都営三田線「芝公園」駅前に新規の超高層オフィスビル「(仮称)芝二丁目計画」(地上21階、高さ120m)が建設されることが建築計画のお知らせより判明しました。建築主は住友不動産で2023年5月22日着工、2025年7月15日竣工予定となっています。この記事では同ビルの概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
(仮称)芝二丁目計画について
計画地は日比谷通り沿いの芝園橋交差点のある角地で、都営三田線「芝公園」駅のA1出口の目の前に位置しています。計画規模は地上21階、地下2階、高さ120m、敷地面積4,245.37�屐�建築面積2,166.20�屐�延床面積3万9947.43�屐�建築主は住友不動産、設計者は日建設計、施工者は竹中工務店で2023年5月22日着工、2025年7月15日竣工予定となっています。
これは現地に設置されている消防隊進入経路の図で、黒い太枠で囲まれた部分で既存ビルの解体工事が行われています。敷地面積的に図の下側にある「芝園ビル」も計画地に含まれている可能性があります。また、図の上の少し凹んでいる部分は広場だけある「港区立芝園児童遊園」となっています。
位置図
計画地は都営三田線「芝公園」駅のA1出口の目の前の赤い網掛けをした場所で、住友不動産のオフィスビル「住友芝公園ビル」(地上15階、高さ59.95m、1985年12月竣工)などがあった場所となっています。
既存建物解体状況
既存ビルの芝公園ビル・芝公園ハイツ・芝園荘の地上解体工事のお知らせです。発注者は住友不動産、解体の施工者は竹中工務店で解体工期は2023年3月31日までとなっています。解体工事のお知らせ設置当初は2022年4月30日までの解体工期だったのが11ヵ月ほど延びています。
解体工事が始まる前の2021年5月8日に撮影した「住友芝公園ビル」(地上15階、高さ59.95m)です。
1985年12月の竣工でまだまだ現役で使えそうなビルでした。
計画地内にあった「芝公園ハイツ」(地上13階、高さ38.80m)です。
路地を入った角地にあった「芝園荘」(地上2階、高さ10.00m)です。
2021年12月30日に撮影した解体工事中の「住友芝公園ビル」です。
2023年1月2日に南西側にある歩道橋から撮影した「(仮称)芝二丁目計画」(地上21階、高さ120m)の計画地です。
既存建物である「住友芝公園ビル」「芝公園ハイツ」「芝園荘」の地上部の解体工事は全て終わっているように見えました。解体工事のお知らせは地上解体工事となっていますが、11ヵ月伸びた解体工期で地下部の解体を行っているものと思われます。
「芝園荘」があった南東側から撮影。奥には東京タワーが見えています。
北側から撮影。1階部分の一部が閉鎖されている「芝園ビル」も計画地に含まれている可能性があります。
仮囲いの中です。地部分の解体工事が行われているようでした。
三田方面から続く超高層ビル群を厚くする一棟となりそうです。
2022年11月19日に東京タワーのトップデッキから撮影した「(仮称)芝二丁目計画」の計画地です。
少し広角で撮影。矢印の場所が「(仮称)芝二丁目計画」の計画地となっています。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名：(仮称)芝二丁目計画
所在地：東京都港区芝２丁目31-3,他
交通：都営三田線「芝公園」駅
用途：事務所、集会場、駐車場
階数：地上21階、地下2階
高さ：120m（最高120m）
構造：鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：4,245.37��
建築面積：2,166.20��
延床面積：39,947.43��
建築主：住友不動産
設計者：日建設計
施工者：竹中工務店
工期：2023年5月22日着工〜2025年7月15日竣工予定
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