル本体の完成時期で、26年4月30日は緑地等の外構を含めた完成時期かと思います。

■物件概要(複合棟-1)■
仮称:東京三田再開発プロジェクト
計画名称:(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事
所在地:東京都港区三田三丁目11番2他
交通:JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩5分
   都営三田線・都営浅草線「三田」駅徒歩3分(A2出入口は閉鎖中のため現在は3分以上)
用途:事務所、貸会議室等、店舗、駐車場
階数:地上42階、塔屋1階、地下4階
高さ:215m
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:19,170.29
建築面積:8,140
延床面積:199,709.90
建築主:三田三・四丁目地区市街地再開発組合
参加組合員:住友不動産
設計者:久米設計
施工者:大林組
工期:2019年10月中旬着工〜2023年初旬竣工予定