
GoogleMapに加筆
「新潟三越」跡地で計画されている複合施設の概要が明らかになりました。地上37階建てで低層部に商業施設、オフィス、高齢者向け住宅、中高層部が共同住宅となるタワーマンションで計画されています。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。
新潟三越跡地について

施設イメージ[出典:新潟放送]
2020年3月22日に閉店した「新潟三越」は新潟市の総合建設業の「廣瀬」と「東京建物」が所有権を取得しており、跡地には地上37階建ての複合施設が計画されています。フロア構成は1〜3階に商業施設、4〜6階にオフィス、7〜9階に高齢者向け住宅、10〜37階が350戸の共同住宅で、6階屋上には屋上庭園が設けられ、地下街の「西堀ローザ」に接続します。また、隣接地には7階建ての駐車場を整備し、連絡通路で結ぶ計画となっています。
総事業費は約325億円で、そのうち68億円を市街地の再開発事業の一環として新潟市が補助する想定となっています。着工などのスケジュールは不明ですが2029年に供用開始予定となっています。
▼テレビ新潟(2022年12月16日)
「新潟三越」跡 再開発ビルには屋上庭園 新潟市が約68億円補助へ
※ リンク先はYahooニュース
▼新潟放送(2022年12月16日)
経済効果は300億円 『新潟三越』跡地の再開発 新潟市の税収“25年で85億円”見込む
※ リンク先はYahooニュース
位置図

GoogleEarthに加筆
場所は新潟駅から北西へ約2キロくらいの場所に位置しており、計画地の北側には中央区役所やレストラン、オフィスフロアで構成される「NEXT21」があります。
現況

「新潟日報メディアシップ」の20階にある展望フロアから撮影した北西側の眺めです。矢印を入れた場所が「新潟三越」で、ここに37階建てのタワーマンションが計画されています。

「新潟三越」にズームです。右の塔屋が尖ったビルが「NEXT21」(地上21階、高さ128m)で、そのすぐ後ろに見えているタワーマンションは「グランドメゾン西堀通タワー」(地上29階、高さ111.35m)です。
建設されるタワーマンションの高さは不明ですが、階数から推定すると高さ130mくらいになることが予想され、新潟県で最も高い「万代島ビル」の最高高さ140.5mを超えることはないと思われますが、37階という階数は新潟県で1位となります。
左に見えている少し大きな建物は「日本海タワー」で2014年6月30日までは展望台として営業していました。

2013年にその「日本海タワー」から撮影。当時は「新潟三越」が営業していたいので三越のマークもありました。

「万代島ビル」(地上31階、最高高さ140.5m)の31階にある無料展望室から撮影。将来的には3棟の超高層が並ぶ姿を見ることができそうです。
地図
物件概要
仮称:新潟三越跡地計画
所在地:新潟県新潟市中央区西堀通5番町
交通:JR「新潟」駅
用途:商業、オフィス、高齢者向け住宅、共同住宅、駐車場
総戸数:350戸
階数:地上37階
高さ:−
敷地面積:−
建築面積:−
延床面積:−
所有権:廣瀬、東京建物
設計者:−
施工者:−
工期:2029年供用開始予定
- カテゴリ
- 新潟県